プレイレポート
本日よりオープンβテスト開始の「パーフェクトナイン」,ドラフト機能など先行プレイレポート
CBTとの最大の違いは,選手の育成要素を楽しめることである。もともと通常のゲーム部分と育成部分の二本柱をウリとした野球ゲームなのだが,短期間のCBTでは成長要素を確認するところまで行き着けなかった人がほとんどだろう。オープンβテストでは,自分だけの球団を作っていく部分を存分に楽しめるようになっている。
対戦型の野球ゲーム部分の評価を中心としていたクローズドβテスト時には,初期状態でもある程度上位の選手が多くなるように調整してあったのだが,オープンβテスト以降は上位選手数名+2軍選手のような構成となるので,よくいえば伸びしろが大きく,鍛え甲斐があるという育成要素を重視したものとなっている。まあ,最初の爽快感は多少落ちているかもしれない。
これはどの球団を選んでも同じなので,相対的には戦力が低下したわけではない。新たな選手は,ドラフト券という形でシーズン終了後に獲得できる。ドラフト機能については後述するが,ランダムで新しい選手が手に入ると思っておけばよい。おそらく,課金アイテムで上位選手の割合が増えたものも発売されるのだろう。とりあえず,普通のドラフト券でも一軍選手はちゃんと出るとのこと。
初期メンバーの二軍選手を鍛えていってもよし,ご贔屓の選手をなんとか引き当てるもよし。自分好みのチームに仕上げていこう。
初期選手は球団ごとに固定されており,選び直しても選手が入れ替わったりはしない。今後は初期選手にある程度ランダム性をもたせる可能性もないではないらしいが,そうすると延々と作り直しをする人が増えるだけのような気もするので,これはこれでよいのかもしれない。
なお,選手カードの状態では選手は年を取らないが,契約してしまうと,試合で使用するか否かに関わらず選手は年を取っていくので気をつけたい。
●ドラフト機能
まず,ルーレットで指名順を決める。指名は,12球団ではなく6球団で行い,ドラフト可能選手も6選手と限定されている。要するに,6人の選手を6球団が早いもの順で,好きな選手を取っていくわけだ。
配られる6人はランダム(上位選手は確率を落としてあるだろうが)で,さらにルーレット運が加味されるという仕様だ。望みの選手が出てきても,ルーレットで悪い結果を出すと獲得できない可能性が高く,よそに取られるのを指をくわえて見ているしかない。このあたりは実際のドラフトの雰囲気を出しているといえる部分かもしれない。
上位選手ほど基本性能がよいのはいうまでもない。ただし年俸は高額なので,球団経営をちゃんと考えていく必要もある。
なお,カードがかぶってしまった場合も,同じ選手を別選手として登録可能。先発がダルビッシュで,中継ぎもダルビッシュで,押さえがダルビッシュのようなオーダーも理論上は組めなくもない。よほどの強運に恵まれて,年俸に耐えられればだが。
登録選手は,8シーズンを経過するとFA権を獲得するので,引き続き契約するか,放出するかなども見きわめなくてはならない。ゲームのミクロな部分では対戦型野球ゲームだが,マクロな部分では球団経営ゲームとなっている。
ドラフト機能については,以下のムービーも参照しておこう。
●成長要素
丸一日かけてゲームをすればそれなりにパラメータも上がるものの,それくらいでは劇的な変化はないとのこと。それでも確実にパラメータは上がっていくので,気長に育てていこう。
なぜか一塁手は守備の上昇が早いなど,ポジションによっても育ち方が変わってくる。また,打順によってパワーの成長や足の早さなど成長しやすい部分が異なる。先発投手は,体力消費が少なくなり,リリーフで起用すると変化球の成長が早くなるなどなど。
ポジションと成長度の割り振りには多少疑問点はないではないが,外野に置いても送球力は上がらないなら,送球力の高い選手を置くしかないわけで,その部分を成長させたい = その部分が未熟な選手用と考えると,これはこれで理にかなっているのかもしれない。
どこかの成長度が上がる分,ほかへの影響があるのもいうまでもないだろう。ただし,一度成長したパラメータは下がることはないので,優先的に上げたい部分を考えてチーム編成をしていきたい。
ピッチングや打撃などはパラメータよりもプレイヤースキルに依存するところが多いような気もするので,走力や守備を先に上げたほうがいいのかなと思いつつ,まあこのあたりは各自の好みでやっていけばよいだろう。
毎日のゲームプレイ内容で選手が成長し,球団経営も楽しめ,なにより自分好みなチームが作れると,コアなプロ野球ファンほど楽しめるゲームに仕上がっている。ドラフトなどの部分は,韓国版のSLUGGERからかなり手を入れて調整してあるようで,ご贔屓チームがあるプロ野球マニアは,ぜひオープンβテストに触れて,自分だけのチームを作ってみてほしいところだ。
パーフェクトナイン公式サイト
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