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秋葉原ソフマップにTeam Mad Catzが揃い踏み。「ストリートファイターV」のウメリュウも初披露されたMad Catz組手イベントレポート
このイベントは同日発売された同社のアーケードスティック製品「Street Fighter V Arcade FightStick Tournament Edition 2+」「Street Fighter V Arcade FightStick Tournament Edition S+」「Street Fighter V Arcade FightStick Alpha」,ならびにゲームパッド製品「Street Fighter V FightPad PRO」を使って,来場者がプロチームのTeam Mad Catzのウメハラ選手,マゴ選手,ときど選手と対戦できるというもの。当日は事前の抽選によって選ばれた40名強の参加者が集まり,大きな賑わいを見せた。
本稿ではその会場の模様をレポートしていこう。
Mad Catz公式サイト
「ストリートファイターV」公式サイト
Team Mad Catzに40名強の参加者が挑戦
平日であるにも関わらず,イベント開始時刻の18:00が近づくと,会場には多くの参加者が姿を見せた。イベントはまず,Mad Catzの担当者によるストV公式ライセンスコントローラの製品紹介から始まった。なお,これらの製品の詳細は,先に掲載した「こちら」の記事に詳しいので,興味のある人は参考にしてほしい。
Street Fighter V Arcade FightStick Tournament Edition 2+ |
Street Fighter V Arcade FightStick Tournament Edition S+ |
Street Fighter V Arcade FightStick Alpha |
Street Fighter V FightPad PRO |
そしていよいよ組手が始まり,参加者が次々と3人のプロゲーマーに挑んでいったのだが,そこはさすがにプロゲーマー。発売直後のタイトルであるにも関わらず,参加者のほとんどを軽く退けていた。一部,かなりやり込んでいる猛者もいたようで,全勝とはいかなかったものの,それに近い結果だった。
出戻り格ゲーマーは今がチャンスだ――Team Mad Catzミニインタビュー
イベント終了後,Team Mad Catzの3名にイベントの感想を聞いてみたので,その模様をお届けして,記事の締めとしよう。
4Gamer:
イベントお疲れ様でした。ストVでは初の組手イベントでしたが,どんな感想をお持ちですか。
ときど選手:
そうですね。皆さん,まだそれほどやり込まれてない方が多かったみたいで。やっぱり,これまでストIVシリーズをやっていた人が多かった印象ですね。ストIVの技術を活用しようとしている人が多くて,それが逆に感慨深かったです。
マゴ選手:
自分は単純に楽しかったですね。やり込んでいる人が少なかったのも,俺らとしては新鮮でしたし。あとそのせいかリュウを選ぶ人が多かったのも,個人的にはやりやすかった(笑)。ストVがこれからどれだけ広がっていくか分からないですが,楽しいゲームシーンになったらいいと思っています。
ウメハラ選手:
イベントとしては平日なのにたくさんの人が来てくれて,それがありがたかったです。あとイベントについてではないですが,ストVのリュウがすごく自分に合っていて,それが楽しい(笑)。
ときど選手:
それ。いいよなあ。
4Gamer:
マゴさんとときどさんには,使用キャラクターについて先日少しうかがいましたが,ウメハラさんはやっぱりリュウで行くんですね。
ウメハラ選手:
そうですね。リュウより強いキャラもいるんでしょうけど,そんな変わらないんだったらリュウにしようかなと。面白いので。
4Gamer:
リュウが自分に合っているというのは,具体的にはどのあたりでしょうか。
ウメハラ選手:
まず飛び道具が強いじゃないですか。昇龍拳もカス当りがほとんど起こらなくて対空として頼れますし,プラスしてVトリガーの心眼まである。攻撃力高くてピヨらせやすく,さらに弾も対空があるって,どれも好きな要素ばかりなんです。強いて言うなら地上戦がちょっと弱いから,そこだけが……まあでもそれは望み過ぎなんですけど。だから,かなりやりがいがありそうです。
4Gamer:
なるほど。ちなみにときどさんはナッシュからケンにキャラクターを変えましたが,何か意図があったのでしょうか。
ときど選手:
なんて言えば良いか……ケンのほうがプレイしてて面白いんですよね。なので,当分はケンでいこうと思っています。自分から攻めていけるキャラクターなのが楽しくて,それが決め手になった感じです。
4Gamer:
それが前回のインタビューで話されていた,ときどさんにとって「新しいチャレンジ」だと。
ときど選手:
そうですね。ケンは前ダッシュの性能が高くて,そこを起点に攻めていくキャラクターなんです。ダッシュ〜立ち弱Pをリーチの長いけん制技として使うことができますし,相手の隙をついて接近して勝負を決めに行くような,勝負感のようなものが鍛えられるんじゃないかって思っています。
4Gamer:
分かりました。最後に,これからストVを始めてみようかと思っている人達に向けて,一言いただけますか。
ウメハラ選手:
じゃあ自分から。ストVってとにかくシンプルで,ハードルが低いタイトルだと思うんですよ。だから,ちょっと格ゲー離れしていたような人にとっては,すごいチャンスだと思う。やるなら今ですよ。
マゴ選手:
ストIVシリーズにはいなかったキャラクターも登場しているので,そこから興味を持ってもらうのもいいですよね。ストIVシリーズよりも,さらに原点に立ち返ったようなゲームなので,初めてプレイする人は触りやすいんじゃないかな。
4Gamer:
ときどさんは?
ときど選手:
……まあ,もう言うことがないんですが。
ウメハラ選手:
だから俺,先に言ったんだ(笑)。
ときど選手:
とにかく,簡単になってるんですよ。僕がこれまでちゃんとやった格闘ゲームの中でも……。
ウメハラ選手:
一番簡単かもしれない? まあ,さすがにストIIよりは要素が増えてるけどね。でも,昇龍拳とか昔と比べて出しやすくなっているので,そういう意味ではストIIより簡単って言ってもいいかもしれない。
ときど選手:
そう。小手先の技術もそんなにいらないですし,まったく格闘ゲームを触ったことのない人にとっても,とっつきやすいと思います。だから皆さん,一緒に遊びましょう,ということで。
4Gamer:
はい。本日はありがとうございました。
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