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3月発売,ターン制,頭脳戦! 「三國志11」最新情報が公開に
コーエーは本日1月27日13時,本作の追加情報を発表した。第一報の内容が寂しかった分,今回の情報は多岐にわたり,しかも2006年3月発売のアナウンスという嬉しいオマケつきだ。
今回の追加情報は,大きく分けて四つ。“ターン制の採用&箱庭内政” “ノックバックを利用した駆け引きの楽しめる戦闘” “研究して開発できる「技巧」” “シナリオ”だ。それぞれ,リリースの文面を画像と共に紹介していこう。
1.一枚マップとターン制の融合が、新たなシミュレーションゲームを創造する!
3D一枚マップという情報から,「三國志IX」および「信長の野望・革新」の流れを汲み,(半)リアルタイム制が採用されていると思われていた本作だが,なんとターン制とのこと。ただ,システム的にはやはり革新に近く,箱庭タイプの内政というのには,喜んでいる人も多いだろう。
なお1ターンの期間だが,10日刻み,つまり1か月が3ターンに分かれている。
空間はシームレスなのに,時間は刻まれている。このマッチングの妙がどのようなゲームプレイにつながるのか,実に楽しみだ。
2.外に突き出す!中に引き込む!戦法を駆使した頭脳的な戦闘を実現!
また、マップ上に「軍事施設」や「罠」を建設できるほか、破壊すると水攻めができる「堤防」などの自然発生ギミックが登場します。ノックバック戦法で敵を追い込み、強力な火罠を発動させて一網打尽にするなど、より頭脳的な戦闘シーンを提供します。
3Dマップ+ターン制というのが本作の土台とするなら,この戦闘システムは本作の柱といえるだろう。本作のプロデューサーである北見氏へのインタビューで判明したのだが,本作のコンセプトは「戦いの技巧」であり,つまりこの,戦場での駆け引きが,本作の中心となっているのだ。
リアルタイム制の戦闘では難しい,練りに練った戦術で戦うということが,本作では可能なのかもしれない。
ちなみに本作は,8人までのマルチプレイにも対応している(1台のPCを順に使う,いわゆるホットシート型)。人間対人間での戦術を駆使した戦いは,かなり熱いものとなりそうだ。
3.「技巧」を溜めて思い通りに勢力を強化!
これまた,名前から分かるように,本作のコンセプト「戦いの技巧」に直結する要素だ。獲得したポイントを消費するなど,細部こそ違うものの,革新における「技術」と同タイプのものと考えてよさそうである。
やはり三國志11でも,勢力ごとに,最初から研究済みの技巧が異なるのだろう。もしかしたら,勢力固有の技巧も存在するかもしれない。
4.シナリオは全8本を搭載!
シナリオで特筆すべきは,最初から(つまりパワーアップキットを待たずに)「英雄集結」シナリオで遊べるところ。ほかのシナリオが小説「三国志演義」に則しているのに対し,こちらは仮想シナリオという扱いで,生年/没年/寿命に関係なく,とにかく三国志演義中で活躍したさまざまな勢力/武将が一堂に会して戦い合うという,実に豪華なシナリオだ。
選択できる勢力が多すぎて,どれを選んだらいいのか分からないという三國志初心者は,「おすすめシナリオ」を選択するといいだろう。コーエーがお勧めする,8本のシナリオ(こちらは勢力が決めうちされていて,難易度などの情報も表示される)が用意されている。
というわけで,堰を切ったように情報が出始めた三國志11。今回明らかになった3月発売という情報を信じれば(いや,疑っているわけではないが),この後は続々と情報が出てくるだろう。早ければ,2月中にもプレビュー記事を掲載できるかもしれない。
なお本文中でも触れているが,本作のプロデューサーである北見氏に,インタビューを行ってきた。今回の発表と重なる部分もあるが,より深い話や,それ以外の情報も聞いてきたので,ぜひお見逃しなく。(Iwahama)
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三國志11
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