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RTX 2080 Max-Q搭載で薄さ18.95mm,重量2.25kgのゲーマー向けノートPCをMSIが発表。「GS75 Stealth」
そのなかでも,MSIが時間のほとんどを割いて説明したのが,17.3型筐体に「GeForce RTX 2080 with Max-Q Design」(以下,RTX 2080 Max-Q)を搭載する「GS75 Stealth」だ。
「17.3型のRTX 2080搭載機として世界最薄かつ最軽量」を謳うGS75 Stealth
MSIのゲーマー向けノートPCラインナップでは,薄型軽量かつ高性能を志向した製品に「GSxx Stealth」という名が付いている。今回のGS75 Stealthは,筆者の記憶にある限り本シリーズとして始めて17.3インチ液晶パネルを採用した製品なのだが,注目すべきは畳んだ状態の約18.95mmという厚さ,そして約2.25kgという重量だ。MSIはこの数字を基に,GS75 Stealthを「17.3型のRTX 2080搭載ノートPCとして世界最薄かつ最軽量」(World's
MSIによると,薄さと軽さに並ぶ,もう1つの大きな特徴は,液晶ディスプレイの額縁(bezel,ベゼル)部分をギリギリまで短くしたという4辺狭額縁デザインにある。
液晶パネルの左右と上側のベゼルを薄くした3辺狭額縁デザインなら,決して珍しいものではないが,GS75 Stealthでは,液晶パネル下側も短くしたのがポイントだそうだ。正直なところ,開いたときの液晶パネル下側にくる額縁は「びっくりするほど細い」わけではないのだが,左右の額縁は約5.2mmしかなかったりするので,全体としては十分に狭額縁だと言えるレベルだと思う。
GS75 Stealthは,詳細未公開ながらCPUに第8世代Core i7プロセッサを組み合わせてあり,CPUも相応に発熱量が大きくなっている。そこでMSIはその対策として,GS75 Stealthで新しい冷却機構「Cooler
いまどきのゲーマー向けノートPCでは,筐体の後部左右に空冷ファンを2基装備したうえて,CPUやGPUが発した熱を複数本のヒートパイプで空冷ファンのヒートシンクにつなげる冷却構造を採用する製品が珍しくない。それらに対してCooler
なお,冒頭でも簡単に紹介した17.3インチの液晶パネルは,解像度1920×1080ドット,垂直最大リフレッシュレート144Hz対応でIPS方式のもの。MSIがそのほか,従来製品比でタッチパッドの面積が35%増えたことと,搭載するDynaudioブランドのスピーカーで最大音量が10dBA上がったことを新要素として挙げていたことは付記しておきたい。
MSIの日本法人であるエムエスアイコンピュータージャパンによると,GS75 Stealthは2019年2月上旬にも国内発売の予定があるとのことだ(関連記事)。ただ,価格はいまのところ明らかになっていない。
●GS75 Stealthの主なスペック
- CPU:第8世代Core i7プロセッサ(詳細未公開)
- チップセット:未公開
- メインメモリ:未公開
- GPU:GeForce RTX 2080 Max-Q Design
- ストレージ:PCIe M.2接続SSD×2,Serial ATA M.2接続SSD×1,Serial ATA接続2.5インチSSD×1
- パネル:17.3インチIPS液晶,解像度1920×1080ドット,垂直最大リフレッシュレート144Hz
- 無線LAN:IEEE 802.11ac(Killer製,詳細未公開)
- 有線LAN:1000BASE-T(Killer製,詳細未公開)
- 外部インタフェース:詳細未公開
- スピーカー:内蔵2chステレオ
- マイク:未公開
- インカメラ:未公開
- バッテリー容量:バッテリー駆動時間 最大約8時間
- ACアダプター:付属(出力未公開)
- 公称サイズ:396.1(W)×259.5(D)×18.95(H)mm
- 重量:約2.25kg
- OS:64bit版Windows 10 Home
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