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インディーズゲームの小部屋:Room#576「Mirror Drop」
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印刷2019/03/27 10:00

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インディーズゲームの小部屋:Room#576「Mirror Drop」



 4月17日の“クイーンの日”に,廃盤だったオフィシャルカラオケCDが再発されると聞いて,喉のウォームアップを始めた筆者がお届けする「インディーズゲームの小部屋」の第576回は,幻想的で美しいグラフィックスが魅力のパズルゲーム,「Mirror Drop」を紹介する。ちなみに,4月17日はクイーンが1975年に初めて来日し,羽田空港に降り立った記念日だそうだ。へえー。

画像(001)インディーズゲームの小部屋:Room#576「Mirror Drop」

 本作は,今年のIndependent Games Festivalで,優れたビジュアルのゲームに贈られるExcellence in Visual Artを受賞した作品だ。見る者の目を奪う,合わせ鏡や万華鏡を覗き込んだかのようなサイケデリックなグラフィックスはさすがと言っていいだろう。しかし,あまりに抽象的すぎて,ゲーム画面を見てもどんなルールなのかよく分からないという人も多いはず。実際,筆者も自分で遊んでみるまではさっぱりだった。

画像(004)インディーズゲームの小部屋:Room#576「Mirror Drop」

 ゲームの目的は,ビー玉のような球体を転がしてステージにあるほかの球体を回収し,出口を見つけて脱出するというものだ。ステージを取り囲む鏡のような壁面は,クリックすることで明るくしたり,暗くしたりできるが,自機(?)のビー玉を直接操作することはできず,鏡の明るいほうへと吸い寄せられていく。この性質を利用してビー玉をあちこちへ動かしながら,残りの球体を集めていくのだ。

画像(002)インディーズゲームの小部屋:Room#576「Mirror Drop」

 球体を回収するには,ビー玉をぴったり同じ場所に静止させなければならず,これがなかなか難しい。ステージが複雑な多面体になっていたり,とても文章では表現できない形状になっていたりするため,あっちの鏡とこっちの鏡を明るくして,そっちを暗くして……などとやっているうちにビー玉が目標を通り過ぎてしまい,思わず頭をかきむしりたくなる。ああ,もう!

画像(003)インディーズゲームの小部屋:Room#576「Mirror Drop」

 そして,もう1つややこしいのが,壁面が鏡のようになっているという点そのものだ。複数の鏡を明るくすると,合わせ鏡のようにはるか遠くまで空間が広がっているように感じられ,自分がどこにいて,何を見ているのか,判断できなくなってしまう。鏡の迷路に入ると,壁と通路の見分けがつかなくなり,頭をぶつけてしまうことがよくあるが,まさにあれと同じである。


 球体を回収するたびに微妙に色合いが変化し,見る角度によってもさまざまな風景を映し出すステージは,透明感のある不思議な美しさに満ちている。それでいて,鏡の錯覚に惑わされず,慎重にビー玉を誘導しなくてはならないという,難解なパズルゲームに仕上がった本作は,Steamにて820円で発売中。高い評価を得た,独創性のあるグラフィックスと,頭をひねる手ごわいパズルを,ぜひ堪能してほしい。

■「Mirror Drop」公式サイト
https://mirrordropgame.com/

画像(005)インディーズゲームの小部屋:Room#576「Mirror Drop」
画像(006)インディーズゲームの小部屋:Room#576「Mirror Drop」
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