このゲームの読者の評価
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全部の実装が終って 90 - 投稿者:フェリックス(男性/40代)
- 投稿日:2011/01/05
- 良い点
- 1.南蛮貿易という新しい交易が面白い
この新システムは同じことの繰り返しだったこれまでの交易と違って1回ごとに状況が違うので、現地に行ってみないとどうなるか分からないし、持ってきた交易品ともらった南蛮交易品との交換比率がとてもよいと嬉しかったり、効率よく交換できる交易品を自分で探したりと、運不運や工夫による楽しさが増えた。また、その利益は巨大で、簡単にお金が貯まるようになった。
2.副官船長の実装により、航海や交易がぐっと楽になった
特に交易では、以前は最大級の船でも港で全交易品を積むことができないことがあったのに、副官船のおかげでそうした不満がなくなった。一度に運べる交易品が増えたことで利益が増加したし、長期の航海や海事の修行なども楽になった。
3.フリースタイル特殊造船で船の性能が格段に上がった
速くなり、堅くなり、積載量が増えるなどそれ以前の船とはまるで違うといってよいくらい強化された。建造自体は手間が増えて面倒になったが、その価値はある。
4.4つの文化圏が追加された
港数こそ13に過ぎないが、実はかなり大きな追加要素だと思う。今までの拡張パックでは2つずつの文化圏しか追加されていなかったから、世界の多様性がかなり高まった感じがする。
今まで通り、それぞれの文化圏に音楽や特徴的な町並みが作られ、広場の風景や邸宅の内装、あちこちに置かれた小物まで実に細かく作ってある。街路樹に竹や柳があったり、店先の売り物にスイカや見慣れた野菜があったり、中国の街の広場に陶器が飾ってあったりするし、NPCの顔つきが日本と中国で違うなど、身近でよく知る世界だからこそ発見した街の探検が面白かった。
衣服や小物や船や関連するレシピなどアイテムもかなり増え、交易品も1文化圏につき18種類ほどの追加と一気に多くなった。特に、これまであまり注目されなかった分類の交易品が増えたのは面白い。雑貨があれほど重要になると誰が予想しただろうか。
5.遺跡ダンジョンの実装
冒険に今まで通りのクエストや沈没船の追加だけでなく、新しいものを導入していこうという意欲が見える。友人たちは皆、あれこれ不満を述べつつ結構楽しんでいる様子だ。
6.陸戦の刷新
戦闘をあまりしないので詳しくは分からないが、ちょっとやってみた感じでは大分ましになったと思った。甲板戦は存在感が薄くなってしまったが、遺跡ダンジョンではかなり使われている。
7.ヨーロッパに交易品が大幅に追加された
ヨーロッパにいる時間が長いので、個人的に嬉しかった。次は他の地域も強化して欲しい。
8.大海戦の改革
戦闘結果による影響度の変化を大きくするなど、改革の姿勢と方向性は評価できる。新パックではかなり変わるらしいが、これからも改善していってもらいたい。一方、バトルキャンペーンは過疎化しているので、そちらも梃子入れして欲しい。
9.商館入れ替え戦の導入
商館持ち商会や商館をねらえる商会にはかなり大きな変化だった。よくやったとまでは言えないが、商館システムに手を入れていこうという姿勢は評価できるので、今後も頑張って欲しい。 - 悪い点
- 1.南蛮貿易の利益が大き過ぎる
このため、東アジアに行けるようになった人の資金稼ぎはほとんど南蛮一本になった。なので、以前は香辛料や宝石・貴金属などでにぎわったインカやカリブやオセアニアやアフリカに人がほとんど行かなくなった。同数積んだ場合の利益が三倍以上も違うとなれば、誰もやらなくなるのは当たり前だろう。
そこへ副官船や船の速度アップ、それに速度アップアイテムの実装で航行距離が伸びたこともあって、もともと人が少なかった東アフリカとアラブは一層ひどい状況にある。魅力的な新システムの導入は歓迎するが、その影響は考えて欲しかった。
2.南蛮貿易で資金に余裕のある上級者が増え、物価が全般的に上昇した
初中級者はつらいと思われる。なお、投資も活発になって港の同盟先の変動が起きやすくなったが、影響は部分的なものにとどまっている。
3.南蛮貿易の経験値が大き過ぎる
交易レベルをカンストするまでの時間がかなり短縮された。余計な心配かも知れないが、レベルと貯金が上限に達すると1つの目標達成でモチベーションが下がる。ゲームの寿命を縮めないためにも、その先の楽しみをもっと用意して欲しい。
これと同じことだが、獲得スキル熟練や経験値・名声のアップアイテムをやたらと配布し、経験値アップの時間を作ってみるなど、カンストを急がせるようなやり方は、個人的にはあまり賛成できない。いろいろやって達成するからレベルが上がった喜びがあるのであって、近道を設け過ぎるのは楽しみを減らすことになる。一方で造船など一部のスキルの修行の大変さは変わらない上、スキルの上限を上げたりしているので、方向性がバラバラに見える。
4.FS特殊造船の建造費用が高い
性能は素晴らしいのだが、初心者には手が出ない。上級者の船との差が広がったが、累計プレイ時間を考えれば仕方ないかも知れない。材料部品のあまりの高さに初心者は諦めているが、中級者にはFS船の建造が一つの目標になっているようだ。
5.南蛮貿易・甲板戦・陸戦・カスタムスロットと、いくつも不満が出てたびたび改良されることになった
新システムなので多少は仕方ないが、明らかにテストプレイをしていない、もしくはプレイヤー視点に立っていないと思われるミスが多かったことが不満を生んだ。今までなかったこういうミスが『El Oriente』では多かったのがやや不安だ。運営にはプレイヤーから「分かってないよ!」と言われないように頑張って欲しい。
6.東アジアとヨーロッパ以外の地域が放って置かれている
特に南米の開拓地は梃子入れが必要だと思う。次の拡張パックではそういったところにも目を向けて欲しい。
7.パッケージ商法が定例化した
定額制で一人当たりの収入が固定だからできるところで稼ぎたいのは分かるが、アイテムで釣るやり方はあまり印象がよくない。買う人の自由だと言われればその通りなのだが。 - 総評
- 詳しくは上に書いたが、このゲームの根幹である交易と移動手段である船、それに弱点とされていた陸戦に大きく手を加えたことは、開発側の意欲の表れと評価してよいと思う。
南蛮貿易をしていない上級者はいないし、お金がかかるFS造船もすっかり浸透している。陸戦や遺跡ダンジョンはしばしばチャットで話題になるし、ダンジョン品や南蛮の褒賞品がよくバザーで売られているので、多くの人が新要素を楽しんでいるようだ。
船の建造は大変になったが、知り合い同士で協力し合ったり、支援依頼のシャウトが聞こえたりしていて、それなりに上手く動いているらしい。
いろいろな変化が起き、以前の世界とはかなり様変わりしたが、特に南蛮貿易とFS特殊造船と副官船長の影響が非常に大きかった。改造船の速さと副官船の積載量は驚くべきもので、これに南蛮品を積むとすごいことになる。この3つだけでも拡張パックの価値はあったと思う。
また、東アジアという目玉を持ってきたのは分かりやすかった。日本人にとって親しみがある東アジアの諸国を丁寧に扱ったことは好印象で、そこへ足を運ぶ価値を設けたこともよかったと思う。
甲板戦などでは期待が大きかった分反動もあったが、『El Oriente』以前の世界に戻して欲しい、という声は周囲に全くない。
このゲームのよさであるのんびりした雰囲気も変わっていないし、相変わらず新人さんを見かける。うちの商会もこの一年で半分近くが入れ替わったが、古くからの固定メンバーは少数ながら健在だし、新人がたくさん増え、休止から戻ってきた人もいて、まだまだこのゲームは終わりそうにないと感じる。
2月22日実装の次の拡張パックではまたいろいろと変化が起こるようなので、期待して待ちたい。
(ゲーム全体については「大航海時代online」を見て欲しい。ここでは『El Oriente』に限定して書いた) - プレイ時間
- 4年以上
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 4 4 5 -
見た感じここの評価低いですけど、言うほど酷いゲームじゃないです。 50 - 投稿者:macc2(男性/40代)
- 投稿日:2010/10/06
- 良い点
- 全体の評価として
・自由度が高く色々な楽しみ方ができる。商人、冒険、海事の3ジャンルの遊ぶ要素があり、転職も容易である。
・ゲームがある程度成熟しており、ある程度まではさくさくLV上げが出来るので後発でも苦にならない。
・このテーマのゲームは国内ではこれだけである。光栄ファンにはたまらない?
・レベル上げ、スキル上げ、海域を広げる楽しみ、上記3職業の中にも、陸上戦闘、海上戦闘、対人、商売、生産、投資、発見(冒険は良く知らない・・・)と色々な要素がありそれぞれについて深めていく事も中断して別のことをすることもでき、ボリュームが非常にあります。 - 悪い点
- EL Orienteという有料アップデートによって大幅な改編が行われたため
・対人戦(模擬・BC)のプレイヤーが激減といっていいレベルで居なくなった事。
・廃ゲーマーとライトユーザーが比較的同等の条件で戦える「ウデ重視」の対人戦闘がこのゲームの特徴で人気のコンテンツだったが、改変で廃プレイヤーほど強い「装備重視」の仕組みに変化した事。
・陸上戦闘システムを新たに導入したが、これが酷い出来である事。無料でもやりたくないレベル。信長や三国志、或いは無双といったすばらしい陸上戦闘のノウハウがあるのだから生かしてほしかった点。 - 総評
- 対人戦闘に期待してプレイするゲームではなくなりました。それまで何年も守り続けてきた大航海時代の対人戦闘の楽しさの根幹である「ウデ重視」「廃ゲーマにライトユーザーが伍す事が出来る戦闘システム」こういうのがなくなりました。
24時間INしたものが最強!レア装備で差がつく!膨大な時間コストのかかる装備で差がつく!ある意味MMOらしくなってしまったのかもしれません。
それでもなお良い点で上げた部分を考えると新規にプレイする価値は十分にあると思います。 - プレイ時間
- 3〜4年
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 3 1 2 5 -
迷走する運営に不安 35 - 投稿者:じゃがりこ(女性/30代)
- 投稿日:2010/06/14
- 良い点
- ・世界を自由に旅する気分を味わえる
16世紀ごろの実世界をモチーフにした世界なので
世界中を旅している気分が味わえる
世界の港町が実名で登場するので
ゲームに慣れる頃には自然と世界の地名を覚えているくらい
・戦闘が強制ではない(しなくてもかまわない)
やれることの自由度がとても高く
多くのネットゲームと違い戦闘をしなくても楽しめる
LVあげやスキルあげも強要されないので
のんびりまったりプレイすることも可能
・プレイヤー年齢が高めで変な人が少ない(いないわけではない)
プレイヤーの平均年齢がとても高く
マナーのよさはネットゲームでも屈指だと思う
・システム面がよい
グラフィックはキレイな割に低スペックでも動き
システム画面やチャットも見やすくストレスがない
チャットの種類も多くコミュニケーションは取りやすい - 悪い点
- ・迷走する運営
半年前(エルオリエンテ前)までなら
ネットゲームでは1〜2を争う良運営と言えたが
エルオリエンテ実装とともに突如迷走開始
プレイヤーの望むものと真逆なアプデを繰り返し
世界の様々なバランスが崩壊してしまった
サバ落ちや臨時メンテやバグも増えた
・バランスの崩壊
上の運営の迷走ともかぶるが
最近はゲーム内の様々な部分がバランス崩壊中
半年前まで良バランスで好評だった艦隊戦は
FS造船と甲板戦と大砲強化アイテムで崩壊
それまで各地で行われていたPC同士の模擬戦も消えてしまった
南蛮交易で所持金があふれかえり大インフレ
お金があっても物が売ってないというひどい事態に
・パーティを組む機会が少ない
ネットゲームなのにソロでも困らないのだが
それが逆にパーティを組む機会の少なさにつながっている
基本的にソロが多いのでフレンドをうまく作らないと
チャットする機会などもほとんどなく
オフゲをやっているのとかわらない状態になる
・PKあり(これを良い点とする人もいるが)
PK=海賊であり世界観として必要なのはわかるが
システム自体の作り込みが甘く粘着質なPKも多いので
多くのプレイヤーにとって邪魔にしかなっていない - 総評
- とにかく今は運営の迷走に尽きる
もはやプレイヤーをわざと怒らせてるとしか思えない
当然プレイヤーのログイン率は下がる一方
早めに方針を変えないと三国志の二の舞になりそう
戦闘を強要されずのんびりやれる良ゲームなだけに
運営には気持ちを入れ替えて頑張って欲しいと思う
好きなゲームだからこそ今レビューを上げたかった - プレイ時間
- 3〜4年
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 1 3 3 -
大型船に乗れるようになるまでは楽しいが・・・ 75 - 投稿者:ぼぎー(男性/40代)
- 投稿日:2010/04/20
- 良い点
- El Orienteの評価ではなく、全体の評価として
・自由度が高く色々な楽しみ方ができる。交易に飽きたら冒険、冒険に飽きたら戦闘とか気分を変えることが簡単
・中堅まではレベルアップが早い。学校だけでも序盤レベル上げに苦しまないし、交易レベルはマゾらなくても儲けながらどんどん上がるので最大の楽しみである船の乗り換えに無理がない
・負荷が少なく、丁度良いレベルの美しい映像と音楽 - 悪い点
- EL Orienteのアップデートは正直不要だったと思う。
ダンジョンとかメンターはいいとして、あとは普通に日本を実装するだけで良かったのではないか。特に
・FS造船・・・急加速付き連発や帆の性能強化で、トレードオフではなく何でもアリの強大な船が可能になってしまった。あこがれの船を手に入れる楽しみが薄れた。
・南蛮貿易・・・日本だけ特殊なシステムにする意味が不明。
・副官船長・・・みなが言うようにこれによって古参と新人の差が大きくついてしまった。
- 総評
- 良い点悪い点色々あるものの、総じて良質のゲームだと思います。
ただ、この手のゲームの宿命でしょうが、ある程度レベルが上がると楽しみが減ります。船が主役ですので、中型船から大型船に乗り換えるまでは、新しい船への乗り換えのためにモチベーションが高く、手に入れたときの喜びはなんともいえません。ですが、ある程度のレベルの大型船を手に入れたあとは、スキル上げとか、レベル上げそのものが目的となってしまうため、マゾ仕様になってしまいます。そこまでたどりつくまでが一番楽しいんですけどね。。
ただこれは宿命的なものなので、このゲームの欠点とは言えません。 - プレイ時間
- 1〜2年
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 4 4 -
現存の良いところを削り取った残念な拡張パック。今後に期待 40 - 投稿者:玉子かけご飯(女性/30代)
- 投稿日:2010/04/10
- 良い点
- ■ 日本実装
待ちにまったジパングが実装されました。
また、4月下旬のアップデートで台湾が実装され更にエリアが広くなります。
■ フリースタイル造船による自由度の拡大
旧ジョイントビルドシステムが刷新され、より自由度の高い造船になりました。
また、日本固有の安宅船なども実装され益々乗れる船が増えつつあります。
■ 南蛮貿易
これまでの交易とは一線を画す物々交換システムにより、より多彩な交易ができます
■ 陸戦システム
旧システムを大幅に刷新し、動きのあるものになりました。
■ サウンドはこれまでと変わらず上品質
■ PS3やPCの新規ユーザー優遇
先日PS3の無料体験版が実装され、スクールチャットは新規の方で賑わっています。 - 悪い点
- ※良い点と矛盾する点が多いですがご了承下さい
■ 副官船長システム実装による格差の問題
副官は、一般にLvが上げ辛い為副官船長任命に必要な合計Lv90到達には
かなりの時間が掛ります。
その為、副官船長のあまりの有益さのおかげで格差が生じてしまっています。
■ 南蛮貿易によるインフレの拡大
それまでに比べて莫大な利益を生む南蛮貿易。
その為、市場にお金が溢れPC間経済で大規模なインフレが進行しています。
大砲などの基本消耗品も値上がりや取引消滅などが起きてしまい、
日本に到達していない低Lvプレイヤーにとって見れば厳しい現状です。
■ FS造船の複雑さ、敷居の高さ
自由度が高くなった造船ですが、いいモノを求めると際限なく手間暇と膨大な金銭が
必要になってしまいました。
また、一部優秀船に優良なオプションスキルが付加できるようになってしまった為、
特定の船への集中が起きてしまい多彩な船種類が無駄になりつつあります。
建造システムが初めての人には複雑で理解しづらいのもマイナスです。
■ 謎の陸戦システム
勝敗に読み合いや操作技術といったプレイヤースキルの比重が少なく、
かわりに装備の質やアイテムなどの比重が高いです。
また、テクニック系のシステムの作り込みが不十分だと感じます。
PC版とPS3版のインターフェイス差よる操作性の違いがあり、差があるのも問題。
鳴り物入りで実装されましたが、不出来が目立ってしまっています。
■ 甲板戦実装による洋上戦闘体系の破壊
洋上の砲戦白兵戦に割り込む形で実装されたにもかかわらず、
対人洋上戦闘の比重が 海戦≪陸戦 な場面が多く発生するようになってしまいました。
「最終決戦」のコンセプトで実装されたにもかかわらず、状況次第では開幕で突入できてしまい「大陸戦時代?」と首をかしげてしまいます。
また、甲板戦突入グラフィックの出来が恐ろしく悪いです。
■ 追加課金前提の仕様変更
新規に導入された「船熟練」は、フリースタイル造船で拡張した性能を
引き出す為の熟練ですが、船を他キャラクターに渡すとリセットされてしまいます。
追加課金で利用できる「共有倉庫」は、特例で熟練がリセットされずに他キャラクターに船を渡せる為、深く遊ぶ人は追加課金を迫られている現状です。
副官船長などで船の所有枠が逼迫している現状を鑑みて、非常に残念に思います。
■ [開発運営の問題] バグの多さや対応
プロデューサーインタビューでも触れられていましたが、ここ数ヶ月は去年までとは打って変ってシステム障害やバグが多発しました。そのため
一部アップデートでは新規よりも手直しが多いという状態に陥ってしまっています。 - 総評
- 良い点・悪い点は、El Oriente拡張パックでの変化を中心に書かせて頂きました。
El Oriente拡張パックの評価を一言で表すとしたら、
「ボリューム満点! でもバランスと作り込みが落第点」です。
発想そのものは非常に面白いのですが、性能や個々の細かい調整が不十分で良い面を悪い面が食い潰してしまっている現状が続いています。
ただ、それでも大航海時代Onlineそのものの骨格はまだまだ健在で魅力的です。
今年で6年目に突入するほど長寿なゲームであり、月額課金と言う料金体系も相まってユーザーコミュニティは非常に大人びています。
ゲームマスターの対応は他ゲームの追随を許さず、非常に良質なのも見逃せません。
現在はPS3の体験版サービス開始などで新規の方が多いので、同期の方と一緒に楽しめる事でしょう。
4月下旬のChapter2も控えている事もありますが、バランスや改善を重ね、これまでの失点を今後のアップデートでどれほど加点に回せるか。
そのあたりが今後の鍵となりそうです。
↓下の評価は、El Oriente拡張パックでの変化を評価しています。 - プレイ時間
- 2〜3年
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 2 5 2 2 4 -
エルオリエンテ以降は廃人さん専用対人戦オンラインゲーム 50 - 投稿者:ライアギス(男性/40代)
- 投稿日:2010/03/30
- 良い点
- *副官船長実装
いつも横にいて、ある程度手助けしてくれるNPCが
今度は船にのって助けてくれる
いい船に乗せれば軽海軍、更にいい装備させれば海軍
まさに本当の相方。船長(プレイヤー)以上のよい船が乗るシーンがある事も
おもしろい所
*FS造船実装
ある程度、ネタ的な船、本気の海事向けの船等あらゆる
派生船を作れるようになった。
*メンターシステムの実装
初心者に環境を合わせる事で、この人廃人だからクエストつまらなくなる
等の戦力差を押さえられるようになった。
*南蛮貿易船の導入
前提条件は必要ですが、商会毎の南蛮輸送船により
ヨーロッパの拠点(本拠地)より南蛮貿易ができるようになった。
売るにも売れないものを何も考えなく輸送船に放り込む事で
以外な収入となる場合もある - 悪い点
- *副官船長
交易・戦闘・冒険の合計でレベル90が必要になった事で
古参と新人の差が激しくなった。
また、現プレイヤーの90%はシステムに賛成しており
悪い点であげていても改善する事はない部分であろう
*FS造船
船を作るという事が、もともと廃人用のシステムだったのだが
従来の特殊造船がなくなった事で更に敷居が高くなった。
ある程度の救済がない事で、高海事プレイヤースキル+高造船スキル
という、超高級マゾ向けとなった。
*副官
キャラクターのレベルのどれかがLV20になれば一人目が雇えるのだが
二人目以上になると、連続で雇えてしまう。
また、現プレイヤーの90%はシステムに賛成しており
悪い点であげていても改善する事はない部分であろう - 総評
- グラフィックと音楽は、昔からよいという意味で高得点
音楽の選択、タイミングはよいと言える。
確かに副官船長機能、FS造船等はよりよい遊びを提供して
いるのだろうが、それは廃人向けであって新人向けではない
のは推測できる。
緊急事態の時に副官が応援にきてくれるという所では頼もしい
と思いますよ。
それを差し引いても、新しくやり始める人向けではないのは明白である。
総合50にしてますが、悪い点は公式BBS(gamecityユーザ参加者討論)
を含めた評価をしています。
快適さ/運営に関しては、突然意見を拾って改修という場面もあり
不満と片付けるのは不条理と考え2にしてます。
廃人は大喜び 新規・中堅はううむ といった所でしょうか。 - プレイ時間
- 6〜12ヶ月
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 2 2 3 -
気合が空回り? 70 - 投稿者:まっきー(男性/50代)
- 投稿日:2010/02/15
- 良い点
- ○なんと言っても日本実装
○メンターシステムによって新規の方とPTが組める
○フリースタイル(FS)造船で自分の好みの仕様で(ある程度は)作れる。
○副官にも船が乗せられるようになった
○オプションの共有倉庫のアイテムが交易品以外で(銀行があれば)どこでも出せる。
○従来の交易とは違った形で南蛮交易が実装された。
○高スペックではないPCでも遊べる。 - 悪い点
- ●FS造船
良いところもあれば悪い部分もありまして、主に対人戦闘のバランスが大きく変わっ
てしまいました。このゲームにおける対人戦闘のバランスは以前は非常に秀逸なも
のがあり、旧造船仕様と合わせてほぼイコールコンディションで行う事が出来るの
が他のゲームには例の少ない大きな特徴として、その存在感は高いものが
ありました。
ですが、そこに「船」と言う装備も大きく関わる要素が出てきただけに、旧造船仕様
を惜しむ声がちらほら聞こえてきます。いずれにせよFS造船が色々と研究され対人
戦闘における仕様がある程度固まってくるでしょうが、それでも「個人差」が出て
くる事でしょうから、以前の様にはならないと思われます。これが個人的に残念な
ところです。
また、それらの船を作る際も満足いくまで強化→リセットの繰り返しになる事も考え
られ、時間とお金が掛かる事も予想されます。お金は稼ぎ易いゲームではあるので、
その辺の心配は無いにしても金策に以前よりは時間を取られるのはどうかな?と。
これらは「やりこみ要素」になるのでしょうが、それらを散々経験して嫌悪感を
持っている方を少ないながらも知っているだけに、今後の影響が懸念されます。
●甲板戦
申し訳ないですが正直いらないと思いました。一発逆転の要素を取り入れたかった
のでしょうが、陸戦の要素を海上に持ってくるのはちょっとどうかな?と。
後から発動率を下方修正していますが、結局このシステムをどうしたいのかと言う点
が見えてこないので少々不安です。
●南蛮交易
これは他の方が述べているので、詳しくは書きませんが調整して欲しいです。
いまのところ単なるお金稼ぎの手段というだけで、ゲーム性としては乏しく
名前だけが先行してしまった…そんな印象です。 - 総評
- 主に「El Oriente」のアップデートに関しての感想です。
昨年PS3でのサービスも開始して新規のユーザーも増え、賑やかになってきた処に
過去最大規模のアップデートと、タイミングとしては良い形で出来たのでは無いかと
思います。今回かなり力を入れてきたのが伺えますが、全体的に荒さが見えており
例のオープニングの件も含め、気合が空回りした感があります。
ただ、今回の要素は少しづつ調整していけば特に問題は無いとも思ってます。
これから新規で始められる方にとっては、どれもすぐに影響が無い物が多く、
以前の仕様は知らない訳ですから、違和感無くこの世界に入って来れるでしょう。
ただ、移動に多くの時間が割かれる(特に交易と冒険)事が多く、それらを苦痛に感じ
る方には向かないのは相変わらずです。そう言った意味では人を選ぶゲームなのは
否定できません。特に序盤に乗れる船の速度がそれほど速くはないので、苦痛に感じ
るでしょうが、キャラクターが成長していくほどFS造船の恩恵を感じられるでしょう。
まだまだ書きたい事があるのですが、それだけ語れるに足るゲームだと思っています。
良い点も悪い点もありますが、運営の安定感、新規と古参の差がそれ程大きく離れな
いゲーム設計と、国内に存在するMMOの中では非常に稀有な物です。高スペックな
PCではなくても遊べる点も評価として高いポイントです。
よって評価は高めにしましたが、今後の期待も含めての数値と言ったところです。
ただ個人的には、「ちょっと様子見」そんな感じです。 - プレイ時間
- 2〜3年
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 5 5 4 4 -
多様性が認められるMMO 90 - 投稿者:aoyagi(男性/30代)
- 投稿日:2010/02/12
- 良い点
- ・西欧人が日本を訪れた時の感動を追体験できる。
・このゲームにおけるひとつの終着点を見ることができる。
・新たに始める人にとっても「日本に行ってみたい」という目標はわかりやすくて魅力的
・南蛮交易という新しい交易システムの実装
・何よりこれまでで最大規模のボリュームを持つアップデート
・フリースタイル造船によって、船のセッティングで個性が出せるようになった。 - 悪い点
- ・南蛮交易のバランスが未だに完成の域とは言いがたい
・フリースタイル造船の敷居が高い
・高レベル者の得られるメリットが大きく、デメリットがほぼない、新規の人にとっては上級者との間の壁が厚く感じられそう。
・新システムの中では、今後ブラッシュアップして欲しい点が目に付く、率直に
言えば荒削り - 総評
- 長年プレイしているプレイヤーからすると「とうとう日本」という感慨と共に、
一気に投入された新システムの数々がこれまでのマンネリを解消する方向を感じさせてくれます。
また新たに始める方にとっても、私たちの知る日本という土地を、西欧人として訪れる際、どう見えるのかという歴史の追体験ができます。
新たに投入された戦闘、交易、冒険などのシステムも、よくあるMMOのような「とりあえずレベルを上げないと触りも体験できない」というものではなく
生産や冒険のように、やりたいことだけをしていても本当に暮らせる、という「大航海時代オンラインらしさ」は失われていません。
また、平均年齢が高いゲームであるために、ユーザーコミュニティが比較的おっとりしていて、必要以上に干渉し合わないという点もこのゲームにおける魅力の一つといえるのではないでしょうか。
ただ、一月や二月で徹夜してやりこむタイプのゲームではないです、そのようなペースでプレイして、システム上の全レベルを上げきったとしても
目に見えるステータスの「先」にこのゲームの面白さはあると思います。
一言で「大航海時代オンラインってどんなゲーム?」と聞かれるなら、
即座に「16世紀ぐらいの地球で海を舞台にだらだらと生活するゲーム」と答えられる、どこか牧歌的で未だ他に似たもののないオンリーワンの世界観を持つゲームだと思っています。 - プレイ時間
- 4年以上
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 3 5 -
すったもんだありましたが・・・・拡張pkgとしては過去最高のボリューム 50 - 投稿者:Unicorn(男性/40代)
- 投稿日:2010/02/08
- 良い点
- 「Cruz Del Sur」からの変更点のみピックアップします。
・東アジア実装に伴い、日本の街へ上陸可能に
・南蛮貿易実装で、従来よりも莫大な利益を短時間で得ることが可能
・フリースタイル造船でより個性的な船を建造できる
・陸戦がパワーアップし、より戦術的になった
・副官船長の導入で、プレイ全体に幅が出た。
・メンターシステムで、新参と古参の協力プレイが可能になった。 - 悪い点
- 既存ユーザー視点から見た問題をピックアップします。
・パッケージにおける、全体的な仕様詰めの甘さ。
特に南蛮貿易・甲板戦のバランス感覚はユーザーに大きな混乱を与えている。
南蛮貿易については、上級者向けのコンテンツというよりも
「誰でも、手軽に、たくさんの利益を得る事が可能」という内容。
結果としてインフレが加速し、特に需要の大きいFS造船関連のアイテムは
軒並み倍以上の相場で取引されるようになった。
これによって、初級・中級レベルのプレイヤーが単独でFS造船を行う事が
困難になり(PT必須)、東アジアへの上陸が可能となったプレイヤーの選択肢は
南蛮貿易のみとなってしまいつつある。(次回Chapterで修正が入る模様)
また甲板戦については「劣勢陣営の優勢陣営に対抗する起死回生の手段」
という位置付けで実装されたが、蓋を開けてみれば
「(戦力的に)勝てる訳のない船に勝つ」手段となっていた。
これはつまり、今までの洋上戦闘力<<<<<陸戦戦闘力となったもので
起死回生というよりは、陸上戦闘プレイヤーの超優遇策となった。
結果として、FS造船による耐久インフレと相まって
既存洋上戦闘プレイヤーによる自発的な模擬戦イベントの一斉中止や
PKerが商戦に普通に勝てないといった現象を引き起こした。
また陸戦そのものの新システムも、動けるようになっただけで
既存のスキル効果に変更を施し、プレイヤーの弱体化をもってバランスを調整。
結果として全プレイヤーが横一線の状態からのスタートとなった訳だが
実際、その告知はリリース後になるなど、既存ユーザーから不満続出。
スキルランク制のシステムも、使用スキルの入れ替えが利かない事等
「普通にプレイしていれば気付く」レベルの事について、常に「?」が付きまとう。
またそれらについて、どういう経緯でこういった仕様になったのかについて
明確な説明もされていない状況。
また、待望の遺跡ダンジョンについても
プレイヤーの期待を大きく煽った割りには、小規模な出来栄えとなっており
敵を倒して、宝箱を開けるだけといった、単調なゲーム性に
実装後、程なくして多くのプレイヤーの関心を失った。 - 総評
- 基本的に初級〜中級レベルで、新要素を楽しめる部分は殆どありませんが
そこはPTなり商会なりで協力する事で、楽しめる方法が残されているという点について
一定の評価はできると思います。(全てが古参対象の要素ではないという点)
逆に上級・廃プレイヤーについては、主要コンテンツ(南蛮貿易・FS造船)で
ある程度遊び尽くすと、【詰み】となる可能性があります。
現状の陸戦等のサブコンテンツは、お世辞にも上記の打開策になり得るとは言えません。
FS造船については、賛否両論があるようですが
いわゆる「自船に拘りのある」プレイヤー達が「自慢の一隻」を作りたいが為に、
作っては初期化し〜を繰り返しているだけですので
自船が固定化されていない新規プレイヤーや、育成途中の中級プレイヤーについては
影響はそんなにないように見受けられます。
むしろ前JB造船システムがあまりにもいびつで、不自然過ぎた為
やっと正常化されたかといった印象です。
一部の古参プレイヤーにとっては世論を騒がせたオープニングの問題も含めて
全体的に受け入れがたい拡張となっている感は否めませんが、
単純な拡張ボリュームについては従来よりも大幅に強化されており
また機能ひとつひとつを単独でみれば、将来性が見込める為
期待が持てる内容である事も確かです。
「しばらく様子を見る」という方法が、現状では賢い選択なのかもしれません。 - プレイ時間
- 4年以上
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 2 5 4 4 5 -
サービス開始以来最悪の改悪!全く別のゲームになってしまった 35 - 投稿者:H2SO4(男性/40代)
- 投稿日:2010/01/24
- 良い点
- ○ついに待望の日本が実装された。
○オフラインシリーズのファンにはおなじみの交易によるお金稼ぎ、冒険で発見物を見つける楽しみなど、本作独特の楽しみがある。
○グラフィック、サウンドは文句無しの高水準。
○対人上納品の存在により、無法海域以外ではPKを回避することが可能。 - 悪い点
- ●FS(フリースタイル)造船が廃人仕様であり、より良い船を手に入れるためには今までを遥かにしのぐ莫大なお金が必要になってしまった。また、それによって速度や戦闘力などあらゆるバランスが崩壊してしまった。
●新陸戦も廃人仕様で、陸戦に余程時間をかけられる人間で無いと強くはなれない。また、旧来の陸戦で鍛え上げた人間のアドバンテージがかなり小さいため、新しく始めた人から見れば差がつかない代わりに旧来の陸戦好きのやる気を削ぐ原因になっている。
●陸戦の延長であるダンジョンは単純構造で、襲って来る大量の敵を倒して奥へ進むだけ。何の楽しみも無い。また、実装前は「冒険家の見せ場」として期待する人も多かったようだが、結局「戦闘力の高い人間=主に軍人が重要すぎる」ため、純粋な冒険家の立場が無い。
●南蛮貿易・副官船長の導入により、低レベルプレイヤーと高レベルプレイヤーの差が開いた。これもまた「廃人有利」になっている。
●一般プレイヤーにはデメリットばかりの無法海域。さらに、対人上納品を使っても無法化の助長になるため、他のプレイヤーに気を遣わず無謀な突撃ばかりする人間が大量にいるとそれだけで無法化してしまう。Non−PKサーバーを頑なに作ろうとしないことなど、運営はPKを優遇したいのではないか?と思わせる。
●不具合への対応や、公式サイトでの「重要な仕様変更追記」のアナウンスを「指摘されるまでしない」など、運営の質が以前より格段に落ちている。長い運営期間を経て、ユーザーの信頼にあぐらをかいてしまったのだろうか? - 総評
- ◇悪い点は主に「エル・オリエンテ」からの新仕様について書いてみました。
◇期待していた拡張だったのですが、全体的に「廃人仕様への転換」となってしまいました……。今まではライトユーザーでも気楽にプレイ出来たのですが、そういうスタイルでプレイし続けるのはかなり難しくなってしまったのではないでしょうか?
◇個人的には陸戦の変更が非常に残念でした。海事よりも気楽に出来るのが良かったのですが、そういう良さが全く無くなり完全にパーティープレイ推奨。FS造船のおかげもあって今まで以上にソロでも問題無く出来る海事より遥かに難しくなっています。それでいてもらえる経験は低く名声ももらえないため、冒険クエストで要求される陸戦やダンジョンに潜るために鍛える、という以上の意味がさらに無くなっています。
◇総合評価は35点にしておきましたが、これは「より確実にレビューを通すため」であり、心情的にはもっと低いです。ここまで大幅に変更するならば、素直に「大航海時代Online2」として開発した方が良かったのではないでしょうか?現状では、新規に始めるのは全くオススメ出来ません。 - プレイ時間
- 3〜4年
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 1 1 3
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