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Fallout 3
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Fallout 3

Fallout 3
公式サイト http://fallout.bethsoft.com/
発売元・開発元
発売日 2008/10/28
価格
ジャンル
レーティング
備考
その他

他のプラットフォーム

PS3版 Fallout 3 (発売元:ゼニマックス・アジア,発売元:Bethesda Softworks)
Xbox360版 Fallout 3 (発売元:ゼニマックス・アジア,発売元:Bethesda Softworks)
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このゲームの読者の評価
95
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
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  • Pages: 1
  • とっつきやすい 80
    良い点
    ・ある儀式を乗り越えさえすれば、ゲームのシステムとしては初心者にも優しい
    ・とにかく自由度が高い
    ・手軽に始め、どこでも好きな場所でセーブし、どこからでも中断可能
    ・ほとんどのクエストで進むべき方向を示してくれるので、一部地域を除き迷う事が無い
    ・Windows版はMODの導入で遊べる内容が劇的に広がります
    ・洋ゲーの中では比較的クセの少ない画
    悪い点
    ・とにかく不具合が多い
    ・Windows版では日本語化という儀式を乗り越えないと英語力の無い方は遊べない
    ・元々はシングルコアの低スペック機でも遊べたタイトルが、今ではデュアルコアと4GBメモリ必須に近い事に
    ・チュートリアル的な序盤の展開がワンパターン且つ長すぎて萎える
    総評
    コマンドで標的を選んで自動で攻撃するVATSという独自システムのおかげで、FPSが苦手な方でも全く問題無く遊べます。
    とにかく自由度が高いのですが、失敗を恐れずに行動すれば最適解でなくとも大概は先へ進む事が出来、カルマという概念はあっても実はそれほど重要なものでも無いので、やりたい事をやりたい放題やって構わないというお気楽システム。

    洋ゲーと言えば、日本人の感性からかけ離れた独特のいかついデザインを思い浮かべる方も居ると思いますが、本作は比較的マシな部類です。
    登場が2008年とかなり時間が経ってしまっていますが、元々かなり綺麗な作品であったため、今見てもそこまでの古臭さは感じません。
    Windows版ではMODを利用した高画質化も可能ですし、同じくMODの利用で主人公を含むキャラクターの見た目を大きく変更する事も可能ですので、MODを駆使すれば同時期に出たPS3世代の他タイトルと比較して驚きのクオリティへ化けます。

    今更感の漂う古いタイトルではありますが、DLC(ダウンロードコンテンツ)全部入りがSteamから数百円で買えてしまうので、洋ゲーに馴染みの無い方にお勧めしたくなります。
    洋ゲーに有りがちな超が付く高難易度とも(難易度設定をいじらなければ)無縁ですので、洋ゲーは少し苦手という方も是非お試しあれ。

    人によっては日本語化やMODの導入に苦労するかもしれませんので、そこが障壁か。
    致命的な欠点として、頻繁に起きる不具合や強制終了がありましたが、これは安定化MODで劇的に減らせるようになりました…が、つまり、MODの利用が必須に近い事になります。

    それからもう一つ、安定させるためにはデュアルコア以上のCPUと、4GB以上のメインメモリ、MODをあれこれ利用するならグラフィックメモリもGB単位の量が求められます。
    これらの条件が満たせない環境では不具合を減らせませんので、古い作品なのに古いPCでは苦しいという、ちょっと残念で大きな欠点も抱えた作品。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 5 3 4 4
  • 自由度の高い世紀末世界 85
    良い点
    Bethesda Softworksの開発するThe Elder Scrollsのように非常に高い自由度が特徴的で、その自由度が故に入り口で躓くか否かで評価の分かれる所ですが、一度填るとプレイ時間が100単位で消費されてしまうゲームです。
    核戦争後の荒廃とした世界がとても旨く表現されていている。
    サブシナリオやランダムイベントも豊富で飽きさせない。
    PC版なら未だに有志によるMODが開発されているので、お金を掛けずに新しいシナリオなどを遊ぶことも出来る。
    The Elder Scrollsの欠点である単純な戦闘システムと違い、火器に近接武器、地雷や手榴弾と種類も豊富で飽きがきにくい。
    悪い点
    PC版は、安定性が低くCTD(不正終了してデスクトップに戻される)することもよく(MODを入れると特に)あり、いきなり現実に戻されてしらけてしまう。
    総評
    システム的には、不安定で困ることもありますが、それを補ってあまりある内容の濃さと世界観の良さで傑作と言っても良いでしょうか、もしクライアントがもっと安定していたら迷わず100点をつけていたでしょう。
    個人的にオールディーズと呼ばれる時代の楽曲も好きなので、曲選びが良いです。
    安定しているThe Elder Scrollsの5作目のSkyrimのエンジンでFallout3をプレイしたい人も多いのではないでしょうか。
    横並びに中世のヨーロッパ風RPGを作ってるなかで、荒廃した未来を描くという、希少価値のある世界観のRPGなだけに興味ある人にはプレイしてもらいたい。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 5 3 5 5
  • ベセスダ製RPGとして 70
    • 投稿者:hassan7878(男性/30代)
    • 投稿日:2013/02/07
    良い点
    ・行動としての自由度の高さ
    例えば敵に出会ったとき、
    銃で撃ち殺してしまうだけでなく、このゲームは会話での解決も図れます。
    行動の選択肢が非常に多いゲームです。
    悪い点
    ・ロールプレイングの自由度を妨げる要素
    オープニングでみっちりやる主人公の生い立ち描写、
    メインクエストでいちいちついて回る父親の影
    このようなものでイマイチ主人公像を自由にイメージできない。
    折角行動は自由度が高いにも関わらず、それを活かしきれないと言った感じ。
    総評
    同じメーカーの有名シリーズであるThe Elder Scrollsシリーズ同様自由度が高いです。
    別の作品ですから作風が違うのはもちろんなんですが、
    しかし自由度の意味もだいぶ変わり、同じ印象のままプレイすると戸惑うかもしれません。
    TESシリーズがロールプレイの自由度重視ならば、こちらは行動の自由度重視。
    核戦争後の荒廃した世界でサバイバルすることにのみ特化したタイトルと言えるかも。
    TESより選択肢によるクエスト分岐が多いかわりに、
    様々なことに対する想像の余地、ロールプレイの幅は狭めです。
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    2 4 4 4 5
  • 崩壊した世界を生き抜くサバイバル感に◎ 90
    • 投稿者:ORCinfo(男性/30代)
    • 投稿日:2010/08/04
    良い点
    ・自由度の高すぎる内容
     初めの施設をでたらその先は広大なマップ。どこへ行こうと自由。
     遠くに見える建物に行ってみたり、いつもとは別の方角に行ってみたりと
     かなりの時間を探索に費やせます。

     また、この手のジャンルとしては珍しく経験値による成長システムがあるが、
     これも自由に好きなステータスを上げれるので、自分好みのプレイスタイルを
     築くことができる。

    ・自給自足のサバイバル
     外にでたばかりの序盤では金が全くないので、ゴミ箱をあさったり
     ポストをあさったり、倒れたタンスをあさったりして不必要なアイテムを集めて
     金にしていく。
     
     さらに序盤では弾薬がほとんど手に入らないので、
     銃を使わずナイフやパイプで戦うことになるが、敵は容赦なく銃を使う。
     その戦闘をどう展開させるかの判断などを要求され、サバイバル感が味わえる。

    ・V.A.T.S.システム
     V.A.T.S.で攻撃したときのスローモーションとカメラアングルがとてもよく、
     臨場感がよくでている。

    悪い点
    ・V.A.T.S.システムの強さ
     PerksでV.A.T.S.強化関連のものを手に入れると
     頭部への命中率が95%などとなってヒューマンタイプの敵なら瞬殺できてしまう。
     そしてV.A.T.S.で敵を倒した場合、V.A.T.S.で消費するAPが完全に回復するという
     バランス崩壊のPerksまで存在する。

    ・放射能に対する危機感が持てない
     かなり長時間・大量に被曝してもステータスに何の変化もなく、
     医者に頼めば格安で完全に治してもらえる。
     
     やはり核戦争後の世界を生き抜くという設定なので、
     もう少し放射能の危険度を上げてほしかった。
    総評
    これほどまでに不満のないゲームは久しぶりで、かなりの時間楽しめました。
    続編のNew Vegasの発売が待ち遠しいです。

    最後に項目別の評価を。

    グラフィック:画質を最高に設定すれば、かなりの高画質になるが、
           最近のレベルで考えれば驚くほどのグラフィックではなかった。

      サウンド:環境音とBGMが荒廃とした世界を表現できていて良かった。
           ただ、銃の射撃音が明らかに違和感のあるものだった。

       快適さ:たまーに強制終了することがあった。

       熱中度:いい点でも述べたが、探索だけでも十分に楽しめる内容で
           時間を忘れて遊べるものだった。

     ボリューム:メインクエスト自体は一本道でいけば数時間ほどで終わるが、
           それ以上のサブクエストと探索要素があり、
           フィールドマップの探索だけで50時間は費やした。
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 4 5 5
  • 自由度が高くMODも多いTPS 50
    良い点
    自由度が高い
    MODが多い
    悪い点
    MODなどを入れないでプレイしていても急にfpsが低下したりする
    グラフィックがそんなに綺麗じゃない
    総評
    グラフィックとかはそんなに綺麗じゃなくても高い自由度とMODの多さでカバーしている
    ストーリーもよく日本語化MODなどもでていて楽しめる
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    2 3 3 4 5
  • これからもっと盛り上がって行くタイトル。 95
    • 投稿者:ベリ(男性/30代)
    • 投稿日:2009/12/10
    良い点
    世界感がすばらしく、ストーリーも練り上げられてると思う。

    なによりも、MOD開発ユーザーが多いことがこのタイトルの魅力だと思う。

    オブリビオンもそうだったが、このタイトルはこれからも盛り上がって行くはず。
    悪い点
    スペックをある程度満たしていないと、頻繁にCTDを起こすことがある。

    すぐにレベルアップしてしまうため、上限に達すると敵を倒しても魅力が少なくなる。
    これからの調整に期待したい。
    総評
    全体的に見ても、非常にバランスがよく買って損はないでしょう。

    細かな調整もユーザーメイドのMODを当てれば、満足にプレイし続けれると思います。

    非常に寿命の長いタイトルになることは間違いないと私は思います。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 3 4 5 5
  • いいゲームですが飽きやすい 85
    良い点
    ●核戦争後の荒野を細かい部分までリアルに作り込んだグラフィックには
    最初は誰もが驚き、興奮するでしょう。
    ●自キャラの頭部(顔、髪型)は自由に細かくクリエイションできる。
    性別も選択できる。
    ●難易度を設定で下げれば、かなり簡単に敵を倒せる。
    ●敵の頭が悪くて戦闘が簡単なので、自由に荒野を歩き回ることができる。
    ●危なくなったら見つけたベッドに帰って寝れば一瞬で体力を全回復できる。
    ●スキル項目が豊富。
    悪い点
    ●モーションがショボい。フワフワと地面を浮いてるような歩き方。
    斜め前に歩いても前方に歩いてもモーションが一緒でリアルじゃない。
    ●段差の前でジャンプボタンを押しても、なぜかジャンプできない。
    段差から、ちょっと距離を置かないとジャンプできない。この仕様は致命的。
    ●似たような地形で似たような景色が続き、同じタイプの敵ばかりが出てくるので
    飽きてくる。
    ●鈍器や刃物系の武器の種類が少ない。
    ●似たような地形ばかりで迷いやすいのに、マップに目印が書き込めないので不便。
    総評
    核戦争後の荒野という一見、何もないようなダークな世界を細かくリアルに描き込んだ
    グラフィックとアイデアは凄いものがあります。
    大画面テレビでプレイしてると実際に荒野に立たされてる気分にもなれます。
    ただ、やっぱり荒野ですから似たような景色ばかりが続いて飽きてきます。
    何の変哲も無い田舎の村や山を探検してるような気分になってきます。
    これはプレイする前から、そんな気がしてましたが。

    とにかく、地味なのか派手なのか分からないような凄い個性的な世界を、ここまで徹底的に作り込んだアイデアと開発陣の実行力は称賛に値すると思います。
    ただ、装備アイテムなどを、もっと増やすとかして、もっとビジュアル的に飽きさせない工夫が欲しかったかな。

    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 4 3 4
  • 買って損なし 95
    良い点
    ・広大なフィールドと圧倒的な自由度
    ・今後の行動についての選択支が多い
    ・一人称視点、三人称視点に切り替えられる
    ・私のようなライトゲーマーでもとっつきやすい
    ・最近のゲームにしては動作が軽い
    悪い点
    ・動作が軽い分グラフィックはやや荒い
    ・フィールドの地面を突き抜けてどこもまでも落ちるバグがある
    ・全部英語
    総評
    秋葉原で4500円で購入。値段は店によってマチマチのようです。
    まあ全体的に見れば買ってよかったかなあと思います。
    英語が苦手でも日本語化パッチを当てれば字幕だけは日本語になります。
    パッチを探すのに少し苦労して30分程かかりましたが・・。
    動作も軽いですね。ミドルスペックPCでもサクサクなのではないでしょうか。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 4 1 1 1
  • レトロフューチャーのその先がもし絶望に満ちた廃墟だったら 95
    • 投稿者:lapisnon(男性/40代)
    • 投稿日:2009/04/25
    良い点
    これについては個々は改めて語るまでも無く
    他の皆さんが投稿しておられますからほんの少々。
    全体的な事は総評で述べます。


    グラフィックでは特に汚らしい水の質感と
    まるで触る気にならない便所の造りとそこに仕掛けられたCherry Bombの罠で
    うっかり汚水を飲まされてしまった時のガッカリ感が相俟ってサバイバルを良く演出していると思います。

    モーションではOblivionで非常にみっともなかったジャンプモーションが
    それなりに良くなっているのでOKでした。
    いつものへっぴり腰なパンチの構えは笑いましたけど。

    レトロな端末がこれまたいい美しさを保っていました。
    そこに忍ばされている嘗てあった出来事を呼び出して読むのもとても楽しく
    無断欠勤の日数を見てそんな事を言われてもと思うことしばしばで。


    ともあれあのDiablo然としたFalloutがこんなにまで進化したのには大いに驚き、
    VATSの際のSEも当時のそれと全く同じと言うのも粋な計らいだと感心しました。
    悪い点
    まず、なぜ鳥が襲ってこない!
    でしょうか。遥か上空には優雅に飛んで居るのに。

    カラスやハゲタカ、最終的には将にアメリカが襲ってくるぞ的に白頭鷲の化け物が襲ってきても良かったでしょう。

    Bloatflyだけが主人公とほとんど平行水平に、透明な足でも備えているかのような動きでつまらなく襲うばかりでしたから
    そう言う鳥的な立体的な動きをプログラム出来ない制限でもあるのかと勘繰ってしまいました。

    死体を漁る鳥達に襲われ上を見ている隙にVicious Dogに足を咬まれ慌てる所を
    Robobrainのビームに正面から慇懃な言葉と共に刺し貫かれるのをほうほうの体で逃げ出してもみたかったですね。


    立体的と言えば、D.C.内はまあ少々はあるものの、Capital Wastelandではそうした
    崖以外の高さが入り組んだ空間がほとんど無かった事で闘いがいよいよ平板になってしまった気もします。

    大きく切り立った崖にへばりつくようにまた重なるようにバラックを拵えて
    小九龍城とでも言うべきアパートメントも各地にあって良かったと思います。

    Megaton含め、バラックはバラック、ビルはビルと分けてしまうのではなくて
    もっとビル壁を上手く利用したバラック、地形を上手く利用したバラックなども
    如何に200年思考停止していたWasteland人であっても造って行ったはずですし、
    そうする事でプレイヤーの目に変化を付ける事も更に可能だったかと思います。

    ビルはと言えば、D.C.内に多数林立するまだ壊れていずに聳えている建物に
    直感的に入れないのは非常にストレスに感じました。
    例えMapを描きちょっとした人生の隙間を隠すのが製作側としてめんどくさかろうとも、
    自由度を掲げた以上はプレイヤーの持つ自由度のイメージを損なうような事は極力排除して
    物語に何の関係も無い建物を瓦礫で無い以上は自由に入れるよう施すべきでした。

    点在する村でも街の廃墟でも多くの家の戸が釘で打ち付けられていて、
    そんな馬鹿なこう言う所はとっくに破られてRaiderの巣になってるに決まってるじゃんと思うのに入れず
    何度となくつまらない思いをしましたね。

    他にもManyaの家はバスの使い廻しなんだから他の土地にもバスの再利用があっていいし、
    路線バスは爆弾の代わりだからと言ってもそれにも乗り込めるべきだったでしょう。
    加えてしまえばモノレールの車両にも地下鉄の車両にも乗り込めなきゃいけなかった。
    ああもう文句ばっかし。(笑)


    なので最後の文句は、E3のトレイラーで使われていたBob CrosbyのDear Hearts and Gentle PeopleがGNRに入ってなかった事ですかね。

    あのトレイラーを見て購入を決意した自分のみならず世界中の人達は
    恐らくFallout 3はこのノリだと脳に刷り込まれた事でしょう。
    それを叶えてくれなかったおかげで方々の海外フォーラムでその指摘が上がっていました。


    PC版でプレイしてるのでMODのおかげである程度は補完出来るとは言え
    製作側のオリジナルの提示としてその辺りが足りないことは非常に残念に思いました。

    総評
    元のゲームであるFallout、Fallout 2をDiablo、DiabloIIと同時期に遊び
    Duke NukemやBlood、Shadow Warriorなど下品でブラック極まりないアメリカンを楽しんでいた身からすれば
    Fallout 3はずっとお上品なゲームと言う事になります。

    が、その不足しがちな下品さを補って余りあるレトロフューチャー感で包み、
    Oblivionをプレイしていたならあらゆる面での改良も見て取れ、
    画像的にも十分高い水準を保ち荒廃した大地を十分に下支えしていました。

    無論Rainbow Sixなどをやる時のようなシビアさは全く必要無く
    aimingも満足に出来ない主人公をプレイヤーの思うように育て上げながら
    イカレタ時代を渡り歩く様は将に上等なRPG。
    FPSと混同して嘆き敬遠する人達は実に損をしているのでしょう。


    Mad Max2のオマージュである事は疑いも無いこのFallout 3で
    無法の悪党はモヒカンであると言う想いを、やはりオマージュして描き上げられた
    北斗の拳を見て育った日本人と欧米人が共有出来るのも素敵です。

    そんなBethesdaが提供する高い技術で造られたレトロフューチャー廃墟の中を
    共有された感覚を持ちながら気の向くままに進み、
    役になりきってRPG本来の行動を存分に取れるのは楽しくて仕方が無い。

    ハッキリ言って日本のゲームはもう姿が見えなくなる程までの水を開けられた感じがします。
    これを覆すのは相当の努力で済むのかと言う様な気さえします。
    リリカルでポエミーな話を取って付けてゲーム性そのものの陳腐化に見て見ぬ振りをするようじゃ未来は無いでしょう。

    Wiiが世界で展開する高級なおもちゃとしての扱いの方が十分に未来が見えます。

    このゲームにMysterious Strangerを封じ込める余裕を凌ぐものを見つけ出さないと
    日本のゲームは沈んだまま再び浮かび上がることは無いでしょうね。
    殊、事勿れ主義の上層部に現場の意見表現が押さえつけられているなら尚の事。


    ともあれ、ブラックユーモアを十分に解し大人の分別がある人には是非お薦めします。
    出来るなら英語版の毒の効いた表現の方でやっていただく事をお薦めします。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 5 5
  • PCでできる静止状態にできる数少ないRPG 95
    • 投稿者:0Q(男性/40代)
    • 投稿日:2009/04/07
    良い点
    他のレビューの方々と良い点はほぼ同じですので
    その他で加筆をします。

    1.Xbox360コントローラーに対応しているので
    ステルスゲームみたいな楽しみ方も味わえる。

    2.V.A.T.Sという戦闘システムのおかげで
    アクションRPGやFPSやRTSばかりのPCゲーム業界にRPGの華を添えた。

    3.自由だけど多少のシナリオありで親切。
    悪い点
    1.Oblivionの名残で作ったおかげで本当に3D酔いをするゲームで、現実の建物以上に迷いやすく、長時間のプレイが難しいです。それなのにマップも意味がありません。
    実際似た構造のマップが何重にもある、出入り口が現実の建物と似て2箇所以上あるため、プレイヤーが何処にいるのかわかりません。

    2.攻略本や攻略Wikiをみないと漠然とします。

    3.メインストーリーについては"いい人はいいことして死ねばいい"
    というアメリカ人のカトリック精神が作中からプンプン臭ってきます。

    4.このゲームエンジンはグラフィックのコストパフォーマンスが悪い。
    自分はNVIDIAの9600GTの環境でプレイしているが、もう少しレベルの高い
    グラボが必要だと感じる。

    5.賛否両論ありますが、人体の欠損表現と核兵器の表現があるため
    多少モラルを重視する方にはひどくキツいです。
    総評
    やはり自由度が高いゲームですが、定刻通りにしなければこのイベントができないといったような意味のない障害がないのでOblivionより遥かに自由な気がします。
    快適なプレイ環境を作るのに5万円くらいかかりますが元はしっかり返ってきます。
    これは文句なく買いの一本です。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 5 2 5 5
  • 発売日〜4月までプレイしてみて 100
    良い点
    良い点が多いと一体どういった評価をすればいいのかと悩みます。

    ストーリーなどどうでもいいくらいの世界の作りこみで、メインクエストなどほったらかしにして色んな所に冒険に行きたくなるゲームです。
    仮想空間と呼べるレベルだと思います。
    メインクエストだけプレイするのであればこの作品の底が3分の1もわからないまま終わってしまう。

    自分のプレイの仕方によってカルマが善に傾いたり悪に傾いたりする。それによってNPCの反応も違ってくるし、仲間になるキャラクターも変わってくる。
    ただレベルアップするだけではなく、ピークやスキルのレベルによって様々な特色が得られる(泥棒・鍵空け・動物と仲良し等)
    グラフィックも綺麗で普通に廃墟を鑑賞しながら宛ての無い旅をしていても楽しい。
    武器や防具は耐久力があるためどんどん老朽化していくが、だからこそ修理もできるし武器・防具の強化もできる。また、種類も豊富で愛着もわく。
    敵は常に主人公だけを狙っているのではなく、それぞれの目的を持って生活しているので、まれに旅をしている途中で敵の派閥同士の戦いに出くわしたりする。

    必須スペックは以外と高く、そこまで良くないPCだと画面がカク付く事もあるが、V.A.T.Sという戦闘システムがあり、自動照準でAPを消費して戦う事もできる為、FPSのような『画面がカク付いているときはゲームにならない』という問題を解決できる。
    (自分のPC:ペンティアムD 3G/メモリ2.5G/VRAM GeFoce8600GT)


    また、その様々な良い点と言える箇所が現在5000種類を越えるMODによって拡張され、世界の楽しみ方に広がりが出ている。

    レベルは20が最大と低めではあるが、何度プレイしても違う楽しみ方ができます。
    現にプレイしはじめて約5ヶ月経過していますがまだまだ遊び足りないです。
    悪い点
    これと言って悪い点というのはありませんが・・・

    というよりも、一週目クリアした時点で気に入らない箇所は次々にMODによって解決されていくので、実際の所、特にありません。


    『ここが気に入らない』というよりも、『こういうMODあればなー』ですね。


    ただ、Fallout3で扱われる被爆(放射能)はそこまで有害なものでは無く、簡単に直せちゃうのでその点がちょっとリアリティに欠けました。
    総評
    間違いなく歴史に残るゲームになると思います。

    このゲームに一番似ているゲームといえばオブリビオンになるのでしょうが、自分のPCだと何故かオブリビオンは重く、Fallout3は普通に動くって感じなのでプレイしていません。
    他に似ているゲームといえば『STALKER』だと思います。

    実際の所、Fallout3はSTALKERに比べると緊迫感は無く、戦闘もV.A.T.Sにより簡単だと思います。また、ゲームとしてのストイックさもSTALKERが上だと感じます。

    しかし、当初物足りなかったストイックさもMODにより解決され、広いマップに隠された建造物を見つける度に冒険心がうずきます。プレイし始めてもう何ヶ月も経ちますが、いまだに発見していない建物もたくさんあるみたいです。

    それほどの作りこみ。
    大体1月に1本はPCゲームを購入していた私でしたが、このところ全くゲームを買わなくなり、まだまだ新鮮な気持ちでfallout3をプレイできてしまうので今後もしばらく買いたいというのはありません。
    とある方に言わせると、このゲームはMODを導入していく事で数年は楽しめるゲームだという話なので、毎月ゲームを買っちゃう人にとっては財布に優しいです。

    ま、それでも公式拡張かっちゃうんですけどね。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 5
  • 人生シュミレータ。名前はまだ無い。 100
    • 投稿者:amarcord(男性/40代)
    • 投稿日:2009/03/19
    良い点
    ・荒廃した世界観
    土ぼこりにまみれ、廃墟と化した建物、「核戦争から200年後」というには
    違和感を覚えるが1950年代の名残を残した未来という設定は心くすぐられるものが
    ある。
    そんな世界に生き残っている「諦めた人達」「諦められない人達」が
    主人公のストーリーにメリハリを加える。
    そんな人間や生物との出会いと別れを主人公はどう取捨選択し生き残るのか。

    ・FPSとRPGを纏めた戦闘システムの出来
    この点には賛否両論あるが
     V.A.T.Sシステム
     武器種類による熟練スキルの存在
     武器自体の耐久値
    を絡めた戦闘システムは現段階ではうまく纏められていると思う。
    (ある意味FPS、RPGというカテゴライズは、このゲームにはただの「レッテル」を貼り付ける存在にしかならない。)

    ・MOD作成を手助けするツール群の存在
    シャレた名前のMOD作成キットはユーザーの心をくすぐるアイテムである。
    この存在なくしてはゲームを100%までしか味わいつくせない。
    そういう意味でこのゲームのMOD作成を手助けするツール群の存在は
    大変重要。
    悪い点
    【FPSから見た点】
    ・敵AIの出来
    なんというか、人間、グール、ミュータント、その他もろもろ
    生きるのに必死ならもうちょっと明確に性格を与えても良かったかもしれない。
    この部分が単調になってしまうと滑稽にしか見えない。

    【RPGから見た点】
    ・メインストーリーの淡白さ
    ちょっとボリュームが少なかったかもしれない。
    盛り上がりと盛り下がりが大雑把なのだ。
    しかしこれは妥協すべき点なのかもしれない。
    自由なんだし(笑)

    ・通貨価値の設定
    食料の価値が低すぎる。
    生きるためには銃も大事ですが、食料も大事だと思うのです。
    核戦争から200年後の世界でも意外と残っている食品類
    生きるのはもっと大変なはず。う〜ん。

    総評
    自由であるかどうか。これは今までゲームシステムに縛られてきたゲーマー自身
    の開放のカタルシスでしょう。
    自分的にはそれ以外に「FPSとRPGを纏めた戦闘システムの出来」でも語りましたが
    チャレンジしてしたのはこのゲームが初めてではないでしょうが、ようやくRPG、FPSといったカテゴライズという名のレッテル貼りから抜け出せるものとしての可能性を感じました。

    行き着く先は分かりませんがそういう「ゲーム」なんだと思います。

    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 5 4 5
  • 「自由」なゲーム 90
    • 投稿者:nekozy(男性/40代)
    • 投稿日:2009/03/17
    良い点
    おすすめの点ですが
    1.ひたすら自由
    舞台となる2277年のアメリカ首都近郊(作中ではウェストランドと呼ばれている)では、何をしても自由です。クエストをこなすもよし、広い世界を冒険するもよし、行った先々で血の雨を降らせるのもよし。目的は自分で設定しなくてはなりません。
    2.主人公の成長具合を決められて面白い
    ハッキング、錠前破り、話術など、生き抜くための様々な技能を身につけることができます。どの技能を強化するかによって、ストーリーの展開も変わっていきます。
    3.拡張性がある
    導入に若干の英語能力が必要ですが、mod(簡易拡張プログラム)が多数あります。世界中の有志が戦闘補助、外観変更、気候・建物の変更、武装追加、スクリーンショットなどのプログラムを作成し、配布してくれています。これにより、文字通り何度でも遊ぶことができるようになっています。
    4.随所にブラックジョーク
    「クスっ」と笑えるネタ・会話が随所にあります。

    悪い点
    若干のバグあり。たとえば急に落下を始めたり、NPCがいなくなったり。これらのバグは公式アップデートで解消されている様子。
    総評
    このゲームをするに当たって、いくつか注意すべき点があります。

    第一に、PCに要求されるスペックが高めです。この点には気をつけてください。
    第二に、欠損表現があります。また、金属製ネットに人肉を詰めた物(GORE BAG)なんかも出てきます。断面はリアルではないですが、苦手な方は避けたほうがよいかもしれません。
    第三に、核兵器や核爆弾を使用する描写があります。こういったことに嫌悪感を覚える方も避けたほうがいいです。

    英語版ということで購入を思い留まっている方もいると思います。ですが、英語が多少わかれば、ストーリーの大まかな流れは理解でき、十分楽しめると思います。会話の字幕が表示されるので、自分は電子辞書片手にプレーをしております。
    しかし、機器の使い方やクエストの目的、作中で流れるラジオ放送などまで理解したいという方は、XBOXと日本語版ソフトを購入した方が確実に楽しめます(ただし、MOD導入ができない。また欠損表現と核兵器が削除されている様子)。

    以上、長々と書きましたが、やり込み要素が満点のゲームです。男性主人公で50時間ほどかけクリアしましたが、遣り残していることが相当あるので女性主人公で二週目突入です。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 4 5 5
  • 高自由度RPG 95
    • 投稿者:NB(男性/40代)
    • 投稿日:2009/03/15
    良い点
    ・行動面での自由度が高く、やらさせられている感が無い。
    ・少し現実的(他人の家の棚からアイテムを収集する等が犯罪扱いなど)
    ・レベルアップ毎に「10種類以上のスキル」と「60種類以上のPerk」から自由に選択して成長出来る
    ・MOD導入によって、柔軟なカスタマイズが可能(アイテムやストーリ追加など)。
    ・ロード時間がほぼゼロ。
    悪い点
    ・AIが低脳(敵も味方も)
    ・FPSとしては操作性面で難あり。(照準が自動補正される、ちょっとした段差もジャンプしないと越えられない)
    ・成長速度が速すぎ&成長制限が低すぎ
    ・資金も武器も容易に収集出来てしまう為、全体的に難易度低め。
    総評
    改善して欲しい点を挙げたらキリがありませんが、それを補って十分好評価を与えられるゲームです。
    PC版ならMODの導入が可能なので、プレイするなら是非PC版で。
    「悪い点」で挙げた問題はMODの導入でほぼ解決します。また、同様に日本語化が可能です(非公式)。

    このゲームの醍醐味は「自由度の高さ」の他に、「未知の世界を探索する事」にあると思うので1回目は、wikiや攻略サイトは見ずにプレイする事を強く勧めます。
    ただ初期ステータス割り振りは、多くても8(最大10)にしておくと後悔し難いと思います。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 3 3 5 5
  • リアリティの徹底さに欠けるのが惜しい良ゲー 80
    • 投稿者:maxwell(男性/50代)
    • 投稿日:2009/02/10
    良い点
    ・圧倒的な世界観、描写力、自由度
    自由ではあるが、善悪の概念はあるので世界に影響を与えればそれだけ自分にも返ってくる。
    ・荒廃した世界ではあるが、情景描写が非常に美しい。季節や天候こそないが、時間によって風景が当然のように変化する
    ・ロード時間がない。世界全体がシームレスに移動できる
    ・移動と戦闘の間で継ぎ目がなく極めてシームレスに行われる
    ・Pip-boyのインタフェースが素晴らしい
    ・FPSとしても楽しめる。苦手ならVATSでRPG的にも楽しめる
    ・NPCのAIにある程度生活観がある
    悪い点
    ・敵のAIがそれほど賢くはない。まあ馬鹿でもないので普通くらいか
    ・レベルがすぐに上がり、MAX20なので戦闘に特化していけば緊迫感がなくなるのが早い
    序盤の武器も弾もない状態が圧倒的に面白いだけに残念な仕様
    ・ゴア表現がややグロい
    ・PCに英語版しかない
    ・3D表現で3D酔いになりやすい
    ・自キャラの立ち姿、歩き姿がおかしい
    ・こちらは(特に序盤は)銃を撃っても中距離からは全く当たらないのに、敵は遠い間合いでも正確に当ててくるのでムカつく
    ・クエストがややあっさり終わる感がある
    ・車やバイクは廃棄されているものがあるのに、乗り物には一切乗れず徒歩しか移動手段がない(ファストトラベルで地点間移動は一瞬で行えるが)
    ・たまに地形スタックするのでこまめなセーブが必須
    ・スペックは全く問題ないのに、ゲームクライアントが落ちやすい
    総評
    最初の数時間はすさまじい印象を受けるが、慣れると普通になってしまう。
    特にもったいないのは最序盤さえ過ぎれば戦闘能力を伸ばすことで世界を旅するのに十分な戦闘力が付き、武器や弾薬も入手可能なので緊迫感が薄れてくること。
    敵はクリーチャー、レイダー、スーパーミュータント、ロボットの4つのどれかしかいない。
    一部、グールやタロン・カンパニー、ブラザーフッドスティールといった人間型の敵もいるが、ほとんど遭遇する敵はこのどれかになる。
    敵は組織だった攻撃はしてこないので、こちらが強くなってしまえばほとんど敵がいなくなってしまう。
    しかも20レベルマックスなのでようやく強くなってきたと思ったらもう上限が来てしまう。
    クエストもボリューム感がないので、目的がなくなってしまう。
    これは非常にもったいない。

    あとは、ここまで徹底的にやるなら、シミュレーテッド・リアリティを目指せとはいわないが、よりリアリティを徹底したほうがよかった。
    例えば、水や食料は体力を回復させる手段に過ぎないが、これを体力回復でなく、定期的に取らないと能力が落ちてやがては死に至るといったような仕様にすると、水や食料を手に入れるために色々活動しなければならなくなる。
    現状、バーターやトレーダースキルを上げると金が幾らでも手に入り、スティムパックで幾らでも回復がきくようになり、水や食料は不要になるが、リアルを追求するなら摂取物にまで仕様を落とし込んで欲しかった。

    この世界で暮らすというだけでも面白いゲーム。生きるだけで精一杯の難易度にし、ようやく強くなっても、凶悪な軍隊が世界のあちこちにいるという設定にしておけば、幾らでも楽しみができる。
    現在の世界でも、まだまだ狭いと感じる。
    街や商人の間の相場シミュレートなどもやってもらいたかった。

    そこまで望むのはこのゲームくらいしかないが、そのくらい惜しいゲームといえる。
    まあ、それでも十分に楽しめる内容なのだが。

    購入直後のプレイ評価は、95点。
    現在の評価は、80から85点くらい。
    慣れでやや印象は落ちたが、良作であることに違いはない。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 3 4 5 4
  • PC日本語版を強く希望! 95
    • 投稿者:st205(男性/40代)
    • 投稿日:2009/02/10
    良い点
    ・ジャンルはRPGでありながらFPSの視点と操作でプレイが出来る。
    (FPSは好きだがRPGは嫌いという方にもオススメ!!←自分がそうでした)
    ・とにかく綺麗なグラフィックで荒れ果てた世界を再現。
    (水面の表現などが素晴らしく移動するだけでも楽しめます。)
    ・V.A.T.S.システム使用の攻撃がスローで表現される演出が素晴らしくカッコイイ!!!
    (頭が破裂したり、目玉が飛び出たり、生首が転がったり・・・超過激です)
    ・一本道ではなくプレーヤーの選択しだいで物語が変わっていくので繰り返しプレイできる。(敵や味方を生かすも殺すも自由。選択肢で味方が敵に変わる事もある)
    ・時間を進めることができ24時間好きな時間帯をプレイできる。
    (同じクエストでも朝昼夕夜と違った景色がプレイできる)
    ・キャラクター作成だけでも遊べる。(あとで旅の途中の床屋さんでも髪型を変えられる)
    悪い点
    ・未だ落ちることがある(推薦スペックでパッチ適応済み)
    ・第2弾パッチでさらに悪化したため再インスコ
    ・核戦争200年後で生産性が無い世界という設定なのに少し変あり。
    (お菓子が落ちていたり廃墟の冷蔵庫や自販機?にコーラが冷やしてあったり。)
    ・PC日本語版が無い
    総評
    とても面白いです!! 英語は分かりませんが単語を調べ何とか1回目クリアしました。
    似たゲームでS.T.A.L.K.E.R.(RPGの要素を持ったFPS)がありますが、
    両方をプレイしてみてFallout3の方が自分には合っていました。
    日本産RPGが嫌いで(特にド●クエなど)RPGジャンルを避けてきましたが
    海外にはこの作品のような素晴らしい物があるのだと驚かされました。
    自分と同じようにFPSは好きだがRPGは嫌いという方にも強くオススメできるRPG作品だと思いました。(←自分は最後までFPSのつもりでプレイしてました。)
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 4 5
  • プレイの幅が意外にも広い。 95
    • 投稿者:Gabax(男性/50代)
    • 投稿日:2009/02/04
    良い点
    殴り武器であるパワーフィストを装備し、VATSで一撃クリティカルが出た時。

    某装甲騎兵を彷彿とさせるようなバスッという火薬の炸裂音と共に繰り出される
    ナイスストレートは、敵を5、6メートル彼方へと吹き飛ばし、壁にぶち当て、
    昏倒させる。
    殴り武器でこの爽快感は、なかなか他の作品では感じた事が無かった。

    更にゴア系のスキルだが、死んだ敵が炸裂してしまうスキルを取れば、
    某神拳伝承者の気分にもなれる。

    FPSとして楽しめないかな? と思ったら、銃器のスキルを上げてVATS無しで
    遊べば、時折出るクリティカルショットが、この上無く格好いい。
    接近してライフルでズガガガと撃っている時にクリティカルが出ると、
    まるで映画を見ているかの様に相手は肩を押さえて怯んだり、手に持った
    銃がはじき飛ばされる演出をリアルタイムに見る事が出来る。

    相手の目の前に飛び出し、ハンドガンの初撃が相手の頭部にクリティカルヒット
    した時は、今すんごい格好良かった! 超爽快! と感じられた。

    スナイパーライフルのスキルが上がれば、走りながら複数の相手を一撃で
    吹き飛ばしていける神業もこのゲームでは可能。

    スニークアタックのスキルを上げれば文字通り暗殺者として一撃必殺で
    敵の首を跳ね飛ばす事も出来る。

    正義の味方として過ごせば、毎日町の人達から心ばかりのプレゼントと共に、
    応援していますと励まされ、悪の権化として過ごせば裏の世界の人達から
    アンタすげーよ! と持ち上げられ、どちらでも生きていく事が出来る。

    メインシナリオは自由なプレイを阻害しない様に、必要最低限の物になっていて、
    どちらかと言えば、シナリオ通りに進める事でレベルに応じた地域へ誘導する事が
    目的だと思われる。
    また、レベルは20までとなっているが、スキルが重要視されるこのゲームでは、
    レベルよりもスキル本の方が重要。
    スキル値は各スキル毎にMAX100だが、世界中に散らばっているスキル本だけで
    各スキル毎に50あげる事が出来る。
    これによりスキルALLカンストの神キャラも作れるようになっている。
    神になった頃には、もう敵も居ないのだが……。

    そこまで遊べるゲームという物もなかなか無いだろう。

    世界中の有志が作ってくれているMODを使えば、
    更にまだまだ遊べてしまったりもするのはPC版ならでは。
    悪い点
    PCの日本語版が出ないのは、採算の関係もあって仕方ない事だとは思うが、
    他の方も書かれているように、とても残念な部分。

    また、Games For Windows Live対応なのだが、日本語版GWFLは海外版GWFLに
    対応しておらず、全く別のプログラムとなっている上、日本語版XPでは
    GWFLのアップデートバグを放置したままで、Vistaなら直ってますと言う
    マイクロソフトの投げ具合は劣悪と言っても良い。

    この為、日本語版WinXPで海外版GWFLをインストールすると自動アップデートが
    出来ない為、自分で海外版GWFLのパッチを探し出して手動で当てる必要がある。

    しかもダウンロードコンテンツは海外版GWFLで、海外版アカウントを持ち、
    海外用のゲームポイントを買う必要がある。
    つまり日本だけが独自の作り方をした為に、自分で自分の首を絞めた形に
    なってしまっている。

    他の様々なアプリではプログラム本体は共通で、言語の選択によって各国対応が
    出来るようになっているのが普通だが、そうしなかったが故に自分でもどうにも
    出来なくなっているという悲しい現状になっている。

    根本は日本圏のプレイヤーが快適に遊べるようにという気遣いからだと
    思いたいが、せめてバグはサポートするべきだろう。
    総評
    大抵この手のRPGのゲームバランスは、何かの武器が使い物にならないオマケ的な
    物になってしまいがちだが、VATSシステムがそれを緩和してくれているおかげで
    意外な程、様々なプレイスタイルが楽しめる。

    パッケに印刷されているパワーアーマーに重火器を持って敵を焼き払うも良し、
    子供の頃からの悪友(?)に貰った革ジャンを着て強い奴を探すも良し。

    限りはあるので無限に遊べるという訳ではないが、敷かれたレールの上を
    ただ歩かされて物語ばかりを読まされ、戦闘がオマケ程度でしかない、一度しか
    遊べないRPG(も個人的には良いのだが)とは違う面白さがある。

    物語と演出重視のRPGも楽しめばいいし、この作品のようなマイキャラ育成型の
    RPGも、どちらも楽しめばいいと思う。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 1 5 4
  • いわゆる神ゲー 95
    • 投稿者:まるもち(男性/40代)
    • 投稿日:2009/01/26
    良い点
    Oblivion同様の濃密な箱庭世界。自由度は抜群に高いし、犬も歩けばイベントにあたるので進行に迷う事も少ない

    程良い難易度。サバイバル要素は味付けと言った感じ。万人受けすると思う

    核戦争によって崩壊した未来という世紀末的な世界観を、地に足のついた緻密な描写で表現。大味さは全く感じない。ゴア表現にも演出としての意味がある

    随所に挿入されたクスリとさせられるブラックユーモア

    そして何よりV.A.T.Sシステムがすごい!。リアルタイムなFPSの戦闘に、時間を止めて狙い打ちするというRPG的な要素を加えたものだが、一見相反する二つの要素を違和感なくゲームに落とし込んだセンスは神レベル。発動タイミングや距離を考える戦略性もある
    悪い点
    メインストーリーはやや短め。え、これで終わり?という呆気なさがありました

    PC日本語版がない。XBOX版の翻訳と吹き替えが秀逸なので出してほしい
    総評
    飽き性の自分が時間を忘れて没頭するゲームです。神ゲーです、いわゆるゴッドです
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 3 5
  • RPGの新境地 95
    • 投稿者:gee(男性/30代)
    • 投稿日:2009/01/17
    良い点
    oblivionをだいぶプレイしたせいでマンネリかと思われたが、はまってしまった。oblivion同様、はじめ何すりゃいいのかと戸惑うが、軌道に乗ると止められなくなる。

    このゲームは一応FPSだが、RPGにどう銃という要素を入れるかということを考えてああいう形になったんだと思う。普通のFPSのようなタクティカルな要素はなく、頻繁にFPSをプレイする自分にはじれったかったが、立ち回りのコツを掴んで、V.A.T.S.を駆使すればなんのことはない。

    成長システムはスキルとパーク、カジュアル過ぎず、コア過ぎず、純粋にレベルアップがうれしい。

    プレイ前はあまり受け付けがたい世界観と思っていたが、やってみると面白い。無理なく、違和感なく仕上がっていると感じた(人口過疎は特にうってつけ)。NPCの目がいってたり、いちいち挙動不審だったりするが、滑稽で面白いし、粗悪なものというわけではない。



    悪い点
    PC日本語版がない。

    やたら重くなる時がある。8800GT256MBで平時60FPSぐらいなのに、場所、状況によっていっきに10FPS前後まで落ちる。これはほんとにおれのPC性能のせいなのか?と言いたくなる。これでも、1280×1080、セッティングかなり下げてるので、今年中にグラボ買い換えた方がいいなと思った。

    DLCもでるようだけと、クエストが少ない?と思う。少ないなりのバランスが取られているようだが、ボリュームがもっと欲しいというような人がいるんじゃないかと思う。個人的にはミラーズエッジやらロードオブザリングやら、ほかにやらなければならないゲームがあるので、問題ではないのだが。

    総評
    楽しんだだけでなく、造りにも感心されられたゲームでした。単に独創的とか独特で新しい物で意外性があるというだけでなく、中身もしっかり作りこまれた立派なものでした。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 3 5 4
  • リアルにもほどがある 95
    良い点
    オブリビオンは重いのに、fallout3だとガンガン綺麗なグラフィックで動いてくれると言う不思議さ。オブリビオンは未プレイなので比較はできませんが、とにかく凄いと思いました。
    RPG+FPSという事で戦闘が独特なので、どうなる事かと思いましたが、プレイしてみるとごく自然に楽しめて馴染むのでいい感じだなーと思いました。
    純粋なFPSとして楽しみたい人にとっては疑問かもしれませんが、RPGFPSとしては最高だと思います。
    あと、日本語化パッチ・・なんであんな配布の仕方なんだろう。。

    悪い点
    FPSとしては二流、でもその不足部分をRPGで補って、一流の歴史に残るゲームになってる感じ。
    グロイ事はグロイけど、普通の海外ゲームと比べたら普通って感じかな。

    マップのワープ機能、これ、無いほうが良くないかな・・?



    総評
    スゴヤバゲー
    自由度スゲー
    ゲームってよか、仮想空間での旅だわこれ。

    STALKERが霞んでしまうほどの出来です。といっても完全に別ゲームですが。

    FPSとしては中途半端だからーどーなんだろーとか思ってたけど、期待を遥かに超えてくれました。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 3 2 5 5
  • PC北米版の感想です 95
    • 投稿者:bluefin(男性/40代)
    • 投稿日:2008/11/23
    良い点
    自分はOblivionにかなりはまったのですが、やはりあの世界観には違和感がありました。(要するにファンタジー系ですね)
    それに対してこのFallout3は核戦争後のアメリカという事で、荒廃した世紀末的というとてもなじめる内容なのです。(北斗の拳的な)
    なので世界観がしっくりきますし、あのOblivionのスタッフが「Oblivionの世界」のようにかなり造りこんだ「世界」で銃で戦うサバイバルを実現したのですからそりゃ最高です。
    少しだけコンソールを使ってズルもしておりますが、それもOblivion的な楽しさですね。(少しだけだから、許して)
    キャラクターも最初から変な顔じゃなく自分なりのカッコいいキャラを作れますし、そんな自分だけのキャラが世界に徐々になじんで、少しずつ生き方が分かってくる感じがたまらなく楽しいです。
    それから重要な点としてグラフィックが軽いということが本当に嬉しいです。
    正直3年前のパソコンでまともに動くかなと思っておりましたが、問題なく動きます。
    勿論設定は自動で最低にされてますが、最近はBioshockなど立ち上がりもしなったゲームも多いので驚きました。(グラ最低でも綺麗ですよ)
    最後に自分はFPSゲームは好きですがあまりうまくありません。
    でもこのゲームの場合、V.A.T.S. というシステムがあるため突然の戦闘にも慌てることなく臨めます。
    また、V.A.T.S. が戦闘の爽快感を増しているのも大きな特徴だと思います。
    悪い点
    自分にとって悪いところを探すのが大変なんですが、なんといってもPCの日本語版が出る予定がないというのが嬉しくありませんね。
    やはり日本語でやりたいですよね。
    この歳でゲーム機は持っておりませんし。
    それからグロが売りの一つなので仕方ありませんが、トイレの水をすすったり虫を食べたりちょっと自分的には嫌ですね。
    だいたいそんな水が貴重な世界で、水洗便所に水が溜まってるって・・おかしいですよね。
    クラッシュについては2回ありましたが、パッチで改善されたのか聞かれるほどありませんでした。
    総評
    ネタばれになるので言えない不満もありますが、このゲームは自分にとって完璧に近い良くできたゲームだと思います。
    RPG的でありFPS的でもあり、Oblivionのような造りこまれた世界を冒険する感覚、本当に楽しいですね。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 4 5
  • PC US版やってますが・・・ 100
    • 投稿者:闇鴉(男性/50代)
    • 投稿日:2008/11/07
    良い点
    ・全てです・・・(笑
     まず細かく設定できるキャラメイキング!
     そして、荒廃したナイスな世界観に、好きなことができる自由度、
     その自由度の中のストーリー。そしてなにより
     FPS+RPGとなるVATSシステム。一旦停止して
     狙って撃つというシステム。ここが賛否両論でしょうが
     スローになって撃った場所が吹っ飛ぶという・・・・
     もうこの演出に尽きます!!一見の価値ありです!!
     名作ゲームのいいとこ取りな感じで、ヤバイっすよ!!
    悪い点
    ・PC完全日本語版が出ない・・・・
     日本版メーカーさん(ベセスダ)にも確認しちゃいましたが
     出ないそうです・・・日本語化MODに期待するしかないです・・・
     (俺、wikiに翻訳参加してます!)
    ・多少のランダムバグが、ありました。2回ほど落ちました。
     パッチで何とかなるでしょうw
    総評
    ほんとに悪い点が、頭に沸いてこないです。
    とにかくインパクトが大きいです!!
    日本語できっちり楽しみたいなら、XBOX版買いましょう・・・
    ただ、グラフィックは、多少なりともPCの方がいいかと思います。
    なので自分は、PC版行きました。日本語化MODに期待してw
    ただ、少々の英語力できちゃってますけどw
    そんなもんですwとにかくすごいですよーーーー!!!
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 5
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