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「白騎士物語 -光と闇の覚醒-」亡国の公女ミウと,彼女を守る猛き将軍スカーダイン。新たなキャラクターや進化した戦闘システムを紹介
ソニー・コンピュータエンタテインメントが2010年夏の発売を予定しているPlayStation 3用ソフト「白騎士物語 -光と闇の覚醒-」の新情報が公開された。本作は,2008年12月に発売された「白騎士物語 -古の鼓動-」の続編にあたるファンタジーRPGだ。今回公開された情報の中から,まずは本作の舞台となるフォーリア公国と,二人の新キャラクターを紹介しよう。
「白騎士物語 -光と闇の覚醒-」ティザーサイト
西の大国・フォーリア公国と新たなキャラクター達
本作では,前作の戦いのあと,謎の組織・ウィザードの首領グラーゼルが新生イシュレニア帝国の建国宣言をして一年後の世界が描かれる。イシュレニア帝国の進軍にさらされた世界で人々は苦しい生活を強いられており,それはバランドール王国に限らず,はるか西の大国,フォーリア公国も同様であった。
その,フォーリア公国に仕える将軍スカーダインと,ミウと名乗る少女は,追っ手から逃れるために戦っていた。まだ幼さの残るこの少女こそ,フォーリアを治めていたダラム大公の孫娘であり,この国の希望であったのだ。
亡きダラム大公の孫娘
ミウ(CV:釘宮理恵)
フォーリア公国を治めていた亡きダラム大公の孫娘で、戦いを好まない心優しき15歳の少女。
「私は、お爺さまのようにはなれません・・・」
内戦の際、ダラム大公の娘として命を狙われ、スカーダインと共にフォーリアから脱出を試みる。
偉大なる祖父の孫として、自分に何が出来るのか迷っている。
フォーリアの猛き将軍
スカーダイン(CV:藤原啓治)
フォーリアの将軍。
「たとえ、イシュレニアの連中が来ても、私が守ってみせよう。」
内紛が起こったフォーリアからミウを脱出させる際、レナード達と出会い、行動を共にする。
普段は感情を表には出さない、クールで頼りがいのある人物。
年齢不詳。
西の大国・フォーリア公国
ドグマホールのさらに西、迷いの森と呼ばれる森の中にある大国。
守り神として崇められている巨木を中心に繁栄した国であり、建物の様式、人々の服装などは独自の文化を形成し、特に武具に用いられている独特な模様や装飾、人々の髪型などは、他に類を見ないほどの雅さを感じさせている。
かつて、バランドール王国との間に、二王国戦争と呼ばれる激しい戦争があったが、バランドール王国・ヴァルトス王とフォーリアのダラム大公が推し進めた和平交渉により、平穏を保っている。
しかし、一年前のバランドール王国で起こったウィザード襲撃事件にてダラム大公が命を落としてからは、フォーリア公国内で不穏な空気が漂い始める。
現在ではローレウス卿を筆頭とした四人の執政官で政権を代行している。
謎の騎士も登場!? 飛躍的に進化した戦闘システム
リアルタイムで進行するコマンドバトルが白騎士物語の特徴の一つだが,本作では戦闘中の演出やエフェクトが大幅にグレードアップ。本作では,各キャラクターが移動や戦闘中に状況に応じてしゃべる「ライブトーク」機能が加わり,より臨場感のあるバトルシーンが展開される。またコマンドバトルでは,アクションゲージが高速化され,ダッシュやチャージなどの新コマンドの登場によって,スピーディで爽快感のある戦闘が楽しめるように。
さらに,各武器には武器固有の新スキルが追加。これにより,盾役,アタッカー,サポート役など,各キャラクターの役割がより明確化された。また,これまでは攻撃・魔法・防御だけだった戦闘シーンに,カウンター攻撃や距離の概念,防御タイミングの自由化などの要素が加わり,局面に応じた戦術を組み立てるプレイヤースキルが求められるようになっている。
もちろん,レナード達の行く手を阻むモンスターには,手下を生み出す敵,これまでにない状態異常を引き起こす敵,飛行モードの敵など,さまざまな新モンスターが登場する。本作ではさらに,敵の弱点の概念も改良され,特定の武器や属性が重要な意味を持つようになるとのこと。季節や天候の変化を感じさせる,戦場となる新たなフィールドにも注目だ。
そして今回紹介したシーンの中には,これまでにない新型の騎士が登場しているのも気になるところ。世界に5体が存在するとされ,白騎士・黒騎士・竜騎士・月姫・太陽王が現在すでに判明しているシンナイトだが,この騎士は6体めなのか,それともまったく別の存在なのか? 今後の情報もお見逃しなく!
※画面はすべて開発中のものです
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白騎士物語 -光と闇の覚醒-
- 関連タイトル:
白騎士物語-古の鼓動-
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