イベント
[E3 09]エイリアン,プレデター,マリーンの三つ巴の戦いを描くSEGAの「Aliens vs. Predator」
実は,この1999年版とSEGAブースで展示されていた最新版は,同じイギリスのRebellionが開発している。続編などを含めれば,Rebellionがこのテーマでゲームを制作するのは4度めとなるというから,開発チームの相当な入れ込みようを感じる。
さて,2010年第1四半期にリリースされる予定の「Aliens vs. Predator」は,ゼノモーフ(エイリアンのこと)とプレデター,そしてマリーンの三つ巴の戦いを描いており,シングルプレイモードではそれぞれのキャンペーンが用意されている。
今回のフロアで紹介されていたのはプレデターのミッションだ。プレデターは,狙いを定めて狩りをするハンティング気分が満喫できるキャラとして開発されており,おそらくマリーンは複数のNPCとともに活動するスクワッド・ベースのゲーム,エイリアンは肉弾戦が中心のステルスアクションのようなゲーム性を持つものと思われる。
プレデターはナイトビューや赤外線,両腕のブレードなどさまざまな兵器を使って戦える。単身で敵の渦中に乗り込むためか,プレデターではロングジャンプができる。コントロールは簡単で,照準レティクルを着地したい場所に狙い定め,ボタンをタップするだけで間違いなくその地点へと着地できた。
デモを遊んでみたので内容を簡単に説明すると,ガンタレットを無効にするため,マリーンのキャンプにこっそりと忍び込んでスイッチを爆破。ここでゼノモーフの集団が侵攻してマリーンと交戦状態になり,その隙にジャングルまで逃げおおせることに成功した。
このゲーム,エイリアンは人間だけでなくプレデターも捕獲できるほか,半エイリアン半プレデターの様相を持つタイプのキャラクターもゲーム中に登場するとのことだ。
プレデター以外のキャンペーンをプレイできたわけではないので,ゲームの現状を相対的に評価することはできないが,プレデターキャンペーンだけでも十分に興味深いゲームであったといえる。
マルチプレイモードもあり,デモの担当員の話では,すべての勢力のバランスを取るために,例えば「1ゲームに参加できるのはマリーン4人に対してエイリアン2人,プレデターが1人まで」といった制限を設ける計画とのことだ。PC版のほかXbox 360,PLAYSTATION 3版でリリースされる予定である。
- 関連タイトル:
Aliens vs. Predator
- 関連タイトル:
Aliens vs. Predator
- 関連タイトル:
Aliens vs. Predator
- この記事のURL:
キーワード