超進化を遂げたシリーズ最新作が本日発売！　プロデューサー酒井氏らも訪れた「ファンタシースターポータブル2」サイン＆握手会の模様をレポート

　12月3日，ポータブルゲームカフェ 秋葉原集会所において，同日発売のPSP用ソフト「ファンタシースターポータブル2」（以下，PSP2）の発売記念イベントが行われた。このイベントには，PSP2のプロデューサーである酒井智史氏，シニアディレクターの寺田貴治氏，ディレクターの木村裕也氏が登場。多くのファンを迎えてサイン/握手会が行われた。
　PSP2は，2008年7月に発売された「ファンタシースターポータブル」の続編となるアクションRPG。前作から数多くの新要素が追加されたのはもちろん，インフラストラクチャモードにも対応し，インターネットを介して離れた場所にいる人とも気軽に通信プレイが楽しめるようになった。

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ファンに対してとてもフレンドリーに接する開発者の皆さん。

サイン/握手会のあと，さっそくPSP2をプレイする人が多かった。情報交換なども積極的に行われていた様子

　なお約1時間ほど行われたサイン/握手会のあと，囲みインタビューが実施された。本稿ではその内容をお伝えしていこう。

寺田シニアディレクター（左），酒井プロデューサー（中央），木村ディレクター（右）

――サイン会を行った感想をお聞かせください。

寺田氏：
　自分でサインをする機会がほとんどないので，あまり慣れないです（笑）。でも初めてのお客さんなどもいらっしゃって，皆さん本当にPSP2に期待してくれているんだな，と実感しましたね。

木村氏：
　僕の場合，初めてサインをしたんですけど……。

寺田氏：
　お前，前サイン書いてたじゃねーかよ！（笑）。

一同：爆笑

木村氏：
　実は今日，本作を二日前に知りましたっていう方もいらしていたんです。それでも，僕達のサイン/握手会に来ていただいたってことで，ただただ感謝するばかりですね。これからもこういったイベントは続けていきたいと思いました。

酒井氏：
　僕らはちゃんとしたサイン会って，今までやってなかったんです。あっても，発表会などで「サインしてください」って声をかけられるときくらいだったんですよ。そんな中，ちゃんとしたサイン会を望んでくれる方もけっこういるという声を聞いたんです。だったら，そんな方の声に応えるべく，ちゃんとしたものを行おうと。
　で，やってみた感想なんですけど，やっぱりそういった方達とPSP2について直接話したり，意見をもらったりすることで，僕らもすごく力をもらえるんですね。ファンタシースターオンラインから10年が経ちますけど，そういった人達がいる限り，これからも頑張っていこうと，気持ちを新たにしましたね。

――皆さんが使われている職業を教えてください。

寺田氏：
　僕はキャストの男ハンターです。赤と黒で決めているヤツがいたら，それは僕です（笑）。

木村氏：
　僕はキャストの女性フォースですね。一番厳しそうな条件であえてプレイしています。

酒井氏：
　僕はヒューマンかビーストの男です。女キャラは使いません（笑）。で，かならずハンターですね。ソードかナックルで戦う感じで。

――今日ファンの方とお話ししていて，とくに印象に残った内容はどんなものでしたか？

酒井氏：
　PSOから，シリーズをずっと遊んでいる方がいたのが印象的ですね。またそれとは逆に，PSP2から始めて，それを機にPSP本体も買いましたっていう方がいたんですけど，それもすごく嬉しかったです。


――先ほどファンの皆さんにお話を聞いたときに，体験版で何十時間も遊んでいるという人が大勢いました。そして製品版を通じて，体験版を友達に配るという人も多かったのですが，そういう話を聞くと，やはり口コミで広がっているなという印象を受けます。

酒井氏：
　それはありますね。プレイしてくれた方が「PSP2面白かったよ」と，いろんな人に勧めて，それがどんどん広がっていってくれれば嬉しいと思っています。

寺田氏：
　コミュニケーションを図っていくというのが本作のコンセプトでもありますので，本編から体験版を配れるという機能は口コミ効果を高めると思います。このシステムは入れて良かったと思います。

――PSP2を使った集会所のイベント自体は，12月一杯まで続くとのことですが，それに関して，ファンの皆さんに一言お願いします。

酒井氏：
　この秋葉原集会所（31日まで）と池袋集会所（27日まで）で，PSP2のイベントをやっていますので，いろんな方とマルチプレイを楽しんでください。これからもPSP2をよろしくお願いします。