連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第3回「エビ型宇宙人VS.ネコミミ少女な世紀末ジハードで岡本ァ!!」
しかし,実際にお会いしてみると非常に気さくな方で,トークも上手いし面白い! すっかり緊張も解け,調子こいて「『けいおん!』では誰派なんですか?」などと神をも恐れぬような質問をしてしまいました。今思い返してみると,俺アホかと。ファンにインペリアルクロスの陣形でボコられるぞと。激しく反省しているわけですが,そんな質問にも「楽器繋がりで,ムギちゃんですかね」と,イトケンさんは笑顔で答えてくれました。本当に心の広いお方ですわ。ぜひともまたお会いしたいです。
ちなみに,俺は平沢進……じゃなくて平沢唯ちゃんと秋山澪ちゃんが好きです。最近は唯ちゃんの隣の席の娘も気になっています。モブのくせに可愛すぎるだろ。まぁそんな話は「チラシの裏にでも書いてろ」って感じですよね。気を取り直して連載第3回,始めましょうか。
マフィア梶田の
スライディング土下座!!
「幻闘編」という,原作にはないif展開が楽しめるモードが俺的には大きな魅力で,とくにジャギ&アミバのコンビがドタバタ珍道中を繰り広げる「ジャギ編」は超オススメ。全力でバカをやっており,「コーエーテクモよく頑張った!」と拍手を贈りたくなる出来です。
収録では実際に,「幻闘編」の「レイ編」をプレイすることになり,岡本さんがレイ(CV:子安武人さん),俺がシン(CV:杉田智和さん)を操作。南斗コンビで暴れたつもりなんですが,拳王様が原作どおりケタ違いに強くて……岡本さんと二人で悲鳴を上げながら逃げ回ったことしか覚えていません。
ただ,モニタが遠くてマップが見えにくかったり,事前準備に時間を取られて岡本さんの操作練習が不十分だったりと,小さな不幸が重なって,本格的にプレイできなかったのが少々残念です。とりあえず,次からはもっと近くにモニタを配置するべきだなぁ。俺も岡本さんも目が悪いし。あ,なんか,初めて反省会らしいことを言っている気がする。
そういえば,お便りで「初めてプレイしたゲームは何ですか?」という質問がありましたが,実は俺,親が厳しくてゲームデビューが非常に遅かったんです。親父に「何でもいいから!」と必死に頼み込んで,やっと買ってもらえた初めてのハードが「3DO」でした。同時に買ってきたソフトも「マカロニほうれん荘」だの「インセクターウォー」だの,あまりにマニアックでしたわ。
さすがにラジガメで3DOの話をしても,岡本さんはポカーンとするだけだろうと,のちにPlayStationを買ってもらったときに初めてプレイした「テイルズ オブ ファンタジア」を挙げたわけですが……しかし親父よ,なぜスーファミやセガサターン,PlayStationがある中で,よりによって3DOをチョイスしたのか。のちに理由を聞いてみたら,「松下電器の友人に『ハード戦争に勝つのは絶対にこいつだから!』って自信満々に言われたんだよ……」と,渋い顔をしていました。俺の青春を返せ。いや,まぁ何だかんだ楽しんでましたけどね。セガサターンやPlayStationを持っている友人とはまったく話が合わず,ハブられましたけど。
ともあれあの“ゲーム氷河期”が,今の俺のゲーム中毒,そして仕事に繋がっていると思えば,3DOにお礼を言ってやりたいくらいです。どうもファッキンありがとうございました。
マフィア梶田の
Let'sパリイorディフレクト
で,「第9地区」の評価なんですが……これは傑作です。素晴らしいの一言に尽きる。南アフリカ共和国のヨハネスブルグ上空に突如故障した宇宙船が出現し,エビそっくりのエイリアン達が難民としてヨハネスブルクに住み着くというストーリーなのですが,非常にテンポが良くて無駄なシーンが一切ない。すべてのシーンが魅力的で,111分間スクリーンに釘付けです。3000万ドルという決して多くない制作費で,しかも監督・キャスト共にほとんど無名なんですが,とてもそうは思えない完璧な出来でした。
ちなみにこの作品,実はゲームと浅からぬ因縁がありまして。元々は「ブレインデッド」や「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソン監督が,マイクロソフトの人気タイトルである「Halo」を映画化するつもりだったんですが,諸事情により制作が無期限延期。その際に集められたスタッフとキャストをプロデュースし,ニール・ブロムカンプ監督の短編映画である「アライブ・イン・ヨハネスブルグ」を長編としてリメイクしたのが「第9地区」なのです。だから,所々に「Halo」制作時の名残があり,宇宙人の兵器なんかはゲームに登場してもおかしくないようなデザインになっています。映画好きにはもちろん,ゲーム好きにもぜひとも観てほしい作品ですわ。というか,見なければ人生損します。それくらい面白い。
「けいおん!!」は相変わらず全体的にクオリティが高いですし,「荒川アンダー ザ ブリッジ」は原作ファン大満足の再現度。キャストも皆さんハマリ役で“良いアニメ化”のお手本のような出来です。「RAINBOW 二舎六房の七人」は原作の過激なシーンやセリフが一部カットされているのが少々残念ですが,それでも魅力は失われておらず,ハードなストーリーに引き込まれること間違いなし。孤児院の変態ババァはトラウマになりそうです。そして「HEROMAN」は,とにかくジョーイ可愛すぎるでしょう。あれで男の子なのは反則。同性にも萌えられる二次元って本当にいいもんですね。
で,「迷い猫オーバーラン!」なのですが,これはラジガメでも話題にしましたね。主人公,都築巧の声を岡本さんが担当しています。かなり王道のラブコメで,岡本……じゃなくて巧君が美少女の縞パンに顔を突っ込んだり,添い寝したり,裸を見たりしているのが心底羨ましい。ベタな展開が多いですが,アニメを見まくってると一周回ってそういうのもまた良いと思えてくるもんです。ホント岡本……じゃなくて巧君が妬ましい。いいなぁ,モテモテだな岡本……巧……岡本ァ!! しばらく,俺の岡本さんに対する当たりが厳しくなりそうです。
では,今回はこの辺でさようなら。また次回をお楽しみに! あーあ,俺の家にもネコミミ少女来ないかなぁ。
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(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983 版権許諾証K01-001
(C)TECMO KOEI GAMES CO., LTD. All rights reserved.
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