グロ度の高いフィニッシュムーブが決め手か。「ばら戦争」を題材にした三人称視点アクション「War of the Roses」の最新ムービーが公開に

　Paradox Interactiveは，同社が2012年内に発売を予定している「War of the Roses」の最新ムービーを公開した。この作品は，15世紀にイギリスで繰り広げられた「ばら戦争」を題材にしたもので，格闘をメインに据えた三人称視点のアクションゲーム。「Mount ＆ Blade」と「Team Fortress 2」（PC / Macintosh）を組み合わせたようなオンライン対戦を楽しめる作品だ。


　GDC 2012の取材記事でも紹介したとおり，War of the Rosesにはフィニッシュムーブが用意されており，敵にトドメを刺す時にはかなり残虐なシーンが描写されるのだが，今回のムービーにはその模様も収録されている。また，“弧を描いて飛ぶ弓の矢に比べて，クロスボウの矢は直線的に飛ぶため命中率は高いがリロードには時間がかかる”といった，長距離用の武器の特性などにも言及されているのが興味深いところである。


　アメリカ現地時間の4月6日からマサチューセッツ州ボストンで開催される予定のゲームイベント「PAX East」には，本作がプレイアブル展示される。この映像は，同イベントのために用意されたものだ。メレーアクションをメインに据えたオンラインゲームは多くないだけに，独特なプレイフィールの作品として，多くのファンの支持を得る作品になるかもしれない。

「War of the Roses」紹介ページ（Paradox Interactive）