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みんなトラヴィスと同じ,男は女に弱いものなのだ。「NO MORE HEROES 英雄たちの楽園」発売記念イベントで宣伝部長ミノワマンがメロメロに
18:00からのイベントであったが,本日このアミューズメント館で,本作を購入した先着50名を招待客として,トークショーや指相撲大会,さらにプレゼント抽選会といったファンにはたまらない催しが多数行われた。
「NO MORE HEROES 英雄たちの楽園」は,ひょんなことから殺し屋ランキングなるものの頂点を目指すこととなった主人公,トラヴィス・タッチダウンが,ビームカタナとプロレス技を駆使しながら手強い敵(とザコ)をなぎ倒していくという殺し屋アクションだ。詳しいゲームの概要はこちらを,本作の雰囲気が一目でわかる動画はこちらの記事を参照してほしい。
「NO MORE HEROES 英雄たちの楽園」公式サイト
■キン肉マンとゲームが大好きミノワマン
トークショーでは,ミノワマン選手がキン肉マンを敬愛して“キン消し”を集めていたことや,ファミコン時代からゲームが大好きだというような,本人の趣味趣向に関する話題が飛び交っていた。
好きなゲームタイトルを聞かれると,ファミコンの「魔界村」や「ドルアーガ」,PCエンジンの「マニアックプロレス」といった過去の作品の名前をいくつも挙げ,最近ではPlayStation 3の「龍が如く」シリーズや,「ゴッド・オブ・ウォー」シリーズといったところを愛好していると話し,ゲーム通ぶりをアピール。
ミノワマン選手いわく,「シリーズものは順番にやらないと駄目。なので最新作も持ってはいますけど,龍が如くもゴッド・オブ・ウォーも1作めから進めています」とのこと。
「NO MORE HEROES」に関する話題でお気に入りのキャラクターを聞かれると,真っ先に主人公のトラヴィスを挙げていたところはさすが漢。だがオープニングムービーでも登場する魅惑の女性シルヴィアに関して,「男性を惹きつける動きがすごい。彼女を作った開発者さんは良く分かっています」と話した。百戦錬磨のリアルプロレスラーといえど,やはり美女には弱いらしい。実はこのことは,のちに行われる指相撲大会でも実証されることになる。
また,ゲーム中でトラヴィスが使う豊富なプロレス技では,タイガースープレックスとジャーマンスープレックスが特に好きだということだ。同じくトラヴィスが使うプロレス技で,前田日明選手が得意とした投げ技“キャプチュード”に関して,「自分のスタイルに合っているので,本当の試合でも使ってみたいですね」とコメント。4月25日には,神戸サンボーホールで行われる格闘技大会「GLADIATOR6」にもタッグ参戦(パートナーは元パンクラスの冨宅飛駈選手)するようなので,ひょっとしたら見られたりするかも。
■指相撲でもやはり強い,でも女性には弱いミノワマン
トークショーのあとに開かれたのは,ミノワマン選手に勝利すると商品券3万円分が贈呈されるという,限定5人のみ挑戦可能な指相撲大会。ちなみに負けてもチェキ(いわゆるポラロイドカメラ)でミノワマン選手とのツーショット写真を撮ってもらえたのだ。
兄弟揃ってミノワマン選手のファンだというその女性は,商品券よりも,「ミノワマンさんと一緒に写真が撮りたい」と男なら腰砕けになること間違いなしの健気な一言を発する。
どうやらミノワマン選手,シルヴィアのような妖艶なタイプだけでなく,こういった可愛らしいタイプにも弱いらしく,一瞬の隙に指を取られてしまう。こうして見事,商品券を手に入れた女性は感無量といった様子で,感謝の言葉を残しながら壇上から降りた。
ミノワマン選手が敗因について「いやー,ちょっと見とれている隙に……」とコメントしていたが,会場からはどちらかといえば致し方ないという目線が送られた。
なお,この5人の挑戦者の中には,本作の原画を務めたコザキユースケ氏が飛び入りで参加していたことも伝えておこう。
ミノワマン選手の似顔絵を描いたサイン色紙を片手に登壇したコザキ氏が,まるで一般客と同じように本イベントを楽しんでおり,その姿は非常に印象的だった。ちなみに,コザキ氏も容赦なくミノワマン選手に指を折られ,サイン色紙はミノワマン選手自身の手に渡った。
最後に,本作の宣伝部長を務めをひとまず終えたミノワマン選手に対して,囲み取材を行ったので,その様子を掲載しておこう。
――イベントを終えて,今の気持ちを教えてください。
ミノワマン選手:
違った形の試合を終えた感じの気分ですね。4月15日の発売日というのは,ゲーム会社の方達にとって,最終試合みたいな印象を持っていましたので。
それもあって,今日が近づくにつれてちょっと緊張していました。
ミノワマン選手:
そうですね。NO MORE HEROESのファンの方も,ミノワマンファンの方もいらっしゃってくれましたので,非常にこう……緊張しました。
――NO MORE HEROESの主人公,トラヴィス・タッチダウンがプロレスの技を使うことについて,リアルプロレスラーとしてどんな印象を持っていますか?
ミノワマン選手:
ゲームの世界ではありますけど,通信教育やビデオを見ることで技を覚えられるというのは,素晴らしい運動神経なんだと思います。
自分も見ただけで覚えられるような選手になりたいですね。
――イベントの途中,前田日明さんの得意技だったキャプチュードを,ミノワマン選手も試合で使ってみたいとおっしゃっていましたね。
ええ。トラヴィス・タッチダウンのスープレックスを見ているうちに,キャプチュードは自分に合っている技じゃないかと思いました。次の試合で使えたら使いたいと思います。
――ミノワマン選手は,アクションゲームがお好きだそうですが,腕前はいかがですか?
ミノワマン選手:
あまり上手ではないんですけど,これをやると決めたら,何回もコンティニューして,とことんまでやるタイプです。
――普段の試合への意気込みと,共通していますか?
ミノワマン選手:
まあ,NO MORE HEROESをやっていても,相手が強くなってくると,普段の自分の精神力や集中力を,どうゲームに生かせるかという気持ちになりますね。
ちょっと力が入りすぎているな,とか。そこら辺を勉強しました。
――ミノワマン選手は以前,いわゆるプロレスへの挑戦について,「まだまだ体力と技術が足りないので,もしやるとしても,しばらく先のことになる」とおっしゃっていましたが(関連記事),昨年の「キン肉マニア2009」あたりから,プロレスの試合にも出場されています。何か心境の変化があったんですか?
ええ。やはりリアルプロレスラーを名乗っている以上,プロレスだろうが,総合格闘技だろうが,リングという舞台で自分の描くリアルプロレスラー像を描いていきたいと思うようになりました。
――そうした気持ちになったというのは,「DREAM」のスーパーハルクトーナメントを制した影響もありますか?
ミノワマン選手:
それだけ……ではないですね。
アマチュア時代もプロレスをやっていたこともありますし,プロとしてもプロレスと総合格闘技を両立させたいという気持ちになったんです。どちらも,プロレスラーという夢を叶えるための試合なんです。
――船木誠勝選手や鈴木みのる選手といった,パンクラス時代の先輩達が,現在は全日本プロレスを主戦場にしています。ミノワマン選手は,全日本プロレスに上がってみたいという気持ちはありますか?
ミノワマン選手:
いつか上がれたら上がってみたいという気持ちはあります。
ただ,もし自分がその舞台に上がるとしたら,師匠である相手に対して,もっと心を開けるか,プロレスができるかというところが勝負になると思います。
まだまだプロレスラーとしてプロレスを磨かなければいけない部分がありますので,まだ先の話でしょうね。
ミノワマン選手:
ゲームだけに限らず,何度やられても繰り返し立ち向かう気持ちは大事だと思います。どんなに難しいことでも,必ず突破する手段や方法はあるはずなので,ゲームのクリアや,夢の実現にたどり着いてほしいですね。やっぱり目指す場所にたどりついたときの快感っていうのは……楽園ですから。
――NO MORE HEROESにも,今回「英雄たちの楽園」というサブタイトルが付いていますね。
ミノワマン選手:
最初は長いタイトルだと思っていたんですけど,クリアしたときに“英雄達の楽園”が何なのか,自分の中で少し分かったんです。
ゲームの世界でもなんでも,楽園にたどりついたとき,また新しい自分も見えてくると思いますので,何に対しても諦めない気持ちが大事だと思います。
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(C)2010 Marvelous Entertainment Inc.
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