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「ブレイドアンドソウル」日本運営プロデューサーに聞く2018年の展望。新規コンテンツの追加とインフラ整備で,より遊びやすい環境を作る
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印刷2017/12/28 00:40

インタビュー

「ブレイドアンドソウル」日本運営プロデューサーに聞く2018年の展望。新規コンテンツの追加とインフラ整備で,より遊びやすい環境を作る

 エヌ・シー・ジャパンがサービス中のMMORPG「ブレイドアンドソウル」。本作での2017年の出来事と言えば,物語の追加やエリアの拡大が行われた大規模アップデート「西落」が最初に挙がるだろう。ほかにも新職業「銃撃士」の追加,さらにはPvPの公式大会「ジャパンチャンピオンシップ 2017」の開催など,充実した一年だったという印象を受ける。
 では,2018年はどんな年になるのか。日本運営チームのプロデューサー山本浩正氏(以下,山本氏)に,その展望について聞いてみた。

日本運営チームのプロデューサー 山本浩正氏
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1月24日の大型アップデートで幕を開ける2018年のブレイドアンドソウル


 山本氏によると,2018年は「普段からブレイドアンドソウルをプレイしている人にとって,特別な年になる」だろうとのこと。その最初のアップデートとなるのが,同社の配信番組「年末恒例大感謝祭」でも少し紹介された「黄昏の聖殿」で,実装は2018年1月24日を予定している。

 これは,12月13日のアップデート「太天王陵」で追加されたストーリーの続きとなるもので,重要NPC“テツ・ブカイ”が侵入したという太天王陵の新インスタンスダンジョン「黄昏の聖殿」が登場する。
 黄昏の聖殿は12人用インスタンスダンジョンで,その奥には4体のボスが待ち受けている。なお,2018年1月の時点では2体が実装され,残る2体は2018年前半の実装を予定しているとのことだ。

テツ・ブカイ
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 その黄昏の聖殿の1体目のボス「結界天守」は,体を分離させながら攻撃を行うというトリッキーな動きで,武人達を翻弄するのだという。そして,2体目のボス「閃空大将軍」は,いかにもロボットのような外見で,法機による攻撃を行ってくるようだ。どちらも強敵なのは間違いないと思うが,無事に討伐できれば,新しい宝貝や進化素材が入手できるので,挑戦したいところだ。

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結界天守
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閃空大将軍

 もう1つ,「衣装室」という機能も同じタイミングで追加されるという。キャラクターが所持している衣装は,種類が同じならデザインも変わらないのだが,この衣装室を使うと,一部の衣装のカラーやデザイン(模様)が変更できるとのことだ。現状でも“門派衣装”のデザインを変えられる「門派衣装室」が導入されているが,その機能を一般の衣装にまで拡張したものと考えていい。
 また,「大感謝祭生放送」で公開された赤いフードの衣装も,この時期に実装されるとのこと。実装前に公式サイトで続報を出すとのことなので,気になる人はマメにチェックしてもらいたい。

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新規の大人数向け火龍レイドが登場


 さらに,山本氏から2018年1月の「黄昏の聖殿」以降のアップデート情報も聞けたので紹介しよう。正確な実装日は未確定とのことだ。

 大きな要素としては,既存の12人レイドダンジョンとはシステムがまったく異なる「火龍30人用のレイドダンジョン」が実装予定とのことだ。複数人用のインスタンスダンジョンはいくつか実装されているが,30人という大人数のコンテンツであり,山本氏によるとこれまでとは違った攻略方法が必要になるだろうとのこと。どんなバトルが行われるのか,今から実装が楽しみだ。
 ほかにも,新規6人用英雄級ダンジョン「暴風の砂神殿(仮)」や新英雄級6人用ダンジョン「呪われた海賊船(仮)」が実装されるとのこと。

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 山本氏は,「複数人でチームを組むコンテンツは,まだまだ追加を予定しています。30人でチームを組んで闘う大規模レイドなど,MMOならではの大人数で楽しむ遊び方を提供していきます」とコメント。これまでも本作では,大規模レイドが主要コンテンツの1つとして重要視されてきたが,今後もそれらのコンテンツが持つ“仲間と遊ぶ楽しさ”を開発の軸としていくようだ。

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 火龍30人用のレイドダンジョンは「日本の環境に合わせて十分に調整を行ったうえで実装する」とのこと。ブレイドアンドソウルでは巨大なボスと戦うシチュエーションが多いが,火龍は今までとは比べ物にならないほど巨大なのだという。トグロを巻いた本体の足元で戦う様子は,ここでしか体験できないものだと山本氏は語っていた。役割分担をして戦う必要があるものの,難度自体はそれほど高くないそうで,毎日,もしくは毎週のチャレンジクエストといった扱いになりそうだ。

火龍衣装
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NPCキャラクターで戦う新しい「比武」を実装予定


 独特かつ美麗なビジュアルに目がいきがちな本作だが,実は公式大会が開かれるなどPvPも盛んだ。そのPvPコンテンツ「比武」に新モードの導入が予定されているという。

 これまでは,競技性を重視するため,1対1で戦う比武ではキャラクターのステータスを均一化するなどの調整が行われていた。しかし,“RPG”であるがゆえに,武功秘伝の開放など,細かなところで性能差が出てしまうケースがあったという。そこで考えられたのが,あらかじめ固有の武功をセットしたNPCを用意し,プレイヤーが好きなNPCを選んで戦うという──いわゆる対戦格闘ゲームのような形式──PvPのシステムだ。

 例えばブレイドアンドソウルには,“ジン・ヴァレル”や“ポーファラン”といった魅力的なキャラクターが存在するが,それらのキャラクターに固有の武功で特徴を付け,対戦格闘ゲームの要領で戦おうというわけだ。ストーリー上で戦うNPCと同じ武功が使えるのかも含めて,どんな仕上がりになるのか今から楽しみだ。

 PvPに関連しては,職業バランスの調整も継続して行われていくという。これはPvEにも関連することだが,職業のバランス調整だけに止まらず,武功性能を高める武器や宝貝などのアイテム類,ホン門神功のレベルを上昇させることで得られるポイントの役割など,さまざまな要素を総合的に見て調整するという。新職の銃撃士は,まだ性能を模索中とのことなので,大幅な調整が入るかもしれないとのことだった。

 ちなみに,現在SNS等で話題になっている「リン種族の銃撃士」について山本氏に聞いてみたところ,「リンは人気種族なので,新職業をリンで遊びたいという声は日本運営にも届いています。できるだけ早い段階で実現できればと考えています」とのことだ。

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 公式のPvP大会となる「ジャパンチャンピオンシップ 2018」については,開催することは決定しているが,細かなレギュレーションや開催時期についてはまだ検討中だという。


武功のエフェクトが変更できる「スキルスキン」システム 


 すでに韓国では実装された「スキルスキン」システムが,2018年に日本でも導入される見込みとのこと。このスキルスキンシステムは,一部の武功のエフェクトを変更できるのだが,対応する武功やエフェクトの種類を増やしたより完成度の高いバージョンを実装すべく,日本運営チームは開発元に要請しているという。山本氏は「日本のプレイヤーの嗜好に合うものを開発に提案しています。少し時間はかかるかもしれませんが,期待していてください」と説明してくれた。


エピッククエスト第9幕の実装は,2018年の中頃を予定


 ブレイドアンドソウルのメインストーリーとなるエピッククエストは,「西落」アップデートで開始された第8幕が最新のものだ。ここでは主人公の弟子となったジン・ヴァレルの顛末が語られ,一応の完結となったのだが……最後のカットで武神の動向や行方不明だった弟子のカオルが登場し,続編の期待を持たせるような作りになっていた。
 そんな気になる第9幕は,山本氏によると2018年の中頃の実装を予定しているとのことだ。

 以上が,2018年中頃までに予定されているアップデートの中で現時点で公開できる情報となる。新システムの追加やストーリーの続きなど,現役プレイヤーには,また楽しみな一年となりそうだ。

 新規要素の追加以外にも,2018年には「根本的なインフラ要素の改善」を行いたいと山本氏は話す。サービスから3年以上が経過し,コンテンツ内容は毎月のアップデートで充実しているが,アップデートに追われるあまり「お客様から日々寄せられている要望に十分にお応えできていない」と日本運営チームは感じているという。
 そうした要望の中でもとくに多い,特定の条件で動作が重くなったり,ラグが発生したりといった問題に対して,2018年は,大きな課題として改善に取り組むというわけだ。
 アクション性の高いタイトルだけに,多くのプレイヤーが,ラグのない快適なプレイ環境を望んでいるだろう。本腰を入れて課題に取り組む開発/運営の手腕に期待したいところだ。

 最後に,読者へ向けて山本氏からメッセージをもらったので,そちらを掲載して本稿を締めくくりたい。

 「2018年のブレイドアンドソウルも毎月のアップデートだけでなく,さまざまなイベントを実施していきます。インフラの面などまだまだ至らない部分もあるかとは思いますが,お客様に満足いただけるようなコンテンツ,ゲーム環境を提供していきたいと考えておりますので,今後ともよろしくお願い致します」(山本氏)

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