プレイレポート
コミカルな演出と手軽な操作で抜群の爽快感を実現! オンラインフライトシューティング「G2 -Guns Gunner-」先行体験レポート
最大8人参加の協力プレイが楽しめるようになり,ストーリーやキャラクター性といった世界観も大幅にスケールアップしている。現在,登録すれば誰でもプレイできる先行テストの参加者募集中の本作だが,4Gamerでは先行して実際にプレイする機会を得たので,どんなゲームなのか紹介していこう。
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敵は異文明で生まれた人工生命タナトス!
しかしこれを迎え討つのは時代遅れの複葉機!?
ところが,突如,タナトスはエルロス人に牙を剥く。惑星エルロスの全システムを把握するタナトスが,エルロス人の粛清を開始したのだ。同胞がなす術もなくバタバタと倒れていく中,一部のエルロス人達は外宇宙へと脱出し,やがて地球へとたどり着く。しかしタナトスがそれを黙って見過ごすわけもなく,地球は異星人とその追っ手の登場に大混乱。大都市の多くは戦闘に巻き込まれて焦土と化すが,生き残った地球人達はエルロス人と連合軍を結成し,タナトスに対抗することを決意したのである。
プレイヤーは,連合軍の特別機体「ガンズ」(Gunz)に搭乗する「ガンナー」(Gunner)として戦うことになる。選択できるキャラクターは,エウロス人のエルロイノとラウディック,地球人のマヒロ・ミハラとシリル・ヘル・バーゲンの4人。現在は各自のバックグラウンドストーリーと,グラフィックスなどの演出部分が異なるだけだが,将来的にはステータスなどで差別化を図る可能性もあるとのこと。
エルロス人のエリートガンナーであるエルロイノ。温厚なエルロス人には珍しく自信家であるという |
画面右に表示される「エモーティコン」は,ゲーム内の状況に応じて表情が変わる。これはエルロイノが敵を撃墜したとき |
エルロイノが攻撃を受けたとき。機体の耐久度を示す画面右下の赤いゲージが残り少ない |
撃墜されたあとの再出撃時。自信家であるエルロイノが悔しがる様子がよく分かる |
また,最初に選べる機体はスピード重視の「ニューポール」(SSには「ニューポート」とあるが……)か,旋回性能重視の「フォッカー Dr.I」(SSには「ポーカー」とあるけど……)のみ。とはいえ,どちらも複葉機だし,ゲーム中では次々に高性能の機体に乗り換えていくことになるので,あまり考えずに選んでしまっても問題ないだろう。
キーボードとマウスに加え
ゲームパッド使用も前提にした操作体系が嬉しい
基本的な攻撃は,機銃を中心としたメイン武器と,ミサイルなどのサブ武器で行う。誘導ミサイル系の武器は敵との距離が一定にまで近づくと自動でロックオンするので,ミサイルで攻撃して耐久度を大きく削り,さらに近づいたら機銃でとどめを刺すといった感じだ。ゲーム内で入手できるアイテムを使えば,より効果的な攻撃も可能だ。サブ武器には最大弾数が設定されており,ゼロになると当然撃てなくなるのだが,時間の経過とともに自動で補給される。またメイン武器にも充電ゲージがあり,撃っている間は減っていく。ゼロになると撃てなくなるが,一定のクールタイムを経てゲージが溜まると再び撃てるようになる。つまり両者をうまく使い分けられれば,事実上,無限に攻撃できるわけだ。
敵にロックオンされたり,後方に回り込まれたりしたら,旋回または加速して回避。また,ゲーム内ショップで購入できる「特殊機動」アイテムを使っての回避もできる。
敵を撃墜すると稀にアイテムを入手できる。これは広範囲ボムを使ったところだが,味方を巻き込む可能性もある |
ゲーム内アイテムのバリア。当然ながら,敵の攻撃を無効化できる |
ゲーム内ショップでは,「特殊機動」アイテムを購入できる。人気が出そうなのは「自動照準」とのことだ |
「特殊機動」は,同時に四つまで装備できる。ループとターンは,敵のロックオンを外すために使う |
レベルデザインに優れた「ミッションモード」と
4種類の「対戦モード」
しかし,倒せないといっても絶望的な強さではなく,「あと少し!」「もう一回挑戦したい!」といった気分にさせられる絶妙な難度になっているそうで,いわゆるレベルデザインにも相当の配慮がなされているようだ。なお,βサービスでは「巨大ボス」も実装される予定である。
また対戦には以下の四つのモードが設けられている。参加可能人数は,いずれも最大8人。
●個人戦
制限時間内に,参加したほかのプレイヤーをどれだけ多く倒したかを競う。
●チーム戦
2チームに分かれ,制限時間内にどれだけ相手チームのプレイヤーを倒したかを競う。
●チーム殲滅戦
2チームに分かれ,制限時間内に相手チームを全滅させた回数を競う。
●NPC殲滅戦
制限時間内に,敵NPCをどれだけ多く倒したかを競う。
チーム戦では,誰が誰を攻撃しているかといった情報も画面上に表示される |
対戦の報酬「ブルージェム」は武器の強化に使う。機体強化のためには,ミッションと対戦を交互にこなしたい |
プレイヤーは,ミッションと対戦を繰り返して稼いだゲーム内通貨を使い,上位の機体や武器,各種アイテムを購入してゲームを進めていく。対戦では,特別装備の強化に使用するアイテムも入手できるようだ。
リプレイ鑑賞と「シンクロチャット」で
ゲーム内外のコミュニティも促進
βサービスでは,協力プレイに「シンクロチャット」が導入される予定だ。これは画面全体に右から左にチャットテキストが流れるシステムで,「ニコニコ動画」のコメント機能を思い浮かべてもらうと分かりやすいかもしれない。本作はアクション性の高いゲームなので,なかなか戦闘中にチャットするのは難しいのだが,あらかじめプレイヤー各自が定型文などを用意して,うまく組み合わせれば盛り上がりそうだ。こうしたチャットが,上記のリプレイデータにも反映されるかどうかはまだ未定とのこと。
サーバに保存された他人のリプレイもク鑑賞できる。他人のプレイを参考にして,腕を磨こう |
「シンクロチャット」のイメージ。テキストが画面右から左に流れていく |
惜しむらくは,通信接続にP2P形式を採用しているため,プレイヤーの環境によっては動作が安定しなかったり,致命的なラグが発生したりする可能性がある点。ともあれ,手軽にフライトシューティングの爽快感を楽しめるという部分に変わりはないので,興味があるならぜひ先行テストでプレイしてほしいところ。また,4Gamerからテスター登録すると,ハンゲームから便利なアイテムセットおよび4Gamer限定“まいちゃん”デカールがプレゼントされるので,こちらもぜひご利用を。
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