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ファンタシースターシリーズ30周年記念「ライブシンパシー2018」レポート。気が付けばシリーズのヴォーカル曲は増えていた
ライブシンパシー2018のポスターアップ。クーナさんといえば“3”である |
物販のラインナップ。ECサイトでも予約がスタートしている |
テクターのピンバッジを買おうと思ったところ,売り切れだった |
さっそくTシャツを着ているアークスもちらほら |
「ライブシンパシー2018」特設ページ
ファンタシースターシリーズは1987年12月20日に第1作「ファンタシースター」が発売され,2017年に30周年を迎えた。ライブの冒頭でシリーズ作品のパッケージが映し出されると,クーナによる挨拶から「Cosmic Twinkle Star」でスタート。もちろん,喜多村英梨さんがヴォーカルを担当し,生演奏である。大型スクリーンにゲーム映像が流れ,会場にレーザーが飛び交うと,ゲーム内ロビーっぽい雰囲気も感じられた。
続いて,橘イツキ役の蒼井翔太さんが登場。「Phantasista」「エレメントの勇気」を披露した。
今回のライブでは「ファンタシースターオンライン2」(PC / PlayStation 4 / PlayStation Vita 以下,PSO2)のゲーム内で流れる楽曲をはじめ,TVアニメやキャラクターソングを中心にセットされていた。実質,“PSO2 5周年ライブ”といった感もあったので,その理由を酒井智史プロデューサーに尋ねると,
みんなPSO2から入ってきた人ばかりだから!」
とのこと。以前のインタビューでも話題に上がったが,PSO2からファンタシースターシリーズに入ってきた人が圧倒的に多いそうだ。確かに会場の年齢層も,比較的若い人が目立つ印象を受けた。PSO2以降,ファンタシースターの名前が一気に広まったことを考えれば,今回のセットリストは必然といえば必然である。
ここで潔く脱線しよう。
筆者が触れた最初のファンタシースターシリーズは「時の継承者 ファンタシースターIII」だ。印象的なオープニングをはじめ,パーティメンバーが増えるごとにフィールドのBGMが“本来あるべきもの”になっていくといった点も思い出深い。また,結婚システムによるマルチエンディングも,例によって時代を先取りしていたと言える。
購入したのは1990年11月21日だった。この日付にピンと来た読者もいるだろう。そう,スーパーファミコンの発売日である。スーパーファミコンを求めてショップへ行ったはずが,気が付いたらメガドライブとファンタシースターIIIを購入していた。パッケージに描かれたケイン・サ・リークのイラストに惹かれたような記憶がある。そう言えば昨年も,高垣 楓さんの誕生日に気が付いたらiPad Pro 10.5インチを購入していたので,三つ子の魂は永遠なのかもしれない。
以降,筆者のゲームライフはセガと共にあった。小学校時代,クラスで唯一のメガドライブ所有者で,ファンタシースターシリーズの話が誰ともできなかった。中学校時代には奇跡的に1人のメガドライバーと出会えたが,ファンタシースターシリーズは未プレイ,かつRPGが好きではなかったので,ここでもシリーズの話をする相手はいなかった(「アドバンスド大戦略」をよく一緒に遊んでいた)。筆者のまわりはスーパーファミコンばかりだったのだ。
高校時代も状況は変わらなかったが,大学に進学してから,ようやく「ファンタシースターオンライン」のオンライン上でシリーズの話ができるようになった。セガワールドでバイトをしていたこともあるので,これまでの人生の大半はセガ漬けだったような気もする。
あの日,メガドライブを衝動買いしていなければ,30周年記念ライブの取材もしていなかっただろうし,PSO2のキャラクリにハマることもなかっただろう。
閑話休題。すっきりしたので本題に戻ろう。前述のとおり,ここからのライブも“PSO2 オールスター”といった惜しみないラインナップが続いた。
「We're ARKS!」「レアドロ☆KOI☆恋!」は大型スクリーンに“ダンスのお手本”が流れていたので,振り付けをうろ覚えのアークスも安心の仕様。とはいえ,しっかりと踊れていたアークスが多かったようだ。なお,関係者席の最後列に座っていた酒井氏もノリノリであったことを付け加えておく。モモーイ!
「オモイマトイ」には思い入れのあるアークスも多いだろう。ちゃんとマトイでトークしてくれた佐藤聡美さん,ありがとうございました。
花れんさんはEPISODE 5のヴォーカル曲を含む3曲を歌い上げた。これまでの楽曲とは少し異なり,ケルティックな要素が多く,ライブにまた違った魅力を添えていた。
泉澄リナ役の諏訪彩花さんは「Prism moment」「清澄のレジスタンス」を熱唱。そして,再び橘イツキ(蒼井さん)の登場へと続くと,新曲「光の明日 〜POTENTIAL ABILITY〜」が披露された。これはTVアニメの「コンプリートベスト」に収録されている楽曲で,ライブ会場では先行販売が行われていた。
オープニングに続いて姿を見せた喜多村さんは「Our Fighting」「終わりなき物語」を披露。オーディエンスをあおるシーンも見られて,とってもクーナである。
その後の有坂美香さんによる「Living on like stars」「Hello」では,ゲームの印象的なシーンが流れ,何かと思い出がよみがえるアークスが多かったようだ。
大団円を迎えた「ライブシンパシー2018」。当日の模様を収めたBlu-rayとCDが7月26日に発売予定だ。また,ニコニコ生放送のタイムシフトでは夜公演の模様と裏トークチャンネルが視聴できる。ライブに行った人も,残念ながら行けなかった人もチェックしてみよう。
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