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[Gamescom]期待のFPS「Aliens vs. Predator」の詳細がGamescomで明らかに
Aliens vs. Predatorにおけるシングルプレイ用キャンペーンのストーリーは,三つの種族が奇しくも同じ惑星で遭遇するという一つの事件を,それぞれの視点から描いたものになるという。E3でプレイしたプレデター用キャンペーンはジャングルの中だったし,今回のデモで見たマリーンやエイリアンのものは狭い通路の続く基地内部だったので,それほどオリジナル映画と設定がかけ離れているわけではないと思われる。
今回,初公開となったゼノモーフ・キャンペーンは,「エイリアン3」の流刑惑星を思わせるものだ。エイリアンでプレイした場合は,壁や天井に掴まることができて,相手の予期しないさまざまな方向からの攻撃が可能となる。ただ,囲まれると意外と簡単にやられてしまうようなので,ところどころに存在する通風孔などに潜り込み,位置を変えて再度攻撃を加えるというようなことを繰り返すわけだ。
壁や天井に掴まってプレイしていると,そのうち方向感覚が失われてしまうこともある。そんなときは,ゲーム画面の中央にある黄色いT字型の照準を確認しよう。これがT字型のままであれば通常の床に立っていることを示し,逆向きならば天井を向いているということを示している。また,レーダーやミニマップは存在しないものの,知覚が優れているという設定からか,金属の壁や床越しにうっすらと目標の敵を見ることができる。通風孔などの位置も,その周囲に空気の渦巻きのようなものが見えるようになっており,狭い場所でも高速で移動しやすく配慮されているようだった。
さすがゼノモーフだけに至近距離からの攻撃力は凄まじく,背後から忍び寄ってマリーンの首をもぎ取ったり,追いかけてかみ殺したりする様子はかなりグロい。マリーン達は,プレイヤーがシングルプレイキャンペーンで使用するような生命体センサーは持っていないのか,ゼノモーフがかなり近付いても気付かなかったりするものの,なかには恐怖におののいて逃げ去ってしまうマリーン兵もいたのは面白い。
マルチプレイモードについては詳しく説明されることはなかったものの,デモの担当者であったSEGAのプロデューサーは,「我々が愛する映画の世界そのものを,マルチプレイヤーモードでも体験できるようにしたい」と述べており,何らかの仕掛けを用意しているようだ。来年早々の発売に向けて,かなり順調に開発が進んでいる印象だった。
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