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[AOU2012] 「ボーダーブレイクエアバースト Ver.2.7」は2月28日に稼働。最新情報連発のステージ&プレイレポート
新バージョンの稼働日は2月28日。新情報がてんこ盛りのトークイベントレポート
三上岳彦ディレクター(右)が,古川未鈴さん(中央)らゲストに新要素を説明していく形式でトークは進んだ |
最初に紹介されたのは,三上氏が「Ver.2.7最大の目玉」と語るチップシステムだ。これは,パーツのアセンブルとは異なるカスタマイズシステムで,プレイヤーの機体に新たな能力やアクションなどを加えることができるというもの。
例えばブラストランナーで体当たりをする「タックル」といった新アクションを追加したり,即大破するような被弾ダメージを一度だけ持ちこたえるよう機体を強化する「アンチブレイク」能力,あるいは敵が設置したセンサーなどを発見できる「設置物発見」といった特殊能力を付け加えることが可能になる。このシステム追加によって,プレイヤーはブラストランナーの能力を,より個性的にカスタマイズすることができるようになる。三上氏の言葉を借りるなら「スマートフォンの登録アプリの違いのように個性が出る」,といったところだ。
続いて紹介された要素はサテライトバンカー。これは,「前々から一発逆転の要素を入れたかった」という三上氏の願いを叶える形で実装されたシステムで,起動ユニットを確保し,発動することで,衛生からの極太ビームで広範囲を焼き尽くすことができる。敵ブラストランナーはもちろん,コアに対してもダメージを与えられるため,うまく使えば一気に相手軍のゲージを減らすこともできるだろう。
また,同一店舗内でのマッチングを可能とする「店内演習」モードも追加。同じゲームセンターに集まった仲間同士で,最大10対10の対戦プレイや,強いCPU軍を協力して倒すといったことが可能となる。もちろん,複数用意されるマップや,陣営の選択も可能だ。
すると突然「ちょっと待ったー!」とばかりに,本作の開発者にして愛されマスコットボーイ・牛マンが登場。「まだどこにも公開していない新情報を披露するゼ!」とまくしたてたのであった。
EXクラスになったボーダー(プレイヤー)には,メタリックブルーの機体カラーが提供される |
続いては機体の新パーツとして,ショー出展の試遊台で使える「クーガーNX」,そしてツェーブラ系統の最上位機体「ツェーブラ48C」を披露。関節が改良され,武器チェンジやブースト性能が向上しているという。
そして(上位パーツではなく)まったくの新機体として登場するのが「ランドバルク」。牛マンメモに“動けるデブ”とあるように,中量級並の機動力を持ち,エリア移動にかかる時間は,なんと4秒という短さ。積載能力も高いとのことなので,重量級の新たなるスタイルを確立する機体かもしれない。
もっとも気になるVer.2.7の稼働日は,2月28日と発表された。この記事が掲載された約一週間後には,全国で新たな戦いが幕を開けることになるワケだ。さらに稼働に先駆けて,現行バージョンでも勝利するごとに,Ver.2.7からゲーム中で使える特典がもらえるキャンペーンも実施される。
最後は恒例の「スモイ!」コールでシメ。みんなで叫べば恥ずかしくない! |
Ver.2.7試遊インプレ&対戦イベントレポート
朝イチでこれだけの人数がブースに集結。あいさつに登場した牛マンも上機嫌で「スモイ!」を連発だ |
試遊は,新モードとなる店舗演習を使った5対5での対戦。用意されたカードにアセンブルされている機体は,Ver.2.7から新たに登場する「クーガーNX」パーツ一式。名前から分かるようにクーガーシリーズの最上位パーツだ。バランスが取れたクーガー系の最上位パーツだけあって,全体的にクセがなく,かつ“もうひと伸び欲しい”という上級パイロットの要求にも応える性能を持っている印象。
マップはこちらも新登場となる「オルグレン湖水基地 〜巨杭潜入〜」。マップの中央付近が立体的になっているため,混戦になりがちという説明が牛マンよりあった。
ゲームの基礎部分は従来と変わりないだけに,逆に戸惑ったのがタックルの操作だ。タックルはアクションボタンで繰り出すため,当然「しゃがみ」動作はできなくなる。筆者は,いつもの手癖でしゃがもうとアクションボタンを押してしまい,タックルが暴発。オマケに目の前の水路に飛び込んで自爆してしまうというたいへん恥ずかしいプレイを晒してしまった。チップでアクションを変更した際には,慣れが必要となるだろう。
また,新アクションの「ダッシュキック」はダッシュボタンを2連続押しで発動すると,これまでにない操作方法となっていた。
そんなこんなで,やっと操作に慣れてきたところで1マッチが終了。その後はブースに張り付いて映像などで確認したところでは,チップで変更できる要素は相当数ある模様。目にしただけでも,「対実弾防御」「対ニュード防御」といった特定攻撃への防御力アップ,その場で急旋回を行う「クイックターン」といったチップによる新要素などが確認できた。
その後ブースでは試遊の合間を縫って,未鈴ちゃんと白石氏,そしてスゴ腕エースボーダーのたろう氏,TOMMY氏を招いてのエキシビションマッチも開催。運良く選ばれたボーダーたちとともに,Ver.2.7をプレイし,「新しい!」「カスタマイズの幅が広がる!」といった感想を興奮気味に語っていた。
「ボーダーブレイク エアバースト」公式サイト
- 関連タイトル:
ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス
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