[GC 2007#086]インディ・ジョーンズになりきれない(?)主人公が大暴れするアドベンチャー「Jack Keane」
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借金まみれの海賊キャプテン“ジャック・キーン”は,ひょんなことから女王お抱えのスパイエージェントをインドに送り込むという仕事を請け負うことになった。そのスパイに与えられたミッションとは,食人植物の培養に成功した科学者“ドクターT”の居場所を突き止め,彼の陰謀を打ち破るというものだ。
こうしてジャックは,イギリスから南アフリカ,そしてインドまで旅する羽目になるのだが,スパイは偉そうなくせにドジでまったくの役立たず。しかもこのスパイのためにジャックの財産だった船までが難破してしまうのだが,それでもジャックは祖国のために奮闘することになるのである。
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ジャックは格好良い勇敢なヒーローではなく,金なし女なしでちょっとドジな面もある。無鉄砲で何にでも巻き込まれるが,危機に陥ったのを悟ると一目散に逃げてしまうような性格だ。
物語を彩るキャラクター達は,ドクターTやスパイエージェントのほかにも,謎の美女“アマンダ”など40人近くが登場するようだ。なかでもアマンダは,冒険好きで一つの場所にじっとしていられない性質のアメリカ人という役どころで,プレイヤーがアマンダを操作するミッションも用意されているという。
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デモムービーでは,雑貨店で帽子や鞭を買おうとする場面があったが,なぜかことごとく断られるという,映画「インディ・ジョーンズ」のパロディも散りばめられている。ゲームに登場する食人植物というのも,映画「ロッキー・ホラー・ショー」をパロったものなのだろうか。
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本作は古典的なポイント&クリック型のアドベンチャーゲームだが,そのグラフィックスはなかなかのもので,ヨーロッパ風のトゥーンレンダリングで制作されている。
ドイツで発売されたばかりのJack Keaneは,セリフの英語化も相当進んでおり,クリスマスまでにはイギリスなど英語圏にも投入される予定だ。アドベンチャーゲームファンなら,思わず食指が伸びるような作品ではないだろうか。(ライター:奥谷海人)
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- ライター:奥谷海人

(C)DECK13 Interactive GmbH 2005.
提供:G123
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