「Call of Duty: Black Ops 2」のミッドナイトローンチ開始。リリース後には，4人に1人のプレイヤーが会社や学校を「病欠」する可能性も

　Activisionの人気FPS「Call of Duty: Black Ops 2」（PC/PlayStation 3/Xbox 360）が，ついに欧米でリリースされ，世界各地で行われたミッドナイトパーティの様子などが報道されている。

オーストラリア・シドニーのローンチイベント

　Call of Dutyシリーズの英語公式サイトが報じるところによると，時差の関係で世界最初に発売されることになったオーストラリアでは，ゲームショップであるEB Gamesの350店舗で深夜の販売が行われ，シドニーのWetherill ParkショッピングモールにあるEB Gamesの前には，1000人ものゲーマーが集合。ゲーム大会なども開かれたという。
　また，オランダ・アムステルダムでは巨大なコンサートホールが貸し切られてイベントが行われ，Treyarchのゲームディレクターであるデイブ・アンソニー（Dave Anthony）氏と，シリーズ初登場のキャラクター，ハーパーの声を演じた俳優マイケル・ルーカー（Michael Rooker）さんが出演。フランス・パリのVirgin Megastoreには，アニメーションディレクターのドミニク・ドロッズ（Dominique Drazdz）氏が登場してサイン会を行った。

フランス・パリの模様

「Call of Duty: Black Ops 2」英語公式サイト

　アメリカのゲーム情報サイトIGNが，1万人ほどの読者を対象に行ったアンケート調査によると，発売日にあたる北米時間の2012年11月13日には，Black Ops 2購買者の4人に1人が，職場または学校を休んでプレイする予定であるとのことで，いかにも人気ゲームらしい話だ。


　ちなみに，日本では日本語字幕版が11月22日，日本語吹き替え版が12月20日にリリースされる予定だ。シリーズ従来作以上にシングルプレイのクオリティが高いといわれる本作だけに，物語を堪能するために少しくらい待つ価値は十分にありそうだ。
　本作では，マルチプレイの様子をYouTubeに配信できるという，新たなフィーチャーが用意されているので，日本のリリースまではそれらのムービーを見てイメージトレーニングしておくのがいいかもしれない。
　ムービーに関して言うと，Call of Dutyシリーズのオンラインサービスである「Call of Duty: Elite」でもマルチプレイのヒントを紹介するテレビ番組風のムービーが，北米時間の14日から順次公開されていく予定になっている。


　なお，日本での展開は未発表だが，欧米ではCall of Duty: Black Op 2の「シーズンパス」が発表されており，これは，配信予定の4種類のDLCなどが49.99ドルでダウンロードできるというサービス。Collector's Editionの特典である「Nuketown Zombies」も同梱されるとのことで，続報に期待したい。