プレイレポート
今度は敵基地に潜入! オンラインTPS「鉄鬼」キャンペーンモード第4弾「キニエ」先行プレイレポート
今回4Gamerでは,防衛/護衛が主体となっていた既存のストーリーと異なり,敵地に赴いてひたすら敵機を撃破していくキニエを,実装に先がけて体験してきたので,そのプレイレポートをお伝えしよう。
「鉄鬼」公式サイト
敵の新型機「ドゥーム」の量産基地を発見! 速やかに破壊せよ!
ストーリー第2弾のバンデッドにおいて,プレイヤーが所属するグルニティア軍の精鋭部隊「72メタルゴースト中隊」は,巨大軍事同盟AUから移動式コアシステムの奪取を試みた。
しかし,AUが高機動性重量機体「ドゥーム」を大量投入したことにより,同隊は壊滅的な打撃を受け,撤退を余儀なくされる。今回追加される新ストーリー,キニエでは,バンデッドの9か月後の戦いが描かれる。
バンデッドにおける戦いのあと,AUの軍事力がさらに増強しつつあることに危機感を覚えたグルニティアと先進国同盟(WAL)は,新情報網「Abyss Network System」(ANS)を構築し,ドゥームに関する情報収集を行った。その結果,ドゥームの量産基地がAU領土南西の砂漠地帯「ラミス」に存在することが判明する。
そこで,偵察隊が収集したデータをもとに,神具「ハーデスの冠」の別名「キニエ」をコードネームとする作戦の実行が決定。プレイヤーは,アレクサンダー・ロペス小隊長率いる72メタルゴースト中隊第1小隊の一員となり,ドゥーム量産基地に潜入して破壊活動を行うこととなる。
中盤のラウンドでは,バンデッドと同様,複数のドゥームが空中を縦横無尽に飛び回り,遠距離からは三連ミサイル,近距離からは火炎放射で攻撃してくるため,苦戦させられることだろう。
また,ラウンド10に登場する巨大ボス機体「バアル」は,磁力で機体を引き寄せて打撃するという,かなり強引な攻撃を繰り出してくる強敵なので,心してかかろう。
実際に基地に潜入してみると,内部は結構入り組んでいる印象だ。狭い通路が多く,無理に突っ込んでいくと,角を曲がった先にあるゲートからワラワラと敵機が沸いてきたり,前方にばかり気を取られていると,回り込んできた敵機に背後から攻撃されたりといった具合で,なかなか気が抜けない。
キニエでは,ラウンドごとに用意されている,一定数の敵を倒す,基地内にある制御装置を起動/破壊するといった目標をクリアすることで,次のラウンドに進んでいく。
オススメは,機動力の高いVANGUARDや耐久力の高いVINCERE,そしてそれらをサポートする整備機体のVELOXだ。また一部のラウンドでは,火力に優れたRAMPARTも有効だろう。
冒頭で述べたように,キニエは防衛/護衛にフォーカスしたストーリーではないため,スキルポイント消費の項目から「コアEMP」がなくなっている。
これまでのストーリーのように,いざというときにコアEMPを用いるためのスキルポイントを残しておく必要がないので,攻撃力/防御力の向上に集中したり,自機の能力を30秒間大幅に引き上げる「レイジモード」の発動チャンスを増やしたりできるのも,うれしいポイントといえる。
メカ好きに「使ってみたい!」と思わせる新武器が続々登場!
そのうち,DUAL用の「HOOK-9」は,超至近距離の敵に対してパンチを繰り出すアーム。高い攻撃力を誇る半面,攻撃を当てるにはこれまで以上に敵に接近する必要があるという,きわめてクセの強い武器である。
ただし,拡散したぶん,敵一体あたりに与えるダメージは減少してしまうので,援護射撃として用いることになるだろう。
そのほか,ダブルズーム機能と連射性能の高さを実現した,BLITZ用の「IFPU-Balor」や,オフラインイベントなどでお披露目済みのVINCEREフィギュアに装備されていた,低反動ロケット砲「APCR」などが登場する予定だ。
なお,ゲームヤロウの運営スタッフによると,今回は追加がなかった機体用をはじめ,さまざまな武器を企画/開発しており,これから続々と実装していく予定となっている。
また日本オリジナルデザインの機体に関しては,当初の予定より遅れているものの,現在,完成度を高めるためのブラッシュアップを進めているので,登場を楽しみにしてほしいとのことだ。
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