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ついに再始動した異色オンラインFPS「ペーパーマン」のオープンβテストレポート
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印刷2009/01/09 12:18

プレイレポート

ついに再始動した異色オンラインFPS「ペーパーマン」のオープンβテストレポート

 「紙技シューティング」と銘打たれた「ペーパーマン」は,その名の通り紙でできたキャラクターを操って対戦を行う,一風変わったオンラインFPSだ。正面から見れば普通のキャラクター達も,横から見ると厚みがまったくなくペラペラの状態で,一見しただけではイロモノ系のゲームなのかと思えてしまう。
 だがFPSとしてかなり硬派な作りになっており,紙ならではの特性を活かしたギミックも斬新である。いわゆるリアル系FPSとは一線を画す独自の世界観とゲーム性が魅力のタイトルだ。

ペーパーマン

 そんなペーパーマンの,これまでの紆余曲折はファンの方々ならご存じだろう。ゲームポットの手によって新たな船出を迎えた本作は,12月11日からオープンβテストが行われている。ゲームポットへの移管前にも一度オープンβテストが実施されているので,すでに遊んだことがある人も多いと思うが,今回は新しくプレイを始める人へ向けて,あらためてペーパーマンのゲーム内容を紹介しよう。


FPS初心者も大歓迎! でもやるからには覚悟を決めて


 かわいらしいグラフィックスと紙製のキャラクターという特徴から,気軽に遊べそうなイメージがあるものの,FPSとしてかなり本格的な作りになっている。
 筆者もほのぼのとした感じが気に入ってプレイを始めてみたが,手榴弾で空中に舞い上がらされるわ,ヘッドショットで瞬殺されるわ,初戦からさんざんな結果となってしまった。紙といえどもやはり基本は銃撃戦であり,そこを疎かにしていては勝てないのも当然のこと。のほほんとグラフィックスに見とれている場合ではなかった。見た目の印象とは裏腹に,戦場ではかなりシビアな戦いが広げられているので,その点は覚悟して挑んだほうがよいだろう。
 しかしプレイしている人が全員,上級者というわけではない。初心用チャンネルにも多くの人が集まり腕を磨こうと切磋琢磨しているし,さらにはミリィやサイラスといったキャラクターが教官となって移動と攻撃の基礎を叩き込んでくれるチュートリアルも完備。「世界観や雰囲気は気に入ったけどゲームが難しそう」と躊躇しているFPS初心者の方は,まずここで基本操作を学んでみてはいかがだろうか。

ペーパーマン
チュートリアルでは教官の熱い指導が受けられる。初心者ならずとも一度はプレイして,世界観を堪能しておきたい

 もちろんチュートリアルを一通りこなしたからといって,すぐに勝てるようになるかといえば,答えはノーだ。ほかのFPSと同様に場数を踏んで武器やマップの特徴を把握し,状況に応じた立ち回りができるようになるまでは厳しい戦いを強いられるだろう。
 もっともFPS初心者がボコボコに打ちのめされるのは誰もが受ける洗礼のようなものであり,ある程度の惨敗は当たり前のこととして受け止めておきたい。うまい人のプレイを真似してみたり,自分なりの戦術を考えたりしているうちに腕も上達していくはずなので,それまでは修行あるのみだ。

ペーパーマン
移動のチュートリアル。しゃがみ移動やジャンプ移動,綱渡りなどをクリアしなければならない。上級者でもミスりそう
ペーパーマン
チュートリアルを終えると期間限定の武器が支給される。まずはこれを活用してkill数を稼ぐのだ

衣装や髪型の組み合わせで発動するスキルシステムにも注目


 ペーパーマンの楽しさは,白熱した銃撃戦だけではない。自分のキャラクターにさまざまな衣装を着せたり,髪型を変えたりして,ドレスアップもできるのだ。
 衣装は「セット衣装」「トップ」「ボトム」「靴」「アクセサリ」の5カテゴリーに分けられており,それぞれに敏捷さや防御力などのスキルポイントが付与されている。そしてその合計値が5以上になると,さまざまなスキルが発動する仕組みだ。例えば「防御」が5になればスキル「厚紙」が発動して防御力アップ。「迅速」が5になればスキル「紙鶴」が発動して移動力アップといった具合。見た目重視で着飾ってもよいし,スキル重視で実戦用の組み合わせにこだわってみるのもよいだろう。
 当然ながら衣装の購入にはお金が必要になるのだが,PGと呼ばれるゲーム内通貨は戦闘でKill数を稼ぐことで得られるようになっている。となれば強い人がより多くのPGを入手できるわけなので,それがゲーム上達へのモチベーションにつながっているのだ。

ペーパーマン
衣装の組み合わせによって発動スキルが変わってくる。自分の長所を伸ばすべきか,短所を補うべきか,悩みどころだ

 また衣装だけではなく,武器もPGで購入できる。初期装備としてMP5K(サブマシンガン),USP9(ハンドガン),CU-BK7(アーミーナイフ),HE GRENADE(手榴弾)を所持しているが,やはり攻撃力という意味では物足りなさを感じてしまう。ショットガンやスナイパーライフルなどの武器が使えるようになれば,それだけ戦いの幅も広がっていくので,がんばってPGを貯めて,自分に合った武器を手に入れよう。

ペーパーマン
こちらは武器の購入画面。さまざまな銃器が並んでいるが,どれも高価で最初のうちは手が届かない。まずはPGを貯めるべし


チーム戦も個人戦もアドレナリン全開! 各種ゲームモードで己を磨け


 ペーパーマンのゲームモードは6種類で,ルームマスターがマップや制限時間,目標Kill数といった条件を設定できる。現在戦闘が行われている,もしくはこれから戦闘が行われるルームは「対戦ルームリスト」に一覧表示されるので,そこから自分がプレイしたい場所を見つけて参戦しよう。
 またロビーから「ルーム作成」をクリックすれば誰でもルームを立てられる。好みの条件が見つからない場合は自分でルームを作成して対戦仲間を集うというのもありだ。プライベートな仲間だけで対戦をしたい場合は,ルームにパスワードもかけられる。では,以下に各プレイモードの内容を解説しておこう。なお,チーム戦の最少プレイ人数は1対1の二人,最大プレイ人数は8対8の16人となっている。

●チームサバイバル
ペーパーマン
何度でも復活できるとはいえ,Kill数勝負である以上,やられまくっていたのではチームに迷惑がかかってしまう。生き残ることも大切だ
 二つのチームに分かれて対戦を行い,制限時間内に目標Kill数に到達するか,制限時間に達した場合は合計Kill数の多いほうが勝利となる。まわりに仲間がいる状況が多いので,初心者はこのモードで立ち回りを勉強するのがオススメだ。不慣れなうちはバックアップにまわりつつ,敵と味方の動きを参考にしながら自分のプレイに取り入れよう。


●チームデスマッチ
ペーパーマン
常に3〜4人以上で行動し,敵を一人ずつ確実に仕留めていくようにしたい。単独行動はいいカモになってしまうので禁物だ
 2チームで3〜15のラウンド戦を行い,より多くのラウンドを制したチームの勝利となる。制限時間内の合計Kill数が多いほうが1ラウンド獲得となるが,一度倒されたらそのラウンド中は二度と復活できない。短期決戦の緊張感溢れるバトルが堪能できる反面,ある程度腕がないと単なる足手まといになる可能性も。それなりに経験を積んでから挑みたいところだ。


●爆破ミッション
ペーパーマン
爆弾を仕掛けてから起爆するまでは1分弱を要する。その間,解除されないようにしっかり見張っていなければならない
 爆弾を設置する側と爆弾設置を阻止する側の2チームに分かれて,攻守を交代しながら3〜15のラウンド戦を行い,より多くのラウンドを制したチームの勝利となる。爆弾を起爆させるか,設置阻止または爆弾を解除,もしくは相手チームの全滅で1ラウンド獲得。こちらも一度倒されたら二度と復活できないルールだ。いかに敵の施設に近づくか,はたまたいかに自陣の施設を守り抜くか,お互いのチーム戦略がものをいう対戦モードとなっている。


●スチールモード
ペーパーマン
お互い瓶に近づこうと激しい銃撃戦が繰り広げられるので,染料を奪うのはかなり大変。ほとんどが時間切れで,勝敗は運んだ染料のジャッジにもつれ込んだ
 二つのチームに分かれてお互いの染料を奪い合い,規定の染料を運ぶか,制限時間に達した場合は運んだ染料の多いほうが勝利となる。敵陣の瓶に飛び込んで染料を染み込ませ,自陣の瓶まで持ち帰るというルールは,まさに「ペーパーマン」ならではといえる。染料を奪ったあと,銃を構えて敵襲に備えつつ帰路につくのか,ナイフに持ち替えて足早に逃げ去るのか,それが問題だ。


●個人サバイバル
ペーパーマン
1対1で競り合っているときに,いきなり横から撃たれることもある。常に周囲に気を配らなければ,個人サバイバルでよい結果は残せない
 すべてのプレイヤーが敵同士となる個人戦。制限時間内に誰かが規定のKill数に達するか,制限時間終了時にKill数のもっとも多い人が勝利となる。最少プレイ人数は2人,最大プレイ人数は16人。自分の力だけで戦わなければならないため,サバイバルは腕試しにもってこいのモードだ。ここでDeath数よりもKill数が多くなれば,初心者卒業も間近といったところだ。


●チャットルーム
ペーパーマン
チャットルームは三人称視点になるので,自分のキャラクターをしげしげと眺めるのに便利。マウスホイールで拡大縮小も可能
 武器を一切持たずに三人称視点でチャットを楽しめるモードだ。多彩なエモーションも用意されている。だが,筆者が今回のオープンベータテストでプレイを始めてから,ロビーでチャットルームを立てている人は数回しか見たことがなく,現段階ではいまひとつ浸透していなかったようだ。これからクランなどの活動が活発になっていけば,利用されるようになるだろう。


要求スペックばかりが高くなっていくFPS市場に,一石を投じる作品か


ペーパーマン
 ここ最近のFPSはグラフィックスが激しくリアル方向へ傾倒していき,必要となるマシンスペックも上がる一方だった。だが正直なところ,ゲーム性に劇的な変化が見られているかというと,ひと昔前とさほど変わってはいない。世界観が自分に合うかどうか,ゲームシステムが洗練されているかどうか,好みの対戦ルールがあるかどうか。そのあたりが個々のFPSの選択基準になっているのではないだろうか。となれば,FPSというジャンルで対人戦を楽しむという点において,ペーパーマンは十分に選択肢に入るだけの条件を満たしているように思う。キャラクターが紙人形という時点でリアルさからはかけ離れた設定だが,それが逆に斬新な演出へとつながり,プレイする者に新鮮な印象を与えてくれる。
 さらに,筆者が使っている一世代以上前のPCでも快適に動作するなど,かなり敷居が低くなっている点も評価したい。これならばFPS未経験者でもやる気が起きようというものだ。現段階では解決すべき大小さまざまな問題も抱えているようだが,βテスト中にしっかりとした調整が行われることに期待しつつ,正式サービスの開始を心待ちにしたい。

ペーパーマン
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