日本マイクロソフトは本日(2012年4月12日),Xbox 360用ソフト
「Halo 4」の作曲担当に,音楽ユニットMassive Attackの
ニール・ダヴィッジ氏を起用したと発表した。ダヴィッジ氏は,ハリウッドの超大作映画「タイタンの戦い」にも楽曲を提供するなど,世界で活躍しているクリエイター。なお,Xbox.comの「Halo 4」製品ページでは,「Halo 4」の音楽制作の現場を紹介する
メイキングビデオも公開中だ。
■ニール ダヴィッジ氏について
トリップホップの先駆者であるユニット、Massive Attack の共同作曲者でありプロデューサーでもあるニール ダヴィッジ氏は作曲家、音楽プロデューサー、ソングライター、ミュージシャンと幅広く活躍し数々の賞を受賞しています。また、ダヴィッジ氏は、この 20 年で最も革新的なサウンドをクリエイトし、音楽業界に多大な影響を与えた人物です。コンテンポラリー ミュージックの先駆者であると同時に、彼は映画音楽の作曲家としてのキャリアも築いており、有名なドキュメンタリー映画 やハリウッドの超大作「タイタンの戦い」にも楽曲を提供しています。
■ニール ダヴィッジ氏のコメント
Halo ファンの一人として 『Halo 4』 の楽曲を担当させてもらえるなんて、光栄の極みだよ。Halo がこんなにもファンの心を捉え象徴的な作品になり、Halo を Halo たらしめる理由の軸に音楽がある。『Halo 4』では、このシリーズが築き上げてきた功績に基づいて、Halo の世界観に対して畏怖を抱かせ謎に迫るような楽曲を作って、今後のマスター チーフの物語を、もっと深く、もっと情緒的にインパクトのあるものにしたい。
■『Halo 4』の音楽について
Halo シリーズの第一作目の発売から 10 年以上が経過し、今回初めてニール ダヴィッジ氏という新たな作曲家が起用されました。343 Industries とのコラボレーションという形で、 ダヴィッジ氏とプロダクション チームは 16 人の厳選された男性テノール / バス コーラス、10 人のブルガリア女性ボーカル、フル オーケストラ、その他多数の奏者を起用し、『Halo 4』の音楽をハリウッドの超大作映画クラスのものにするべく、多大な努力を惜しまず制作に挑んでいます。
■343 Industries オーディオ ディレクター 戸島 壮太郎のコメント
ニールには「Halo」の世界観に対する深い愛情と見解があって、彼が作る音楽は、マスター チーフの物語の中にある英雄的なものとか、情緒的なパワーをパーフェクトに捉えているんだ。彼は非常に才能ある作曲家であり、今後の「Halo」の音楽に対するユニークなビジョンを持っている。彼の音楽で、ファンの中にある情熱や興奮が新たに刺激されることは間違いないね。
■『Halo 4』の音楽制作の現場を紹介するメイキング ビデオが配信
このビデオの中では、ロンドンのアビーロードとエンジェルスタジオで行われた、コーラスおよびオーケストラの収録シーンを公開しています。また、ダヴィッジ氏や戸島 壮太郎、その他オーディオ チームのメンバーが、それぞれの『Halo 4』の音楽に対するビジョンを語るインタビューが収録されており、加えて超大作映画に匹敵する壮大なプロジェクトである楽曲制作の規模の大きさにも焦点があてられています。
■『Halo 4』楽曲制作の詳細について
『Halo 4』の楽曲制作についてもっと詳しく知りたい、舞台裏を覗いてみたいというファンの方は、Halo Waypoint (英語サイト) にアクセスしてください。戸島 壮太郎がニール ダヴィッジ氏とのコラボについて綴っているブログや、ここでしか公開されていないサンプル トラックの視聴やダウンロード、最新のメイキングビデオ、レコーディング風景の写真などが盛りだくさん用意されています。また、Xbox.comの「Halo 4」製品ページ [TOPICS] 内では Halo Waypoint で紹介されたブログ内容やメイキング映像を日本語で掲載しています。
Halo Waypoint(英語のみ): http://halo.xbox.com/blogs/Headlines/post/2012/04/11/Neil-Davidge.aspx
サンプルトラック : http://halo.xbox.com/Content/assets/en-us/Podcast/H4_OST_Sample_WaypointMix.mp3
Xbox.com : http://www.xbox.com/Halo4/topics