紹介記事
自慢のデッキで陣取り合戦! PSP版「THE EYE OF JUDGMENT 神託のウィザード」は3月4日に発売
高いハードルを取り払い,どこでも手軽にプレイ可能に
プレイマットに手持ちのカードを置けば,ゲーム画面上に3Dモデリングされたクリーチャーが現れる……。いわゆるARカード(Augmented Realityカード)のような技術で話題となったPS3版「THE EYE OF JUDGMENT」(以下,EOJ)。今でも根強いファンがいるものの,マットとカメラのセッティングのほか,実際にカードデッキを用意するという手間があり,プレイを敬遠されることがあるのも事実だ。
だが,3月4日に発売されるPSP版は,そういった準備の手間が完全になくなり,普通のカードゲームタイトルと同様にPSPとソフトがあればプレイできる。独特なバーチャル感はなくなるものの,EOJそのもののルールと楽しさは同じ。むしろ新要素やカードが追加され,さらに洗練されているのだ。
PSPなら外出先や移動中,自宅の布団の中でもプレイ可能だ |
ストーリーモードにお馴染みのクリーチャーが出現
ストーリーモードで,プレイヤーと共に旅する少女ロミリ。ファンタジーの世界観だが,ちょっと女子高生っぽいデザインになっている |
カードは,PS3版に存在する全カード(SET.1〜SET.3)に,新たな能力を持った新カードとして,追加ダウンロードコンテンツも含め約30枚が用意される。
レア,ウルトラレアの入手にはそれなりの苦労(と運)が伴うが,当然ながら実際にブースターパックを購入する必要はない。
もちろん通信対戦にも対応し,その場でアドホック通信できるだけでなく,インフラストラクチャモードによるオンライン対戦も可能だ。こちらはオンラインランキングに対応した公式戦として扱われる。全世界のプレイヤーと腕を競えるわけだ。
これがワールドマップとメインメニューだ |
ストーリーやデュエルで得たお金で新しいカードを購入。ほとんどのカードは,ショップで枚数を選んで購入できる |
「EOJ」のルールは公式サイトのムービーで確認
本作の基本ルールは,3×3のフィールドにクリーチャーを召喚してマスを占領しあい,先に5マスを確保したプレイヤーの勝ちというもの。公式サイトにアップされている動画「THE EOJ BROTHERS」では,EOJの世界観とはかけ離れた2人が,EOJのルールを詳しく解説してくれる。
ほかのカードゲームにないEOJの特徴としては,召喚されたクリーチャーに「向き」という概念があるということだろう。各クリーチャーには「攻撃方法」「反撃方向」「死角」があり,配置した向きによって攻撃,反撃できるマスが変わる。相手の死角を突いたり,自分の死角をフォローしたりと,ターンごとに激しい駆け引きが繰り返されるのだ。
また,4体のクリーチャーを配置し,あと1マス支配すれば勝ちというリーチ状態を「CHECK」といい,相手は次のターンで最低でも1体の敵クリーチャーを倒さなければ(ほぼ)負けとなる。ゲーム終盤におけるCHECKの掛け合いは,一手のミスも許されない白熱の展開となるだろう。
ストーリーモードの序盤もチュートリアルになっている。ロミリの話を聞けばデュエルの手順を理解できるという仕組み |
お互いにCHECKをかけた場面。プレイヤー1(赤)のターンなので,何か1体クリーチャーを召喚すれば決着がつく |
体験版で今すぐ「EOJ」をプレイしよう!
以前お伝えしたようにPlayStation Storeでは,体験版の配布が開始されている。この体験版は,約100種類のカードが収録されており,デッキ構築や通常プレイだけでなく,アドホック通信対戦にも対応。さらにデータを製品版に引き継ぐことも可能だ。公式サイトで公開されている解説ムービーでルールを理解し,体験版で実戦経験を積みつつ,来たるべき製品版の発売日に備えよう。
「THE EYE OF JUDGMENT 神託のウィザード」公式サイト
- 関連タイトル:
THE EYE OF JUDGMENT 神託のウィザード
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