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[TGS 2012]最大の特徴はリアリティにあり。開発スタジオのプロデューサーが「メダル オブ オナー ウォーファイター」を日本のメディアにプレゼン
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印刷2012/09/20 22:31

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[TGS 2012]最大の特徴はリアリティにあり。開発スタジオのプロデューサーが「メダル オブ オナー ウォーファイター」を日本のメディアにプレゼン

 本日(2012年9月20日)からスタートした東京ゲームショウ2012で,エレクトロニック・アーツが2012年11月1日の発売を予定している「メダル オブ オナー ウォーファイター」PC/PlayStation 3/Xbox 360。以下,ウォーファイター)のメディア向け紹介が行われた。

画像集#006のサムネイル/[TGS 2012]最大の特徴はリアリティにあり。開発スタジオのプロデューサーが「メダル オブ オナー ウォーファイター」を日本のメディアにプレゼン

 Electronic Arts傘下のスタジオであるDanger Closeが開発を進めるウォーファイターは,現代を舞台にしたミリタリーFPSで,エリート特殊部隊の兵士となったプレイヤーがテロリストを相手に戦うというものだ。プラスチック爆弾の原料になるPETNがテロリストネットワークの手に落ちないよう,特殊部隊の兵士達は世界中の危険地帯で激しい銃撃戦を繰り広げることになる。

「メダル オブ オナー ウォーファイター」のプロデューサー,Luke Thai氏
画像集#001のサムネイル/[TGS 2012]最大の特徴はリアリティにあり。開発スタジオのプロデューサーが「メダル オブ オナー ウォーファイター」を日本のメディアにプレゼン
 2012年3月のGames Developers Conferenceに始まり,6月のE38月のGamescomなど,さまざまなゲームイベントで公開されてきた本作だが,日本でメディア向けに公開されるのは初となる気がする。それだけに,本作のプロデューサーを務めるLuke Thai氏によるゲーム紹介は,これまで発表されてきた情報のおさらいという雰囲気だった。

 最初に実演されたシーンは,2012年3月7日に掲載した第一報ムービーと同じフィリピン,Isabera Cityを舞台にした人質救出作戦を描いたミッションだが,これまで明らかにされていなかった部分であるとのこと。初公開の映像なのだが,残念ながら撮影は禁止されていたので,映像はお見せできない。すいません。
 3月に公開されたムービーと同じく,夜の雨の中,Tier1のオペレータとフィリピン特殊部隊の隊員達が,テロリストと交戦しながら前進していくという場面だ。ご存じのように,本作のゲームエンジンとして使われているのは,スウェーデンのEA DICEが開発した「Frostbite 2」で,「Battlefield 3」のプレイヤーなら,そのグラフィックスレベルの高さがよく分かっているはず。

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「メダル オブ オナー ウォーファイター」公式サイト


 Thai氏は,とくに雨や水面の表現に力を注いだと語るが,大型兵器の登場しないウォーファイターでは,Battlefield 3のような建物が音を立てて崩れるディストラクションシーンは登場しない。その代わり「マイクロディストラクション」と彼らが呼ぶフィーチャーが用意されているとThai氏は言う。これは,銃撃を受けた遮蔽物がその強度に応じて壊れていくというものだ。したがって,木箱の背後に隠れて安心していると,あっさり破壊されてしまったりするわけだ。

画像集#012のサムネイル/[TGS 2012]最大の特徴はリアリティにあり。開発スタジオのプロデューサーが「メダル オブ オナー ウォーファイター」を日本のメディアにプレゼン
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 また,紹介されたシーンは最初から最後までチームで戦うというものだったが,シングルプレイミッションの中にはソロで行うものもあるという。また前作同様,乗り物に乗っての攻撃もあり,場面ではヘリコプターの機銃席から地上のテロリスト達を殲滅するという派手なシーンが見られた。攻撃を続けているとミニガンの銃身が真っ赤になるという,思わず「ほお」と思ってしまうようなこだわりも見られた。

画像集#002のサムネイル/[TGS 2012]最大の特徴はリアリティにあり。開発スタジオのプロデューサーが「メダル オブ オナー ウォーファイター」を日本のメディアにプレゼン
 プレイのあと,Thai氏はウォーファイターの特徴として「Authenticity」という言葉を繰り返した。Authenticityとは,簡単に言えばリアリティのことで,すべてのミッションは実際に遂行された作戦にインスパイアされたものであり,登場するのは実在の特殊部隊であり,使用する銃器,ガジェットなどもすべて実際のものに基づいている。これまでも何度かアピールされてきたように,20人近い現役または元特殊部隊員がゲーム制作に協力しており,兵士の動きに至るまで細かいチェックが入っているのだ。ドアを破って突入するときや,弾薬が切れたときの兵士達の行動まで,実際のものと同じであるとThai氏は言うのだ。
 ちなみに,上記のPETNも現在,特殊戦関係者の間で問題になっている事柄で,強力なSF的兵器や核などではなく,卑近な感じのものだけに,かえってリアリティが感じられる。

画像集#010のサムネイル/[TGS 2012]最大の特徴はリアリティにあり。開発スタジオのプロデューサーが「メダル オブ オナー ウォーファイター」を日本のメディアにプレゼン

 とはいえもちろん,ひたすらリアルなだけだとゲームとしてつまらない。プレイヤー一人で挑むミッションや,ヘリコプターからの銃撃など,実際には起きないような要素を適宜織り交ぜることで面白いゲームになり,今回のウォーファイターでは,そのあたりのリアリティとゲーム性のバランスが非常にうまく取れているとThai氏は胸を張った。

 2010年にリリースされた前作「メダル オブ オナー」との比較で言えば,今回はシングルプレイもマルチプレイもすべて同じスタジオで制作しており(前作のマルチプレイは,EA DICEが制作した),お互いが深く関連したものになっているという。ただ,EA DICEのスタッフもロサンゼルスのスタジオに詰めて,開発に手を貸している。

画像集#003のサムネイル/[TGS 2012]最大の特徴はリアリティにあり。開発スタジオのプロデューサーが「メダル オブ オナー ウォーファイター」を日本のメディアにプレゼン

画像集#004のサムネイル/[TGS 2012]最大の特徴はリアリティにあり。開発スタジオのプロデューサーが「メダル オブ オナー ウォーファイター」を日本のメディアにプレゼン
 ライバル,それも強敵の多い現代戦FPSジャンルだが,その点について質問するとThai氏は,同じアイスクリームでもさまざまなフレーバーがあるように,現代戦FPSにもさまざまな個性があってしかるべきだという。そのうえで,今回のウォーファイターでは,これまでしなかったような試みを多数盛り込んでいるし,いろいろと考えて努力しており,従来作のファンの皆さんに新しい面白さを提供しているので,ぜひプレイしてほしいと語った。

 メダル オブ オナー ウォーファイターは,東京ゲームショウ2012開場のセガブースで試遊が可能になっている。幕張メッセを訪れてみようと考えている人は,セガブースを覗いてみよう。

東京ゲームショウ2012のセガブースでは,Tier1のオペレータ(のような人)がお出迎え
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