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“手描き”で楽しむソーシャルアプリ「テガキモンスター」が配信開始。ワクワクさんも登場した「ワクワク元気にテガキモンスター発表会」をレポート
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印刷2011/11/19 23:05

イベント

“手描き”で楽しむソーシャルアプリ「テガキモンスター」が配信開始。ワクワクさんも登場した「ワクワク元気にテガキモンスター発表会」をレポート

 2011年11月18日,ユードーは,「ワクワク元気にテガキモンスター発表会」を,東京都内のApple Store 銀座にて開催した。このイベントは,同社のiPhone/iPod touch/iPad用ソーシャルゲームアプリ「テガキモンスター」が11月18日に配信されたことを記念して催されたものだ。

画像集#001のサムネイル/“手描き”で楽しむソーシャルアプリ「テガキモンスター」が配信開始。ワクワクさんも登場した「ワクワク元気にテガキモンスター発表会」をレポート

ユードー代表取締役 南雲玲生氏(右)と,発表会の司会を務めた弓月ひろみさん(左)
画像集#002のサムネイル/“手描き”で楽しむソーシャルアプリ「テガキモンスター」が配信開始。ワクワクさんも登場した「ワクワク元気にテガキモンスター発表会」をレポート
 最初に,ユードー代表取締役 南雲玲生氏が,同社がどのようなゲームデベロッパなのかを紹介した。南雲氏は,かつて「beatmania」などの音楽ゲームを手がけており,今なおゲーム音楽を中心に楽曲制作に携わっているが,2003年のユードー設立後は自ら営業活動も行っているという。
 そのため,ユードーが開発するタイトルも音楽関連のものが多いのだが,ニンテンドーDS用ソフト「健康測定」のような,いわゆる知育ソフトを手がけている。なお,このソフトはドラッグストアで販売された実績を持つのだが,その営業も南雲氏自身が行ったそうだ。

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 2008年以降,ユードーの活動はiPhone/iPod touch/iPadアプリの開発にシフトしていく。ユードーは大ヒットした2009年の「Piano Man」を筆頭に,音楽系を中心としたさまざまなアプリをリリースしており,今やユーザー数は全世界累計で1000万人にも及ぶとのことである。

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 そうした成果から,やがて南雲氏やユードーのスタッフの間で「誰もが知っているようなゲームやアプリを出そう!」という思いが強くなり,今回,「テガキモンスター」の企画・開発に至ったのである。
 あらためて説明すると「テガキモンスター」は,プレイヤーがiPhone/iPod touch/iPadのタッチパネルに自由に描いたモンスターを使い,バトルに勝利していくことで進行するゲームである。モンスターの強さや属性はイラストに応じて自動的に設定されるが,イラストを描く時間は当初120秒に制限されている。モンスターが勝利を重ねてレベルアップすると制限時間が追加され,イラストにディテールを描き加えることで強化ができる。

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 またモンスターはアイテム「シール」を使っても強化できる。シールは合成してより効果を強められるが,強力なものほど合成に失敗する可能性も高まる。
 そうやって強化したモンスターを使い,プレイヤー同士でネットワークを介した対戦もできる。個人戦はもちろんだが,ゲームにはSNSの要素が用意されており,そこで知り合った仲間とともにチーム戦を楽しむことも可能となる。

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画像集#015のサムネイル/“手描き”で楽しむソーシャルアプリ「テガキモンスター」が配信開始。ワクワクさんも登場した「ワクワク元気にテガキモンスター発表会」をレポート
 発表会の会場では,事前に収録された南雲氏によるデモプレイ映像が上映されたほか,新規に「YUDO-ID」なるアカウントが設定されることが発表された。このアカウントは,これまでにユードーがリリースしたiPhone/iPod touch/iPadアプリ共通のもので,例えば「テガキモンスター」で何かを達成すると,同じアカウントで「Piano Man」をプレイしたときに何かが追加されるといったような連携をもたらすとのことである。南雲氏は,この機能の追加により,ユードーアプリのユーザーを全世界累計2000万人にすることが目標であると,強い意気込みを見せた。


 発表会の後半には,ゲストとして久保田雅人さんが登場した。久保田さんは,NHK教育テレビ「つくってあそぼ」に「ワクワクさん」として出演し,身近な材料を使ったさまざまな工作を披露しているが,会場でも新聞紙を丸めて鉄砲を作ってみせた。
 また久保田さんは,モンスターのイラストをプレイヤー自身が描くという「テガキモンスター」の大きな特徴が,自身の工作に対するスタンスに似ていると述べ,重要なのは上手下手ではなく,創意工夫や愛情であると話していた。

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「ワクワクさん」こと久保田雅人さん
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久保田さんは,新聞紙を丸めて作った鉄砲で実際に的を撃ってみせた
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的も,身近にあるペットボトルや空き缶,紙コップなどを利用して作られている
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的の一つをモデルにして,発表会中に作成されたモンスター「ドラキュラくん」

 最後に南雲氏は,「テガキモンスター」とは自ら描いたモンスターが日本一,世界一になっていくという,プレイヤー自身が作り上げていくゲームであり,ぜひ多くの人に楽しんでほしいと述べ,発表会を締めくくった。

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