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鉄拳さんの芸名はゲームのパクリだと公式に認めた? 原田勝弘氏や佐藤かよさんらが出演した,映画「鉄拳 ブラッド・ベンジェンス」イベントレポート
「鉄拳 ブラッド・ベンジェンス」は,日本では2011年9月3日に公開予定のCGアニメ映画だ。シリーズ累計販売本数4000万本以上の対戦格闘アクション,「鉄拳」シリーズを題材にしたシリーズ初の長編フルCGアニメーションで,シリーズの世界観そのままに,個性あふれるキャラクター達によるオリジナルストーリーが描かれる。
イベントには,「鉄拳ブラッドベンジェンス」の監督を務めた毛利陽一氏,「鉄拳」シリーズプロジェクトマネージャーであるバンダイナムコゲームスの原田勝弘氏,本作品の日本語版と英語版両方に声優として出演した佐藤かよさん,そして,お笑い芸人の鉄拳さんと佐久間一行さんが出演し,トークショウやゲーム大会を行った。本稿では,その模様をレポートしよう。
映画「鉄拳 ブラッド・ベンジェンス」公式サイト
「鉄拳TAG TOURNAMENT2」公式サイト
佐藤かよさん |
鉄拳さん |
佐久間一行さん |
佐藤さんは,映画の主人公であるリン・シャオユウのコスプレ姿で登場。声優に初挑戦した感想を聞かれると,「緊張しましたが,ずっとプレイしていた『鉄拳』の世界に自分が入れたことが嬉しかったです」と,笑顔でコメントした。なお佐藤さんの役柄は非公開で,映画を観てのお楽しみということになっている。
なお,佐藤さんが着ているシャオユウの衣装は,佐藤さんのサイズに合わせて作られた特注品で,世界に一つしかないものとのこと。
鉄拳さんは,「初代の鉄拳からプレイしていた」と「鉄拳」好きをアピール。ゲーム「鉄拳」と同じ名前の芸名について聞かれると,芸名はゲームが由来だとあっさり認め,“パクった”ことをカミングアウトしていた。「今回は3Dということで気合を入れた」という鉄拳さん。額には“3D”と書かれていたが,残念ながら飛び出してまではいなかった。
2011年のR-1グランプリを制したことでおなじみの佐久間さんは,「鉄拳」のプレイ経験があまりないことを告白。“R-1グランプリ=バトル”という,少々こじつけた理由で呼ばれたことを明かした。これには,佐藤さん,鉄拳さん,そして客席からもブーイングが入る。
続いては,毛利氏と原田氏が登場し,それぞれ来場者に向けて挨拶。
原田氏は「鉄拳TAG TOURNAMENT2」について,「本作は,最初の『鉄拳タッグトーナメント』から数えると,12年振りの新作となります。ピンチのときは交代して,チャンスのときはタッグでコンボを狙っていく攻撃的なゲームです」と,シリーズ最新作を紹介した。
毛利氏は,「鉄拳 ブラッド・ベンジェンス」制作時のエピソードとして,「全部苦労しましたが,とくに3D立体視の部分は大変でした。CGなんで3D立体視対応はささっと簡単にできるんじゃないかと思っていたんですけど,やってみるとすごく大変でした」と話していた。
原田勝弘氏 |
毛利陽一氏 |
そして,ゲスト陣による「鉄拳TAG TOURNAMENT2」を使ったゲーム大会が行われた。
対戦は,佐久間さんと鉄拳さんが順番に佐藤さんに挑戦するという形式。一回戦はリリ&シャオユウ(佐藤さん) VS. ロジャーJr.&木人(佐久間さん)だ。開始早々,佐藤さんが佐久間さんを連続攻撃で封殺。佐久間さんが「動物になんてことを〜!」とか言っている間に勝負が付いてしまった。これには原田氏も「解説する暇もなかったですね」と真顔でコメント。
二回戦は,佐藤さんは同じくリリ&シャオユウを選択。対する鉄拳さんは,吉光とオーガを選んだ。
鉄拳さんは,間違えてキャラクターを選んでしまったらしく,「本当は平八を使いたかったんです!」と泣きそうな声で訴えるも,その間に,佐藤さんのキレのある連続攻撃がヒット。写真を撮る間なく負けてしまっていた。
試合前は「10連コンボできますよ」と自信満々な鉄拳さんだったが,試合後には,佐藤さんに「田舎に帰ったほうがいいんじゃないですか?」と,シャオユウばりに追い打ちをかけられ,会場からは笑いと拍手が上がっていた。
鉄拳さんの描いた平八 |
佐藤さんの描いた平八 |
佐久間さんの描いた平八 |
こちらが本物の平八 |
最後は,毛利氏が来場者に向けて以下のようにスピーチを行い,イベントのプログラムはすべて終了となった。
「『鉄拳』をよく知らない人でも楽しめて,知っている人であれば,“なるほどね”とより楽しめる内容になっています。あまり力んで観るんじゃなくて,軽く楽しんでもらえればいいと思います。
ツッコミどころがあるのが『鉄拳』だと思いますし,その中に自分の作り手としての思いも入ってます。映画をご覧になった方は,そういう部分も楽しんでもらいたいなと思います」
『鉄拳 ブラッド・ベンジェンス』
[企画・製作・原作]株式会社バンダイナムコゲームス
[制作]株式会社デジタル・フロンティア
[監督]毛利陽一「鉄拳5」「鉄拳6 BLOODLINE REBELLION」
[脚本]佐藤大
「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「交響詩篇エウレカセブン」
[配給]アスミック・エース
[公式サイト]http://tekken-bloodvengeance.com
[公式Twitter]http://twitter.com/tekken_panda_pr
[コピーライト]
(C)2011 NAMCO BANDAI Games Inc.
9月3日(土)、新宿バルト9ほか全国3D公開
- 関連タイトル:
鉄拳TAG TOURNAMENT2
- 関連タイトル:
鉄拳6 BLOODLINE REBELLION
- 関連タイトル:
鉄拳6
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鉄拳6
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鉄拳6
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