ムービー
狂気の施設から脱出せよ。コアユーザーを意識した密度の濃いKinect専用ホラーアクション「RISE OF NIGHTMARES」のプレイムービーを掲載
また,本作のCEROレーティングはZ(18歳以上のみ対応)で,ゾンビの流血や部位欠損などに,かなり思い切ったゴア表現が採用されている。まさに,筆者のような,ホラー好きな大人のために制作されたタイトルと言えるだろう。
今回は,本作をプレイしたインプレッションを交えつつ,ゲームの概要をあらためて紹介していこう。記事末尾には実際にプレイした模様を収録したムービーも掲載したので,ぜひそちらも視聴してほしい。
なお,本作のおおまかなストーリーは,妻との旅行中に列車事故に遭い,謎の施設へと監禁されてしまった主人公が,誘拐された妻を救うというものになっている。以下の記事に第1章から第4章前半までのストーリーラインを掲載しているので,気になる人はチェックしておこう。
「RISE OF NIGHTMARES」公式サイト
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まずは,本作の操作方法をざっとおさらいしておこう(関連記事)。
操作はすべて体を使ったジェスチャーで行い,移動は足を一歩前に踏み出せば前進,一歩後ろに引くと後退となる。また,上半身を左右に回すと旋回して,左右にカメラを振ることができる。
前進のイメージ |
後退のイメージ |
旋回のイメージ |
また,個人的に便利だと感じたのが,オート移動機能だ。これは,画面右上に“オート移動アイコン”が表示されているときには,右手を画面右上に掲げることで,次の目的地まで移動を自動的に行ってくれるというものだ。ただし戦闘中など,オート移動機能を使えない場面も存在する。
本作では,基本的に画面にマップなどは表示されないため,道に迷ったときや,次に何をしたらいいのか分からなくなったときなどに,本機能は重宝するだろう。
戦闘では,ファイティングポーズを取ると構え,腕を振ることで攻撃する。ファイティングポーズを取っている間は,敵をロックオン(ターゲットの切り替えも可能)し,防御も自動的に行ってくれる。なお,体力は一定時間で自動的に回復する,最近のFPSなどでお馴染みのスタイルが採用されている。
基本的な攻撃方法は大きく2種類に分かれ,パンチ系の武器は拳を突き出す(ストレート)か,左右に振り回す(フック)ことになる。ボクシングのようなものと考えてもらえば,分かりやすいだろう。
刃物や棒のような武器では,縦/横に腕を振ると,その方向に攻撃ができる。適当に振り回してもなんとかなるものだが,敵クリーチャーの中には,特定方向の攻撃が効きづらいものがいる。敵を観察して上手く弱点をつくようにすると,効率よく倒すことができる。
そのほか,足を前に突き出すことでキックも可能だ。キックは敵をのけ反らせ,距離を取る際に有効な戦法だ。敵に囲まれたときなどは,迷わずキックを繰り出すといいだろう。
ただ,ホラーゲームの中には,あえて操作性に“不自由さ”を残すことで,恐怖感を増す演出の一つとしている作品もある。
開発者が意図したものどうかは定かではないが,本作をプレイして,敵が襲ってきたときに思い通りに操作できないもどかしさ(というかパニック状態?)が,総合的にはプラスに転じていると思う。
少々ネガティブな説明になってしまったかもしれないが,筆者はKinectでの操作がけっこう好みだったりする。
以下に,本作をプレイした模様を収録したムービーを掲載しよう。第3章では,クリーチャーが彷徨う施設から脱出を試みるのが目的となる。内容に一部ネタバレも含まれる点はあらかじめご了承を。
また武器も,ナイフ,ナックル,チェーンソーなど,さまざまな種類の物が存在する。敵を攻撃した時のゴア表現やエフェクト,加えて攻撃する際のジェスチャーも武器によってまるで違うので,プレイ中は色々な武器を試してみたくなる欲求に駆られる。
ホラーゲームが好きな人であれば,Kinectを買ってでもプレイしたくなるほど“濃い”タイトルなので,興味を持った人は,購入を検討してみてほしい。
「RISE OF NIGHTMARES」公式サイト
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RISE OF NIGHTMARES
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(C) SEGA
- RISE OF NIGHTMARES(ライズ オブ ナイトメア)【CEROレーティング「Z」】
- ビデオゲーム
- 発売日:2011/09/08
- 価格:¥5,770円(Amazon) / 6515円(Yahoo)