イベント
モデルの貴島明日香さんが「MTG」プロと対決! 最新スタンダードセット「サンダー・ジャンクションの無法者」発売直前イベントレポート
サンダー・ジャンクションの無法者は,初登場となる次元「サンダー・ジャンクション」が舞台の新スタンダード・セットだ。西部開拓時代のアメリカを思わせる世界で,オーコを頭目とする強盗団を中心とする“マジックで最も騒々しい物語”が展開される。
「MTG」新セット「サンダー・ジャンクションの無法者」デビュー番組が公開に。オーコ率いる強盗団が,マジカル西部開拓次元を大暴れ
Wizards of the Coastは本日(2024年3月27日),4月19日に発売を予定している「マジック:ザ・ギャザリング」の最新セット「サンダー・ジャンクションの無法者」を紹介するデビュー番組を公開した。西部開拓時代をモチーフとする新次元「サンダー・ジャンクション」を舞台にとするスタンダード・セットの内容をチェックしよう。
今回のイベントでは,新たなセットと世界観の紹介が行われたほか,モデルの貴島明日香さんと,MTGプロプレイヤーの行弘 賢氏による対決も行われた。
「マジック:ザ・ギャザリング」公式サイト
荒野を駆ける《シヴ山のドラゴン》
貴島さんがプロを丸焼けに!
会場では,簡単に新セットの内容が紹介された。MTGの世界は多元宇宙と呼ばれ,その中にはさまざまな次元が存在する。新セットの舞台である「サンダー・ジャンクション」も,そうした多元宇宙に浮かぶ次元の1つだ。
サンダー・ジャンクションは,ある事件によって世界中に出現した次元間ポータル「領界路」によって発見されたばかりの次元で,多くの人間が荒野を開拓している。今回の主役の1人である青年ケランも,領界路を渡ってやってきた旅人の1人だ。
フェイ(妖精)の血を引くケランは,父であるオーコを探して旅をしている。イクサラン,ラヴニカで大冒険を繰り広げた彼は,ついに父オーコが活動している次元へと足を踏み入れた。まさか父が,危険な強盗団を率いているとも知らず――というのが,本セットに至るまでのストーリーとなる。MTGのストーリーは公式サイトでまとめられているので,興味を持った人はそちらも参考にしてほしい。
「マジック:ザ・ギャザリング」
ストーリーページ
貴島さんは相当なゲーム好きとのことで,小学生のころからさまざまなゲームに触れており,現在でも自身のYouTubeチャンネルでFPSを中心にゲームプレイの模様を配信している。さらに,最近ではTCGをはじめとするアナログゲームにも触れ始めているという。
後に行われたインタビューによると,貴島さんがTCGの中で好む戦術は「ちょっと意地悪な戦い方」とのこと。具体的には,敵を再利用しにくい形で除去したり,手札を捨てさせたりといった動作が好きなようだ。MTGで言えばディミーアカラー(青黒)系を好むプレイヤーかもしれない。
ちなみに,新セットの顔役ともなっているキャラクター「オーコ」の存在は,貴島さんもなんとなく知っていたらしい。かつて,異常なタフさと器用さで環境を席巻した《王冠泥棒、オーコ》の名前は,MTGプレイヤー以外にも知れ渡っているようだ。
ひとしきり紹介を終えたところで,MTGプロプレイヤーの行弘 賢氏と,プロダクトマネージャーの鎌田正篤氏がステージに登場。新セットのカードを含むデッキを使い,貴島さんと行弘氏による対戦が行われることになった。
貴島さんは土地とマナのルールを習得しつつ,新たに置いた土地で6マナを支払い,大型クリーチャー《シヴ山のドラゴン》をプレイ。飛行と攻撃力アップ能力を持つ強力なクリーチャーを出すことができたが,行弘氏の盤面には飛行を持つ《張り出し櫓のコウモリ》が存在するため,うかつに攻撃ができない。
膠着状態に陥ったものの,貴島さんは次のターンに《投げ飛ばし》をドローする。これを使い,味方クリーチャーを犠牲に《張り出し櫓のコウモリ》を破壊した貴島さんは,余った5マナを全部注ぎ込んで10/5となった《シヴ山のドラゴン》で攻撃を叩き込み,見事に勝利を果たした。
以上で本イベントは終了となった。「サンダー・ジャンクションの無法者」は4月19日に発売される予定で,各種ブースターパックだけでなく,最大4人で遊べる統率者デッキも登場する。これらの詳細が気になる人は,公式サイトでラインナップを確認してみよう。
「マジック:ザ・ギャザリング」公式サイト
- 関連タイトル:
マジック:ザ・ギャザリング
- この記事のURL: