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本邦初公開。AMDのイベントで公開された「G13 Advanced Gameboard」を写真で見る
Belkinのn52teより二回り以上大きなG13
ハードウェアレベルの作り込みが目を引く
北米での発表時,そして国内発表時にお伝えしているとおり。ざっくり説明すると「25のキーとジョイスティックに,最大87のコマンドを割り当てられ,設定の一部を本体側のフラッシュメモリに保存することで,ドライバレスでも利用できるキーパッド」だが,実際のところ,エンドユーザーがカスタマイズできるキーとボタンの数は,
- 「Gキー」×22
- 親指で操作するボタン×2
- ジョイスティックのセンターボタン
- ジョイスティック4方向
の,計29。これを,「Gキー」と,Gシリーズのキーボード製品で共通して採用されてきた液晶パネル「GamePanel LCD」との間に用意された三つの[M]ボタンで切り替えることで,29×3=87コマンドの利用が可能になっている。[M]ボタンは4連だが,右端の[MR]ボタンは「Macro Record」(マクロレコード)用で,いわゆるクイックマクロ登録用だ。
面白いのは,n52teと比べて高さがずいぶんと低い点だが,これは「手のひらをゆるいV字型で固定した状態が,最も疲れないポジションになる」(ロジクール)ためとのこと。リリースの時点から,使い勝手にはかなりの自信を窺わせる同社だが,セッション中にも,使いやすさに関する言及が目立っていた。
底面には大きめの滑り止めが六つ貼られている |
背は,n52teと比べるとずいぶん低い |
マクロの登録周りは,「簡単に使えることをモットーに開発した」とのことで,目で見てすぐ分かるものになっている。キープロファイラを開き,コマンドを登録したいキーを選べば,すぐに単機能やマクロを登録できるため,迷うことはまずなさそうだ。
なお,キープロファイラでは,16万通りから選べるというバックライトの色や,G13本体に内蔵するフラッシュメモリへの保存,ゲームやアプリケーションごとのプロファイル管理なども行える。
以上,駆け足で眺めて来たが,全体的に,これまであった左手用キーパッドをよく研究して作られた印象で,ハードウェア,ソフトウェアとも,完成度は非常に高そうだ。「親指をどう使うか,何に使うか」と,その大きさをどう判断するかで,最終的な評価は変わってきそうだが,いずれにせよ,左手用キーパッドを好むゲーマーや,ゲームのコマンド操作でラクをしたい人にとって,本命視できるレベルの製品が登場したとはいえそうである。
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