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「龍が如く3」の最新情報が満載,Webラジオ「神室町RADIO STATION」の収録現場を訪問
その発売に先駆け,龍が如くシリーズのポータルサイト「龍が如く.com」にて,Webラジオ「神室町RADIO STATION」が現在配信されている。本シリーズの主人公である,桐生一馬役の黒田崇矢さん(以下,黒田さん)と,同シリーズに登場する人気キャラクター,真島吾朗役の宇垣秀成さん(以下,宇垣さん)がパーソナリティを務め,毎月二回の更新が行われている。
黒田さん,宇垣さんがリスナーのアダルティな悩みを解決してくれたり,しなかったりするコーナー「大人の悩み相談室」や,龍が如くシリーズの総合監督である名越稔洋氏と,プロジェクトマネージャーの植村幸司氏が,龍が如く3に関する最新情報を紹介してくれる「名越's BAR」など,聴きどころ満載の同番組。
今回4Gamerでは,遥役の釘宮理恵さん(以下,釘宮さん)がゲストとして登場する,本日(11月21日)配信の第6回放送の収録現場を訪問した。パーソナリティの両名と釘宮さん,そして本作のシナリオ/演出担当であるセガの横山昌義氏(以下,横山氏)からコメントをもらってきたので,お届けしよう。
「龍が如く.com」
それぞれが胸に抱く,“カッコよさ”の形とは?
黒田さん:
龍が如く3の最新情報をお届けするラジオということで,まだ雑誌などでも書かれていないようなコアな情報や,アフレコ収録の詳しい話などが聴けるので,そういった部分に注目していただければと思います。
宇垣さん:
黒田さんと同じような話になってしまいますが,ゲームの発売に向けてさまざまな話をしているので,そこを皆さんに聴いていただきたいです。また,それと同時に「大人の悩み相談室」というコーナーがありまして,これは全然ゲームと関係ない……と言ったら変なんですけれども(笑),他愛のない話なんかもしているので,そこも聴いていただけたらと思います。
龍が如く3に関する情報発信はもちろんですが,それだけでなく,番組として面白いものにして行きたいなと思っています。龍が如くシリーズを知らない方でも,「これ,意外と面白いな」と思っていただけるような番組作りを目指しています。
釘宮さん:
今日はゲストとして参加させていただいたんですが,ダンディな大人の男性ばかりで,ここに来ているだけで幸せな気分でした(笑)。本当に,優しくエスコートしていただいたというか,凄く素敵な時間を過ごせました。番組では作品についてかなり深く掘り下げて,収録を振り返った話もいっぱいさせていただきましたし,“作品の魅力”と“人の魅力”が合わさった番組だなと思います。ぜひ聴いていただけると嬉しいです。
――黒田さんにお伺いしたいのですが,以前黒田さんは大塚明夫さんと結構硬派な番組をやっていましたよね? 今回は釘宮さんとラジオで共演されて,いかがでしたか?
いや,こっちのほうが良いですよ(笑)。硬派は硬派で面白かったんですが,やっぱり私の中で「龍が如く」という作品は特別なんですよね。なので,理恵ちゃんのことは“年下の声優さん”という感覚じゃなく,作品とリンクしちゃう部分がありまして。“娘”みたいな感覚というか。
ゲストというのは,アニメでもラジオでも,とてもやりにくいものなんです。それで今回は,「娘が来るから絶対助けないと!」という思いがありましたね。そして理恵ちゃんの笑顔を見て,声を聴いていて,やっぱり女性と番組をやるのも……とくに相手が理恵ちゃんだったから楽しかったなと思います。男は男でまぁ,別の意味で面白いんですけれども(笑)。
――龍が如くといえば“キャバクラ”が欠かせませんが,男性陣の皆さんはキャバクラに行かれることはありますか?
黒田さん:
私は年に一回くらいでしょうか。だいたい横山さんに……横山さんだけじゃないんですけれども(笑),セガのメンバーに連れて行っていただく機会がありまして,そういうときのみですね。ただ,その日は何か所か行きます。で,朝まで(笑)。あとは,本当に行く機会がないですね。
俺は行ったことないです。男同士で居酒屋で一杯やるほうが好きなので,行く必要がないんですよね。
横山氏:
僕も言うほど行ってないですよ。自分から行ったのは一回くらいです。一作めの「龍が如く」を作っているときに,取材で何度か行ったことはありますが(笑)。
――龍が如くシリーズは桐生をはじめとして,登場人物のカッコよさが作品の魅力だと思います。皆さんがとくに魅力を感じるカッコよさ,もしくは,ご自分の演じているキャラクターで,とくに見てほしいカッコいい部分はありますか?
黒田さん:
桐生一馬は自分が大切にする人間が困っていたら,自分の利害や命すら考えずにそいつを助けに行く奴なんですよ。でも,今の社会ってそういうことに対して,「相手が武器持ってたらどうすんだよ」とか,「それで自分が死んじゃったら馬鹿みたいじゃん」という風潮があるじゃないですか。そういうのが正論だと言う人達もいますけど,「やっぱり違うんじゃないか」って気がするんですよね。
確かに,それで死んだら家族や恋人は寂しい思いをするかもしれません。でも,困っている人がいたら命を惜しまず,悪を恐れずに助けに行くような,“良い意味での馬鹿”がいてもいいんじゃないかなと。そういう馬鹿になれる奴が,やはり“男”なんだと思いますね。
真島吾朗は,かなりイっちゃってるイメージのある人間なんですけれども,異常なだけというわけではなく,桐生のことを男として本当に愛している。桐生と戦ったあとにボソッとつぶやく一言が,本当に好きだからこそ言える,深い助言だったりするんですよね。そういうところが真島のカッコよさなんじゃないかと思います。
釘宮さん:
桐生が自分のスジを通すため,危険に身を投じるのを,本当は止めたいんだけど必死にこらえて,帰ってくるのを待つという遥を演じていて,そういうのも一つの強さなんじゃないかなと思いました。私だったら,つい「もう,やめときなよ!」って言いたくなるような状況でも,戻ってくる桐生を信じて待ち続けるのを見て,この作品が始まったときから比べると,遥もどんどん強くなっているんだなぁと実感させられました。
横山氏:
龍が如くには,カッコ悪い奴なんてほとんど出てこないと思ってます。桐生に喧嘩を売る敵ですら,カッコいいんじゃないかと思っています。だって,あんなデカくて強そうな奴に,立ち向かって行く勇気があるんですよ?(笑) 作中には“伊達さん”っていう,普通の腕力に普通の体力の人もいて,そして桐生みたいな超人もいて……それぞれの人物に,自分の身の丈にあったカッコよさというものがあると思っています。それをいろいろなところに散りばめていますので,注意して見てほしいと思います。
――ありがとうございました。
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