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Co-opモード「Spartan Ops」の実機プレイも体験できた「Halo 4」のメディア向けプレゼンテーションをレポート
なお,8月24日,25日に東京で,9月1日に大阪で開催される「Xbox 360 『大』感謝祭 2012 夏」にHalo 4が出展される。発売に先立って本作を楽しめるチャンスなので,興味のある人は会場に足を運んでみよう。
マスターチーフ復活!
新たな敵「プロメシアン」との戦いが勃発
今回のデモプレイでは,「Halo」シリーズの主人公マスターチーフが,「レクイエム」という惑星に不時着したUNSCの戦艦「INFINITY」の搭乗員を救出するために,墜落現場に向かうという任務を見ることができた。
ミッションの舞台となる密林には,「コヴナント」のほか,「プロメシアン」という新たな敵が登場。プロメシアンには,集団で襲い掛かってくる「クロウラー」,空を飛び回る「ウォッチャー」,ビームを撃ち出すLight Rifleや,ショットガンのような効果を持つScattershotなど,独自の武器を使用する人型の「ナイツ」といった敵が存在する。従来のHaloシリーズでは倒した敵の武器を鹵獲して使用できたが,それは本作も同様。マスターチーフがプロメシアンの銃を手に取ると,バラバラになっていた部品がくっついて銃が形成されるという演出がカッコいい。
デモプレイを見ていて印象に残ったのは,非常に美しいグラフィックスが実現されている点だ。マンソン氏によると,Halo 4のゲームエンジンは従来のシリーズで採用されていたものを改良したことで,グラフィックスのクオリティが向上しているほか,効果音などサウンド面での演出が強化されている点を強調していた。
ストーリーについては,ファンの期待に応えるため「濃い物」を用意していることをアピール。マスターチーフと彼の相棒でAIのコルタナとの関係,レクイエムの秘密など,多数の要素が描かれるそうだ。
マンソン氏の発言で気になる点としては,コルタナに変化が起きるという点。本作でコルタナは耐用年数を過ぎても運用が継続されており,その結果,具体的な内容は不明だが能力を失ったり,人格に変化が起きたりするという。今回のデモを見ていた限り,コルタナの様子にとくに違和感を覚えなかったので,おそらくはキャンペーンが進んでからのお楽しみということかもしれない。
10週に分けて新たなミッションを配信予定
Co-opモード「Spartan Ops」を遊んでみた
キャンペーンモードを見た次は,Halo 4のマルチプレイモードの一つで,最大4人での協力プレイが可能な「Spartan Ops」をプレイする機会に恵まれた。このモードでプレイヤーはスパルタン部隊の一兵士となって,さまざまな任務に挑戦できる。
今回は,火山帯に建設された基地でのミッションに3人でチャレンジ。任務の内容は,特定のエリアに設置されたスイッチすべてを起動させられればクリアという,分かりやすいもの。
協力プレイという点を考慮してなのか,登場する敵はキャンペーンモードと比べて多めで,銃を撃ちまくったり,時には設置されているタレット(固定銃座)で攻撃したりと,爽快感溢れるプレイを楽しめた。実際に遊んでみて,プレイフィールはいい意味で変わっていない印象を受けたので,従来のシリーズ作品を楽しんでいた人は安心して遊べると見てよさそうだ。
なお,「Spartan Ops」では週ごとにミッションの配信が予定されており,マンソン氏は「10週に分けて,週あたり5つのミッションを配信する予定です」とコメント。具体的な内容は明らかにされなかったが,映画のような迫力あるミッションを楽しめるという。
そのほか,すでに「こちら」の記事などでお伝えしているように,Halo 4には「War Games」と呼ばれる対戦をメインにしたマルチプレイモードも用意される。今回は新しい情報の公開とはならなかったが,さまざまな施策が考えられているようなので,続報に期待したいところだ。
最後に本稿の締めとして,マンソン氏からのメッセージを掲載しよう。
「Halo 4を日本のファンに紹介できることを非常に嬉しく思っています。日本は非常に重要なマーケットですし,発売日の11月8日を楽しみに待っていただければと思います。」
「Halo 4」公式サイト
「Xbox 360 『大』感謝祭 2012 夏」公式サイト
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