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[CES 2017]Razer初のPS4用ゲームパッド「Raiju」。2万円超級のPS公式ライセンス取得済み入力デバイスに触ってきた
Raijuは,PlayStation 4(以下,PS4)の純正ゲームパッドである「D
Razerによると,日本での販売は未定だそうだが,注目度の高い製品にせっかく触れたので,気付いたことをレポートしてみたい。
ショルダー部分では,[R2/L2]トリガーの横に,小さなボタンが置いてあり,両トリガーボタンにかけた指を伸ばすようにして押すような操作イメージになる。成人男性としては手の小さい筆者でも,問題なく押せたのだが,人によっては指が届きにくいと感じるかもしれない。
背面側の追加ボタンは,「Xbox Elite Wireless Controller」の背面パドルとはだいぶ印象が異なる。何と言うか,「Xbox 360 Wireless Controller」のアナログトリガーが背面にあるかのような触り心地だった。
なお,使わないときはロックを解除して取り外せると聞いていたが,展示機ではなぜか外れなかったので,外した状態は確認できていない。
もう1か所の追加ボタンは,左右グリップの間にある「Quick Control Panel」にある。。ここには4個のボタンが並んでいるが,握った状態で右端がRaijuに接続したヘッドセットの音量調整用で,右から2番めはマイクのミュートボタンだ。ただ,左端と左端から2番めのボタンは,見ただけだと,何をするためのものか分からない。
そこで,Raijuに詳しいスタッフを呼んで確認したところ,左端のボタンは,各ボタンやトリガーの機能割り当てをカスタマイズするためのもので,左から2番めのボタンは,Raiju内に保存したボタン割り当てのプロファイルを切り替えるものとのことだった。ちなみに,プロファイルは2つ保存できるそうだ。
冒頭でも触れたとおり,価格はなかなか強烈で,仮に日本市場へやってきた場合,どれくらいの金額になるかと想像すると,ちょっと恐ろしくもある。また,Razer製ゲームパッドの“実績”から,耐久性に不安を覚えている人もいるはずで,なんとも導入のハードルは高そうというのが正直なところだ。
ただ,「PS4公式ライセンス取得済みでカスタマイズ可能なゲームパッド」というのは,やはり魅力的であり,その点に惹かれるのであれば,国内発売を待つ価値があるだろう。
PS4対応のアーケードスティック「Panthera」
Razer初のPS4およびPlayStation 3両対応アーケードスティック「Razer Panthera」(以下,Panthera)の実機も,Razerブースで展示を確認できた。こちらは米国市場だとメーカー想定売価199.99ドル(税別,2017年1月7日時点の為替レートで計算して約2万3155円)で販売中である。
Pantheraは,PS4対応のためにタッチパッドを搭載しているのが特徴だ。また,ボタンの交換整備がしやすいように,ボタンとPanthera本体をつなぐケーブルの接点部分に,取り外しやすいような工夫が入っていた。これはメンテナンスが楽そうだ。
筆者は格闘ゲームをプレイしないので,使用感の評価はできないのだが,RazerのPS4用アーケードスティックというだけで惹かれる人はいるのではなかろうか。
RazerのRaiju公式Webページ(英語)
RazerのPanthera公式Webページ(英語)
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