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[PgUp/PgDn]キーも備えた75%キーボード「BlackWidow V4 75%」や,乾電池1本で動くマウス「Viper V3 HyperSpeed」がRazerから
9月29日に発売となる製品ラインナップと税込価格は以下のとおり。各製品とも,予約受付は始まっている。
- Razer BlackWidow V4 75%:75%ワイヤードキーボード(日本語配列,英語配列),3万1900円
- Razer BlackWidow V4 75%(White Edition):75%ワイヤードキーボード(日本語配列,英語配列),3万3480円
- Razer Mechanical Switches Pack(Green Clicky Switch):交換用キースイッチセット,4090円
- Razer Mechanical Switches Pack(Orange Tactile Switch):交換用キースイッチセット,4090円
- Razer Mechanical Switches Pack(Yellow Linear Switch):交換用キースイッチセット,4090円
- Razer Viper V3 HyperSpeed:ワイヤレスマウス,1万1800円
- Razer HyperPolling Wireless Dongle:USBワイヤレスアダプタ,4990円
- Razer Wireless Control Pod:ダイヤル型ワイヤレスコントローラ,8180円
BlackWidow V4 75%
BlackWidow V4 75%とは,2023年7月に発売となった「Razer BlackWidow V4」シリーズのバリエーションモデルで,10キーやいくつかのキーを省略することで,フルキーボードと比べて幅を75%程度に縮小した10キーレスキーボードである。60〜65%サイズのキーボードよりは,少し横幅が広くなるものの,[Page Up/Page Down]キーや[Delete]キーといったキーは右端に残っているので,これらのキーを必要とする人や,「VALORANT」など一部ゲームタイトルのプレイヤーには歓迎されそうだ。
BlackWidow V4 75%におけるもうひとつの特徴は,キースイッチを基板上から取り外して,ユーザーが任意のキースイッチに交換できる「キースイッチ交換機能」を備えている点である。よく使うキーと使用頻度の低いキーでスイッチを変えてミスタイプを減らしたり,調子の悪いキーだけスイッチを交換したりできるわけだ。
標準装備のキースイッチは,押し込んだときにクリック感のあるものの,打鍵音は静かな「Orange Tactile Switch」(以下,オレンジ軸)であるが,交換用のキースイッチにはオレンジ軸だけでなく,明確な打鍵感と打鍵音のある「Green Clicky Switch」(緑軸),リニアな打鍵感で音も比較的静かな「Yellow Linear Switch」(黄軸)の2種類も用意されている。
サイズとキースイッチ以外の主な特徴は,ほかのBlackWidow V4シリーズと同じで,ダイヤル型コントローラ「Razer Command Dial」や独立メディアボタンを備える点や,打鍵音を抑える消音フォームを内部に組み込む点なども継承している。
ワイヤードキーボードとしては,3万円を超える価格がハードルになる点は否めないものの,[Page Up/Page Down]キーを備えながら横幅が小さめのメカニカルキーボードに惹かれる人は少なくなさそうだ。
Viper V3 HyperSpeed
ワイヤレスマウスのViper V3 HyperSpeedは,9月14日に世界市場向けに発表されたばかりの製品である。冒頭でも触れたとおり,単三乾電池1本で動くにもかかわらず,連続動作時間が最大280時間に達するというスタミナぶりが特徴だ。
上から見た本体形状は左右対称であるが,サイドボタンは左側面だけにあるので右手用レイアウトのマウスである。
搭載センサーに,Razerの最新世代光学センサー「Focus Pro 30K Optical Sensor」を採用しているので,スペック的には,より高価なRazer製ハイエンドマウスと変わらない。マウスパッドを変えても,一貫したリフトオブディスタンスを維持できる「スマートトラッキング」機能や,マウスを持ち上げて斜めに傾いている状態でもトラッキングできる仕様なども,ハイエンドマウスから継承している。
本製品は,付属のUSBワイヤレスアダプタを用いてPCと接続する場合は,USBレポートレート(ポーリングレート)が最大1000Hzであるが,別売りのUSBワイヤレスアダプタ「Razer HyperPolling Wireless Dongle」を使用すると,USBレポートレートを最大4000Hzに引き上げられる。少しでもマウス入力の遅延を減らしたいというeスポーツゲーマーなら,Viper V3 HyperSpeedとセットで使う価値があるかもしれない。
そのほかにもRazerは,PCとワイヤレス接続して音量調整やRazer Chroma対応デバイスの輝度変更などに使えるダイヤル型コントローラ「Razer Wireless Control Pod」も発売する。
Wireless Control Podは,Bluetooth 5.1またはBluetooth LEでPCやスマートフォンと接続できる入力デバイスだ。単4乾電池2本で動作し,ダイヤルの回転だけでなく,上から押し込む入力操作も可能である。
各操作への機能割り当ては,PC用のRazer Synapseアプリや,スマートフォン用のRazer Audioアプリから行えるとのことだ。
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