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「METAL GEAR SOLID」の新川洋司アートディレクターによる展示会が開催中。オープニングイベントではライブアートを披露
開催初日となる15日,そのオープニングイベントとして,新川氏によるライブアートとサイン会が行われた。なお,ライブアートの会場となった「コナミホール」は,200名を超える観客で満員となった。
「コナミスタイル 東京ミッドタウン店」 |
「METAL GEAR SOLID」シリーズ アートディレクター 新川洋司氏 |
「新川洋司展 - THE ART OF YOJI SHINKAWA -」
ライブアートは,会場に集まった観客の目の前で,新川氏が60号サイズのキャンバスに絵を描いていくという企画だ。新川氏は「最初はもっと小さな規模でやろうと思っていたのですが,やはり多くの人に見ていただきたいということで,このような形式になりました」と挨拶し,「大きなキャンバスに絵を描くのは久しぶり。練習していて,学生の頃を思い出しました」と続けた。また多くの観客を前に絵を描くことについては「気ばらず,ゆるい感じで。楽しめたらいい」とリラックスした姿勢を見せた。
ライブアートの前には,小島プロダクションの今泉健一郎氏(写真中央)と大石次郎氏(同右),商品開発担当の寺尾氏(同左)により,限定販売グッズの紹介がなされた |
薄めた墨汁で何かをサラサラと描いていく新川氏。続く写真を見ると影になる部分だと分かるのだが,この段階では何が何やら |
新川氏は,薄めた墨汁をつけた筆で,おもむろにキャンバスに何かを描き始めるが,正直なところ,最初は何だかよく分からない。しかし濃い墨汁で線が加えられていくと,次第に人物の顔が浮かび上がってくる。最初に筆をキャンバスにつけてから約6分後には,スネークの顔と判別できるまでになった。
ライブアートの途中では,司会を務めた小島プロダクションの今泉健一郎氏と大石次郎氏のトークによって,新川氏が普段は筆ペンを使っていることや,まるで習字でもやっているかのように姿勢を正して絵を描いていることなどが明かされた。なお,絵を描いているときの新川氏は非常に集中しており,話しかけるのが難しいときもあるとのことだ。
「なかなか練習どおりにいかない」と話しながら,新川氏は背景を描くためにマスキングしたり,修正液を使って白いラインやポイントを入れたりと,着々と作業を進めていく。そして開始から約16分後に「こんな感じで」と筆を止め,「難しいですね。もうちょっと頑張りたかったなあ」と感想を述べた。
なお,この絵はコナミスタイル 東京ミッドタウン店に展示されているが,展示会の最終日となる1月31日まで,新川氏が不定期に来店して少しずつ手を加えていく予定とのこと。機会がある人は,二度三度と展示会に足を運ぶと,絵が完成していく過程を確認できるだろう。またその過程は,小島プロダクション公式ブログ「コジブロ」にて随時報告されていく予定だ。
「新川洋司展 - THE ART OF YOJI SHINKAWA -」
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