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[TAIPEI 2007#06]UserJoy,MMORPG「Angel Love Online」の最新バージョンを展示。エデンに地下ダンジョンを導入
ブースをのぞいてみたところ,中国語名「天使之戀ONLINE」のタイトルの下に,何やら「伊甸謎城」(前二文字はエデンの音訳)の文字が加わっているではないか。
デモ機の前に立つ,お揃いのユニフォームを着た解説スタッフに尋ねてみたところ,これは1月30日に実施された大型アップデートの名前であった。このアップデートにより,エデン大陸の地下には,新たに二つのインスタンスダンジョンが追加されたほか,騎乗生物と機甲が2種類ずつと,六つの新エリアが登場するとのこと。
6台並んだデモ機にはすべて最新版のAngel Love Onlineがインストールされているというので,さっそく新要素を実際に見せてもらおうと思ったのだが,残念ながらエリアに関しては,移動時間がかかりすぎるためNGとのこと。機甲や騎乗生物は「通常の方法では入手できない」という理由で,これまた見られなかった。
……代わりと言ってはなんだが,賑わう展示ブースの様子や,会場のアートワーク,ノベルティグッズなどを写真でお届けする。新要素については,お見せできる素材が手に入り次第,続報をお届けするので,しばしお待ちいただきたい。
柔らかい色調で描かれた可愛らしいイメージイラストや,ネコ型/イヌ型のロボットなど,もともとライトゲーマー向けにデザインされたAngel Love Onlineだが,実際にブースを訪れてみても,デモ機で遊んでいるのは小学生から10代後半ぐらいの年齢層が中心となっていた。
デモ機で遊んでいた中から比較的年齢の高いユーザー5,6人を選び,普段からオンラインゲームに親しんでいるのか聞いてみると,全員がオンラインゲームを触るのはこれが初めてだという。Angel Love Onlineをプレイした感想はというと,絵柄も可愛いし,これからも遊んでみたいという回答が多かったのだが,なかには「最初からこれぐらい強いキャラクター(デモ機のキャラはすべてレベル60だった)なら面白いから遊んでもいいけどね」などと答える10代の男の子も。単にMMORPGのレベリングに不慣れなのか,あまり価値を認めていないのかは分からないが,MMORPGが掘り起こすべき潜在需要は,台湾においては案外ふんだんに残っているのではないかと,考えさせられる一幕だった。(ライター:麻生ちはや)
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