日本一ソフトウェアより,本日(9月16日)発売となるPSP用シミュレーションRPG「
BLUE ROSES 〜妖精と青い瞳の戦士たち〜」の新情報が公開された。
今回明らかになったのは,ゲーム中で条件を満たすと登場するキャラクターや,エンディングの内容を変化させる要素「妖精会話」,戦闘システムについての情報だ。
初公開となる「ブリジット」と「ヒース」は,ほかの仲間達とは違い,ゲーム中で条件を満たさなければ仲間にならないキャラクターだ。ブリジットは,わがままで自己中心的で猫かぶりという強烈な性格の持ち主。一方,ヒースは「かわいい自分に似合う」と好んで女装する男の娘だ。個性的すぎる2人がどういった戦いを見せるのかは,仲間になる条件を探し出して確かめてみよう。
ブルーローズの誇る(!?)、2大変化球、新登場。
「やぁ〜ん☆ そんなに照れなくってもいいのに☆ 大丈夫、私待つから♪」
|
自称“アイドル”
ブリジット CV:小林ゆう
玉の輿を狙う、自称『ブルーローズのアイドル』
男性には猫をかぶって優しく接し、女性には素で接するため厳しい。わがままで自己中心的。
ヒースとは『可愛らしさを競うライバル』
今は、メンバーの誰かを狙っているとか、いないとか。
「僕? 男だよ。見た目が可愛いから女の子だと思った? ほめ言葉として受け取っておくよ」
|
男の娘
ヒース CV:岡本信彦
可憐な容姿を持つ【ブルーローズ】の戦士♂
『かわいい自分に似合う』と、好んで女装をしている。
ナルシスティックな言動が目立つ個性派。
ブリジットとは顔を合わせると口論ばかりしている。
見た目はともかく、行動力や決断力に優れておりとても男前。
本作は,ストーリーや世界観が楽しめるデモシーンと,マス目上のマップにキャラクターを配置して戦う戦闘シーンを交えながらゲームが進行していく。その合間には妖精会話というイベントが用意されており,このときのプレイヤーの選択次第でエンディングが変化するという重要な要素だ。
妖精会話は,キャラクターを指名して会話することで,主人公との信頼関係が変化するというもの。どのキャラクターとどれだけ親密になれたかによって,エンディングの内容も異なってくるというわけだ。また,妖精会話を行った主人公と会話相手は,仲良くなるだけでなくステータスにボーナスが加わる。お気に入りのキャラクターを集中して会話相手に選んでいけば,優秀な戦力になってくれるかもしれない。
最後に,本作の戦闘システムについての情報を掲載しよう。本作は,マス目が引かれたマップの上で自軍と敵軍が交互に行動していくターン制のシミュレーションだが,敵に隣接して戦闘が始まると,最大3対3でRPGのようなコマンドバトルが展開される。
さらに,ただコマンドを選べばいいというわけではなく,攻撃や防御をするとボタン入力を求められることがあり,成功すれば大きなダメージを与えたり,受けるダメージを軽減できたりする。入力に失敗したとしてもとくにデメリットは存在しないが,ほどよい緊張感のある戦闘が楽しめそうだ。
加えて,ボタン入力に成功すると,「妖精大魔法」を使うためのフェアリーポイントも溜まるので,しっかり入力していけば戦況をひっくり返すほどの効果も得られるかもしれない。妖精大魔法って何だっけ? という人は,「
こちら」の記事で確認しておこう。
今回新たに公開された妖精「アルビオン」。大人びた雰囲気を持つ人格者とのことだ
|
|
そのジャンル名のとおり、シミュレーションの要素と、RPGの要素をあわせ持つ戦闘システムをご紹介します。
マップは、マス目上に区切られており、その上で敵味方の攻防を繰り広げるというのは、SRPGのお約束。では、実際、本タイトルではどうかと言うと……
◆チームを意識して動け!
マップ上のキャラクターを動かして敵に隣接したら、いざ戦闘へ! 攻防のやり取り自体は、最大で3対3のチーム戦闘となっている。敵は事前にチームを組んでおり、そのメンバーで戦いを挑んでくる。味方側はその場その場で、周囲にいる仲間とチームを組んで敵に立ち向かおう。
マップ上で敵チームの情報をチェックする事前準備も重要となる
◆チームメイク
チームに参加するキャラクターを選ぶことで取れる戦術の幅が広がるぞ。『攻撃魔法や状態異常付加が得意なキャラクターを組み合わせて、弱点を狙い撃ち』にしたり、『うたれ強いキャラクターを主軸にして、長期戦に持ち込む』など……
キャラクターの組み合わせによって、そのチームの得意分野や苦手分野が生まれる。戦況を見極めて、チームを組むセンスを磨こう!
チームメイクを終えると、チーム戦闘が始まります。
RPGのコマンドバトルをイメージしていただければわかりやすいでしょう。
◆コマンドバトル
物理攻撃やスキル、アイテムなどのコマンドで味方に指示を出すと、敵味方ともに『速度順に』行動を開始します。
すばやいキャラクターほど先手を打って行動できるわけです。
魔法などの大技を使う場合には、準備時間がかかるため、敵の攻撃をしのいだ後に発動となる場合も多々あります。
◆リーダーとサポート
チームメイク時の中心人物は『リーダー』と呼ばれ、敵リーダへの攻撃に特化して矢面に立つことに。チームに後から参加した味方は、補助が得意な『サポート』メンバーと呼ばれます。
リーダーとサポートでは、使えるスキルや攻撃対象が違うため、立場によって一味違った活躍ができます。キャラクターの個性や能力に合わせて、得意なシチュエーションも違うため、これを意識すると味方の能力を最大限に発揮できます。
戦闘の、ココが面白い!
シミュレーション要素が生み出す戦術性・駆け引きの面白さと、RPG要素が生み出すキャラクター要素や成長要素が本タイトルの戦闘に独自の魅力を与えています。
数の優位を確保するべし
多数の味方で、敵一体を集中攻撃するのが本タイトルの基本。
敵チームをいかに分断するかが勝利の鍵となります。『眠り』『麻痺』などの状態異常魔法を使いこなした立ち回りができれば、被害を最小限に食い止めて、鮮やかな勝利をつかめます。
得意分野を生かすべし
味方キャラクターは人数が豊富で個性もバリエーションに富んでいます。魔法攻撃が得意であったり、誰よりも早く行動できるすばやさを持っていたり……キャラクターの個性を知るたびに、それを生かした戦い方の幅も広がり、戦闘がグッと快適で楽しいものになっていきます。
戦況を読め
次に相手が何をしてくるのか――
『魔法』を仕掛けてくるなら、詠唱を妨害すれば良い。
雑魚が身を挺して『敵リーダーをかばう』なら、それを逆手に取って雑魚から叩けば良い。戦況を読み、どうすれば打開できるのか考える楽しさがあります。そして、考えを実現できる手段(システム)があります。
チャンスを逃さず『ボタン入力』
大技の発動時や、敵からの攻撃を防御する際に、ボタン入力画面が登場することがあります。攻撃時にボタン入力に成功すれば、ダメージに大きくボーナス! 防御時にボタン入力に成功すれば、ダメージが軽減できます!
また、ボタン入力に成功するほどフェアリーポイント※が貯まり、よいことずくめです。単にコマンドを選ぶだけでなくボタン入力が入ることで、戦闘にリアルタイム性が加わり心地よい緊張感が生まれます。
攻撃時にボタン入力に成功すれば、【ナイス!】の文字とともにダメージボーナス!
入力に失敗しても特にデメリットはないので、+αのみが狙えるシステムとなっています。
弱点を狙え
敵の弱点属性を突く攻撃を行うと、与えるダメージが2倍になります。積極的に敵の情報を収集し、弱点を狙っていきましょう。
物理攻撃時に、打たれ強く堅いと感じていた敵でも、属性魔法を絡めることで案外あっさりと倒せることも…!?
いろんな視点から敵を観察し、ベストの攻撃手段を選んで行きましょう。