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Radeon HD 6700公式サイトへ
  • AMD
  • 発表日:2011/01/20
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AMDのRadeon HD 6770&6750製品情報ページから「OEM向け」の文言が外れる。HD 5700のリネーム品が自作市場に登場か
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印刷2011/04/28 14:23

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AMDのRadeon HD 6770&6750製品情報ページから「OEM向け」の文言が外れる。HD 5700のリネーム品が自作市場に登場か

1月の時点におけるHD 6770の製品情報ページ。For OEM Onlyと記載されていた
画像集#003のサムネイル/AMDのRadeon HD 6770&6750製品情報ページから「OEM向け」の文言が外れる。HD 5700のリネーム品が自作市場に登場か
 AMDがOEM向けモデルとして製品情報を掲載していた「Radeon HD 6770」「Radeon HD 6750」(以下順にHD 6770,HD 6750)を憶えているだろうか。2011年1月21日の記事でお伝えしたとおり,これはJuniperコアのATI Radeon HD 5700シリーズをベースに,HDMI 1.4への対応などを実現したもので,要するにATI Radeon HD 5700シリーズのリネーム品だ。当初はあくまでもOEM向けモデルと位置づけられていたので,PC自作市場に出てくる可能性はないと思われていた。

 しかし,(「いつからか」ははっきりしないのだが)AMDの公式サイトから「OEM向け」(For OEM Only)の文言が消えているのを確認できた。AMDからこれといった発表はないものの,海外ではAnandtechが「5700のバッジを貼り替えたものがリテール市場に登場する」と断言していたりもするなど,複数のPC系メディアが報じているので,この“新型GPU”がPC自作市場へ登場する可能性は極めて高そうだ。

4月28日時点のHD 6770製品情報ページ。For OEM Onlyの文言が消えている
画像集#004のサムネイル/AMDのRadeon HD 6770&6750製品情報ページから「OEM向け」の文言が外れる。HD 5700のリネーム品が自作市場に登場か

 なお,原稿執筆時点(※13:45)でHD 6770の情報ページにはHD 6750の情報が誤って掲載されているため,HD 6750とATI Radeon HD 5750で比較をしてみると,違いは以下に挙げるポイントのみだった。

●Radeon HD 6770&6750におけるATI Radeon HD 5700との違い
(※製品情報ページによる)
  • OpenGLのサポートが3.2から4.1へ
  • Eyefinityでサポートされるディスプレイ数が3台から5台へ
  • サポートされるHDMIのバージョンが1.3から1.4aへ
  • DisplayPort経由での7.1chサウンド出力が可能に

画像集#005のサムネイル/AMDのRadeon HD 6770&6750製品情報ページから「OEM向け」の文言が外れる。HD 5700のリネーム品が自作市場に登場か

 ……1月の時点で「“なんちゃら250”と違ってPCショップの店頭で見ることはないから一安心」と書いた人間としては言葉もないけれども,まあ,そういうことになってしまうようだ。
 こういったリネーム戦略は,新機能を打ち出したいOEM(≒PCメーカー)にとってはいいかもしれないが,一般のPCユーザー,とくにGPUの新情報を追っているような熱心な人達にとってはほとんど何のメリットもなく,いたずらに市場を混乱させるだけだろう。正直,「またか」という思いが半分,「いい加減にしてくれ」という思いが半分というところである。

Radeon HD 6770製品情報ページ(※原稿執筆時点で,スペックにはHD 6750のものが掲載されています)

Radeon HD 6750製品情報ページ

  • 関連タイトル:

    Radeon HD 6700

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