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「三國志11」3月17日発売決定:一騎討ち&舌戦の詳細も明らかに
一騎討ちと舌戦については,あとでたっぷりと解説するとして,まずはそれ以外の情報から紹介していく。まずは,発売日だ。
三國志11の発売日は,3月17日に決定した。「なんと」と付けたくなるような,予想外の日付だと思う人も多いのではないだろうか。本作については,昨年12月に正式発表されたものの,そこではほとんど何も明かされず,事実上の「第一報」は,今年の1月27日……そう,本日からわずか2週間前のことだった。その時点で「3月発売」とされており,(少なくともシリーズファンは)これでも十分「早い」と思ったことだろう。当然,3月に発売されるとしても,九分九厘「下旬」だと考えるのが普通なのだが……17日である。これは朗報といっていいだろう。
これまで3月発売とされていたのだから,今回3月31日発売と発表しても,不思議ではなかった。それをあえて17日としたからには,本作は完成間近(少なくともめどは立っている)と考えて良さそうである。
また,プレミアムBOXも同日に発売されることが発表されている。プレミアムBOXの存在と価格(税別1万2800円。以前の情報より安くなっているので注意)は,すでに公式サイトなどで明らかにされていたが,今回,その詳細な内容が公開された。内容物は,以下のとおり。
・「三國志11」本体プログラム&マニュアル
・「三國志11」シブサワ・コウ秘伝攻略本
・「三國志11」オリジナルサウンドトラック
・「三國志11」戦略マップ
・長野剛氏描き下ろし特製アートカード(4枚)
同社のほかのプレミアムBOX(系)製品と同様,攻略本やサウンドトラックが含まれている。三國志シリーズのパッケージイラストを手がける長野剛氏のアートカードも,見逃せない特典である。
逆にいえば,これらの特典が必要なければ,通常版(税別1万800円)で十分ということになる。税別で2000円の違いなので,よく考えて選ぼう。
■一騎討ちの詳細:フル3D! 複数vs.複数で戦える!
・初の「複数武将 vs. 複数武将」を実現
という部分だ。「三国志演義」の物語中では,1対2で戦う場面や,一騎討ちの最中に助太刀が入るなんて場面もあるが,それが再現できるというわけである。
#####以下,リリースより#####
(1)今作の特徴
従来作と比較した上で、今作の一騎討ちの特徴は大きく以下2点が挙げられます。
■ 初のフル3Dで、スピード感溢れる一騎討ちを実現
■ 初の「複数武将vs.複数武将」を実現
特に複数武将同士の戦いは、今作の一騎討ちの肝となる部分です。危機に陥ったときでも、同部隊の義兄弟などが駆けつけることで大逆転の可能性があります。「武将交代によるローテーションの妙」が勝敗を分けると言えるでしょう。
(2)勝敗の決定
(A)勝敗
現在戦っている武将の体力が0になると勝敗が決定します。
交代武将が残っていても、現在戦っている武将が負けたら敗北になります。
(B)引き分け
50合で勝敗が決していなかった場合、引き分けとなります。
(3)アイテムの影響
一騎討ちは基本的に武力が高い武将ほど有利ですが、武将が所有しているアイテムによって下表のような影響を受けます。なお、名馬・暗器・弓については、武将情報横に表示されるアイコンで所持状態を確認できます。
まず以下の(A)〜(C)を実行し、以後(D)〜(E)の流れを勝敗が決定するまで繰り返します。なお、今回は「虎牢関の戦い」を想定し、「張飛・関羽・劉備vs.呂布」で行っています。
(A)名乗り
一騎討ちを実行する武将が、それぞれ名乗りを上げます。
(B)一撃必殺
名乗り後、両武将が激突します。一騎討ち実行武将同士の武力差が著しく大きい場合、一撃で勝敗が決することがあります。この時、強いほうの武将が「弓矢」系のアイテムを所有していた場合、一撃必殺確率が上昇し、また攻撃が「先制弓矢」となります。
(C)初期行動方針入力
一騎討ち中の行動方針を初期入力します。方針を選択後、決定ボタンを押すと、一騎討ちが開始されます。
(D)通常モード
(I)武将の行動と方針変更
一騎討ちに入ると、通常モードから始まります。各武将は、それぞれに設定された「行動方針」に従って自動で一騎討ちを繰り広げます。「行動方針」には以下の4種類あり、プレイヤーは任意に「行動方針」を切り替えることができます。
各行動方針には、それぞれ専用のクリティカル効果があります。1つの行動方針を使い続けていると、まれに確率でクリティカルが発動し、固有の効果を発揮します。
また交代可能な武将がいる場合は「交代」が実行可能に、闘志が100以上溜まるか、暗器・弓矢を持っていると、「必殺ボタン」が選択可能になります。
(II)武将の交代
一騎討ち実行武将と同じ部隊に副将がいた場合、副将が救援に駆けつける場合があります。当然、義兄弟や夫婦など仲の良い武将ほど助けに来やすく、仲の悪い武将ほどなかなか助けに来てくれません。
最初は自動的に一騎討ち実行武将が交代されますが、その後は「交代ボタン」を押すと、交代画面で武将の交代ができるようになります(※このとき、同時に方針変更も可)。交代したい武将を選択後、決定すると交代完了です(※元の武将を選択して決定すると、交代せずに戻ります)。
(E)必殺モード
通常モードで、どちらかの武将が必殺ボタンを選択すると、必殺モードに入ります。必殺モードでは、必殺ボタンを押下したほうの武将が必殺コマンドを1つだけ実行します。闘志は最大300まで溜めることができ、必殺コマンドは闘志量に応じて以下のようなものがあります。「暗器」「偽退却」は闘志は必要としませんが、必要なアイテムを所持していなければ実行できません。
なお、必殺モード中に右クリックすると、何もせず通常モードへ戻ります。
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■舌戦の詳細:逆ギレ上等? 生まれ変わった口撃戦
#####以下,リリースより#####
(1)舌戦の流れ
論者が、話題や話術の持ち札を交互に出し合い、1ターンごとに勝負を決め、いずれかの心理バーが0になるまで続けます。怒りメーターが溜まると憤激状態となり、逆転することもあります。
(2)基本ルール
先攻・後攻がそれぞれに札を出し、ターンごとの勝負を決めます。
札には通常攻撃を行う話題札(「故事」「道理」「時節」の3種類×「大」「中」「小」)9種と、特殊効果を与える話術札(「無視」「大喝」「詭弁」「逆上」「鎮静」)5種があります。話術は武将ごとに所有している種類が違い、持っていない話術は持ち札として出現しません。
1・現在の話題(画面中央に表示)と合致している話題札は、他の話題より強い
2・同種の話題どうしでは、大>中>小の順で強い
3・特殊札の強さは、無視>大喝>詭弁>話題札>鎮静>逆上の順
ターン勝負に勝った方は、相手側へのダメージや特殊効果を与えることができます。また、次ターンの先攻となり、話題も勝った方の種類となります。負けた方は怒りメーターが増加します。
ダメージを受けると心理バーが減少し、心理バーが0になった場合、敗北となります。
怒りメーターが最高値まで溜まった場合、「憤激状態」となります。
札の内容が悪いときには「再考」コマンドで内容を入れ替えることができます。「再考」は原則として1回使うと使えなくなりますが、岩がくずれて段階が下がると復活します。
(3)「憤激状態」について
怒りメーターが最高値に達した場合、憤激状態(キレる)になります。憤激した場合、武将の性格によって、以下のように特殊な攻撃が繰り出されます。
★「小心」武将 → くどくど小言を言う。現在の手持ちの話題札をそのターンで全部いっぺんに出して、大ダメージを与える(相手はその間ノーガード)
★「剛胆」武将 → 相手の言い分を無視する。数ターン憤激状態が続き、その間相手の攻撃が一切効かなくなる(ただし「無視」と「大喝」のみ負ける)。
★「冷静」武将 → 熱っぽく怒鳴る。数ターン憤激状態が続き、その間は攻撃力が2倍にアップし、さらに「再考」が何度も使える。相手の話術も封じる。
★「猪突」武将 → 大爆発する。瞬間的に特大のダメージを与える。
ただし、憤激した際に、相手側が持ち札の中に「鎮静」を所有していた場合、なだめられて憤激が無効化します。また、相手側が「逆上」を所有していた場合、憤激カウンター(逆ギレ)が発生して相手が憤激します。
使いようによって一発逆転の要素となるので、怒りメーターの溜まり具合を考えながらプレイしてください。
(4)コマンド一覧
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