ムービー
これはまさにあの傑作の“ソウル”を受け継ぐゲームだ。フロムゲーの本気を垣間見る「DARK SOULS」の冒頭を直撮りプレイムービーで紹介
「Demon's Souls」は,「死にゲー」とも言われるその高い難度と,重厚なダークファンタジーの世界観で鮮烈な印象を残した傑作で,シビアでありながらも決して理不尽ではない,計算し尽くされたゲームバランスや,オンライン要素を見事に取り込んだシステムがゲーマーから絶賛されたタイトル。
本作「DARK SOULS」は,そんなDemon's Soulsと同じスタッフが開発を手がける事実上の続編とも言えるタイトルで,“手応えのある”ゲームを待ち望んでいるプレイヤー達から,非常に大きな期待がかけられている作品でもある。
「DARK SOULS」公式サイト
今回4Gamerでは,そんな本作のマスターアップ版ROMを入手。Demon's Soulsで“ソウルの虜”となった筆者は,待ってましたとばかりに,結晶トカゲに突っ込むような勢いでプレイしてみた。結論を述べると,本作はまさにファンが“期待しているゲーム”に仕上がっていると断言できる。
画面から漂う空気感,ダイアログ,危険を予感させる数々の巧妙な仕掛け,配置パターンなどなど,いたるところに“馴染みのあるニオイ”を感じさせてくれる内容に,ファンであれば誰もがニヤりとさせられるはずだ。そして,序盤から愛をもって(?)プレイヤーを突き放す,放任主義なゲーム設計も健在である。
また,今作ではマップが全て繋がっているため,以前よりも“探索感が増している”と感じられた。篝火(かがりび)を各所で灯しながら道を開拓していく感覚は,同社の「キングスフィールド」を彷彿とさせるものがあり,“本来は行くべきではない道”へも序盤からアクセスできてしまう自由度の高さも健在。危険を冒した先に待ち受けるものが,僅かばかりの見返りか,必然的な死だというのも,安定した“フロム”らしさといったところか。
ともあれ,御託を並べたてるよりも実際に見ていただいた方がわかりやすいということで,ゲーム冒頭のエリアをプレイしたムービーを以下に掲載する。今回は,ゲームの導入部分をお見せしながら,本作の概要と魅力を紹介しよう。一度この世界に引き込まれたら最後,どんなに苦しくても,何百回と失敗を重ねようとも再び挑戦したくなる,この魔性の面白さを多くのゲーマーに味わってもらいたいと願うばかりだ。
「DARK SOULS」公式サイト
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(C)2011 NBGI (C)2011 FromSoftware, Inc.
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