パッケージ
GeForce GT 600
  • NVIDIA
  • 発表日:2012/05/15
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
NVIDIA,GDDR5対応の「GeForce GT 640」とKepler版「GeForce GT 630」を製品リストに追加。新型コア「GK208」を採用?
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2013/06/21 17:51

ニュース

NVIDIA,GDDR5対応の「GeForce GT 640」とKepler版「GeForce GT 630」を製品リストに追加。新型コア「GK208」を採用?

「Leadtek Research製のGT 630(Kepler)搭載カード「WFGT630-2GD3ATX2」。販売代理店であるアスクのリリースによると,GK208コアを採用するという
画像集#002のサムネイル/NVIDIA,GDDR5対応の「GeForce GT 640」とKepler版「GeForce GT 630」を製品リストに追加。新型コア「GK208」を採用?
 正確な日付は不明なのだが,ここ2〜3日の間にNVIDIAは,デスクトップPC向けGeForce 600シリーズの製品リストに,GDDR5メモリを組み合わせた「GeForce GT 640」(以下,GT 640)のバリエーションモデル(以下,GT 640 GDDR5)と,従来のFermiアーキテクチャに代わって新たにKeplerアーキテクチャを採用する新しい「GeForce GT 630」(以下,GT 630(Kepler))を追加した。

 GT 640 GDDR5とGT 630(Kepler)は,いずれも384基のシェーダプロセッサを集積するGPUだ。384基という数は,DDR3メモリが組み合わされた従来版「GeForce GT 640」(以下,GT 640)が集積するシェーダプロセッサの数と同じなので,いきおい「GK107」コア採用……ということになりそうなのだが,流通筋の情報によれば,これは,GK107比でメモリコントローラのインタフェースが半分の64bitとなった新コア「GK208」を採用したものとのことである。

 は,判明しているGT 640 GDDR5とGT 630(Kepler)のスペックを,それぞれ従来のGT 640およびGT 630と比較したものだ。いずれも新型コアの採用により,TDP(Thermal Design Power,熱設計消費電力)が大きく下がっており,とくにGT 630(Kepler)にいたっては,Fermiアーキテクチャからのジャンプにより,60%以上もの削減を実現しているのが見どころとなる。
 動作クロックの引き上げや,GT 640 GDDR5ではメモリバス帯域幅の拡張も実現してはいるが,基本的には,エントリー&ローエンド市場で求められる低消費電力化に対応してきたGPUという理解でいいだろう。ノートPC向けにGK208採用製品はまだ発表されていないが,ノートPC向けと基本設計を共有したGPUという可能性もありそうだ。

※確度の高いものでも100%の確証が得られない項目には「?」を付記してあります
画像集#003のサムネイル/NVIDIA,GDDR5対応の「GeForce GT 640」とKepler版「GeForce GT 630」を製品リストに追加。新型コア「GK208」を採用?

 4Gamer読者的には特別に注目すべきGPUではないと思われるものの,GT 630(Kepler)の登場によって,ようやくローエンドまでKeplerアーキテクチャが揃ったこと,それ自体には相応に意味があると述べていいのではなかろうか。

GeForce GT 640の製品情報

GeForce GT 630の製品情報

NVIDIA 日本語公式Webサイト


  • 関連タイトル:

    GeForce GT 600

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:12月17日〜12月18日