Mad Catz公式Twitterが新型ゲームパッドの写真を公開。開発中の「C.A.T. 7 Game Pad」か？

　2020年4月15日，ゲーマー向け周辺機器メーカーであるMad Catz Global Unlimited（以下，Mad Catz）は，公式日本語Twitterで開発中のゲームパッドを写真で公開した。写真を見る限り，これは同社が2020年1月のCES 2020に合わせて発表した「C.A.T. 7 Game Pad」（以下，C.A.T. 7）のようである。

Mad Catzが公開したゲームパッドの写真

　C.A.T. 7は，Xboxスタイルのアナログスティックやボタン配置を採用するワイヤードゲームパッドである。写真には写っていないが，ケーブルはゲームパッド本体から着脱できるため，取り外してあるだけだろう。

　3枚の写真を見ると，D-Padと右アナログスティックの間にある小さなディスプレイや，背面トリガーボタンの隣にある2つの追加ボタン，底面側にある4つのパドル型追加ボタンといったC.A.T. 7の特徴がすべて写っている。また，小さいので見にくいが，左右グリップの間には2つの小さな突起があるのも見てとれよう。
　これは，押し込み可能なダイヤルで，これと小さなディスプレイを利用して，カスタマイズ用ソフトウェアを使うことなくボタンの機能割り当てやトリガーのデッドゾーン設定といったカスタマイズ作業を，ゲームパッド単体で行えるのである。

CES 2020で取材したC.A.T. 7試作機では，D-Padと右アナログスティックの間に小型モノクロ有機ELディスプレイが組み込まれており，これとディスプレイ手前にある2つのダイヤルを使って，各種カスタマイズやプロファイルの選択，マクロの作成などを行えた

　公式日本語Twitterで公開したとなると，おそらくはそう遠くないうちに，国内向けの正式発表が行われるのであろう。続報に期待したい。

Mad Catz公式Webサイト