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[E3 2013]ドラキュラが主人公となった「Castlevania -Lords of Shadow- 2」プレイレポート。もちろん吸血アクションもアリ
本作の主人公は,前作「Castlevania -Lords of Shadow-」(PS3 / Xbox 360)のラストでドラキュラと化してしまったガブリエル・ベルモンド。これまで,バンパイアハーフや,ドラキュラの生まれ変わりの主人公はいたものの,本作ではシリーズで初めてドラキュラ自身が主人公となったのだ。
プレイアブルデモは,ガブリエルを殺そうと彼の居城に乗り込んできた騎士団とのバトルシーンからスタートする。
基本攻撃となる[□]ボタンのDirect Attackと,広範囲に攻撃できる[△]ボタンのArea Attackを駆使して敵を蹴散らしていくのだが,このとき,連続して攻撃をヒットさせると,敵の体が黄色く光り,スタン状態となる。
ここで[○]ボタンを押せばガブリエルが敵の体を掴み,その後画面に表示される2重のリングが重なる瞬間にもう一度ボタンを押せば,ガブリエルが敵の背後に回り込んで,首筋をガブリ。「これぞドラキュラ」と言いたくなるアクションが展開され,敵が倒れていく。
プレイ中は気付かなかったのだが,この吸血アクションはドラキュラのパワーアップと関係があるらしい。リングが重なるタイミングの判定はそれほどシビアではないので,落ち着けば簡単に決められるはず。積極的に狙っていくのがよさそうだ。
基本となる戦い方は以上のとおりなのだが,ガブリエルには「Void Sword」と「Chaos Claws」という2種類の武器を使った特殊な攻撃方法がある。
Void Swordは[L1]ボタンで着脱でき,これで敵を攻撃すれば,ガブリエルのヒットポイントが増えていくという,なかなか便利な武器だ。威力も通常攻撃に比べて劣っているわけでもなかったので,筆者はプレイ中かなりお世話になった。
Chaos Clawsは,ガブリエルの通常攻撃が防がれてしまう敵の盾などを破壊できる武器。固い敵が出てきたら,こちらにチェンジというわけだ。着脱は[R1]ボタンで行う。
騎士団を全滅させて城の外に出たガブリエルの前に,巨大ロボットのような「Titan」と,黄金の鎧に身を包み,背中の翼で空を飛ぶ騎士「Golden Paladin」が現れる。どうやらこれが騎士団の親玉らしい。
ここからゲームは,Titanの腕にしがみついたガブリエルを操作して,Titanの頭部までよじ登っていくアクションパートとなるのだが,これがなかなかの難度となっていた。
Titanの体は至る所で歯車が回転しており,移動のタイミングを間違えると,それに巻き込まれて一発でゲームオーバーとなってしまう。それだけならじっくりタイミングをはかればいいのだが,そこにGolden Paladinが矢を放ってくるからたまらない。
矢を気にして急げば歯車に巻き込まれ,歯車に注意すれば矢で射貫かれ……と,「ドラキュラが死ぬ」という珍しいはずのシーンを何度も見ることになってしまった。
なんとかたどり着いた頭頂部には,ゲートのようなものがあった。そのゲートは3か所でロックされており,そのロックはGolden Paladinの矢で破壊できるらしい。
つまり,ロックの上で矢を待ち,ギリギリで避ければいいというわけなのだが,ここで,ステージの冒頭で現れた騎士達が再登場して邪魔をする。騎士を倒そうとすればロックの近くにいられず,矢を引きつけようとすると騎士にやられるという具合に苦労したのだが,なんとか3つのロックを破壊できた。
ゲートが開くと,そこには青白く光る石のようなものがあった。どうやらこれがTitanの動力源のようだ。てっきり殴るなどして破壊するかと思っていたのだが,ガブリエルは口から大量の血を吐き出し,青い石にかけるという予想外の展開。石は光を失って,Titanは崩壊した。
バトルはVoid Swordのおかげもあって割と簡単に進められたのだが,アクションパートはなかなかのいやらしさ,という印象だ。単体ではシンプルな仕掛けがうまく組み合わされていて,「クリアできそうでできない」という感じが出ていると感じた。
気になるのは,ボス戦が体験できなかったことだ。高難度で知られるシリーズだけに,バトルがこんな簡単に進むはずはないと,個人的に思っているのだが……。
4GamerのE3 2013特設ページ
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