ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは本日(2013年4月18日),同社が2013年内に発売を予定しているPlayStation 3用ソフト「
BEYOND: Two Souls」の
公式サイトをオープンした。
本作は,「
HEAVY RAIN -心の軋むとき-」の開発スタッフが集結し,キャラクターモデルに
エレン・ペイジさんや
ウィレム・デフォー氏など,
豪華ハリウッド俳優陣を起用したアドベンチャーゲームだ。
プレイヤーは,エレン・ペイジさんの演じる主人公ジョディ・ホームズと,彼女だけがコンタクトできる霊体「エイデン」を操作して,彼女の8歳から24歳までの人生を追体験していくこととなる。彼女の16年間の人生の中での,さまざまな人との出会いや別れ,裏切りなどを,プレイヤーが自身のことのように感じられる,没入感の高さが特徴の作品だ。
そんなゲーム性を引き立てるのが,キャラクターモデルとなっているハリウッド俳優達だ。高品質のモーションキャプチャ技術により,顔の細かな表情までがグラフィックスとして再現される。主人公であるジョディ・ホームズだけでなく,ジョディと深く関わってくることとなるウィレム・デフォー氏演じるネイサン・ドーキンスの,彫りの深い豊かな表情に注目したい。
公式サイトでは,本作のストーリーや特徴,登場キャラクターなどの情報が公開されている。また,本作の開発を手掛けるQuantic Dreamの代表David Cage氏から,日本のファンに向けたメッセージも寄せられているので,合わせてチェックしておこう。
アカデミー賞主演女優賞ノミネート エレン・ペイジ主演
あの『HEAVY RAIN -心の軋むとき-』
スタッフが贈る最新作!!
PlayStation 3専用ソフトウェア『BEYOND: Two Souls』
オフィシャルサイト本日4月18日(木)14時オープン
PlayStation 3(PS3)で発売され、これまでにない独創性と革新性で世界中に衝撃を与えたゲーム『HEAVY RAIN -心の軋むとき-』(以下『HEAVY RAIN』)から3年――。その『HEAVY RAIN』を制作したQuantic Dream社の新作アドベンチャーゲーム『BEYOND: Two Souls』が、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントから今年発売されます(2013年)。
本作の登場キャラクターには『JUNO/ジュノ』(07年)でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたエレン・ペイジや名優ウィレム・デフォーなどの豪華ハリウッド俳優陣を起用。ハイレベルなパフォーマンスキャプチャー技術による細かな演技の再現、美麗なグラフィック、そして重厚なシナリオで、まるで自らが物語の中にいるような没入感を体験できる、全く新しいアドベンチャーゲームです。
ゲームファンだけでなく、映画ファンやミステリーファンなど、幅広い層が楽しめる内容になっています。
発売に先駆け、本日4月18日(木)14時『BEYOND: Two Souls』オフィシャルサイトをオープンいたしますことを、お知らせいたします。
『BEYOND: Two Souls』オフィシャルサイト
http://www.jp.playstation.com/scej/title/beyond/
ポイント(1)
さまざまな人生模様を追体験できる「感情のジェットコースター」
本作の主人公はエレン・ペイジ演じる「ジョディ・ホームズ」。その彼女の傍らには彼女だけがコンタクトできる霊体「エイデン」がいる。『BEYOND: Two Souls』は、プレイヤーがこの「ジョディ」と「エイデン」を操作して、彼女の8歳から24歳までの人生を追体験していくアドベンチャーゲームです。プレイヤーがジョディの幼少期や思春期、そして大人になってからの様々なシーンを追っていくことで経験するもの、それは、彼女の成長、様々な出会いや別れ、生と死、裏切り、そして愛・・・多くの感情にあふれたひとつの人生です。プレイヤーは「ジョディ」と「エイデン」を操作しながら、その彼女の波乱万丈な人-生を追体験することで、まさに「感情のジェットコースター」とも言える、豊かな感情の移り変わりを様々な表情とともに楽しむことができます。
ポイント(2)
ハリウッド俳優のリアルな演技を、最新技術で細部まで再現
また、本作の特徴は、なんと言っても細かい感情の動きや激しいアクションを伝える、キャラクターの「演技」です。主人公のジョディ・ホームズを演じたのは、『JUNO/ジュノ』(07年)でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたハリウッド若手実力派女優のエレン・ペイジ、そして『プラトーン』(86年)の名優ウィレム・デフォーが共演。
ゲームのキャラクターになって演技をするのは、二人にとって初めての経験です!
本作では、彼らの迫真の演技をハイレベルなパフォーマンスキャプチャー技術により、顔の細かな表情まで完全に再現。この技術により、ハリウッドの若手実力派女優エレン・ペイジの演技をトレースし、キャラクターの心の動きまでをも表現し、ゲームに圧倒的な没入感とリアリティを生み出しています。
「パフォーマンスキャプチャー」で演技をトレースする様子(右)と、実際のゲーム画面(左)
|
ポイント(3)
キャリア豊かな実力派ハリウッド俳優がキャラクターモデルに
●ジョディ・ホームズ役
エレン・ペイジ (Ellen Page)
1987年生まれ。幼い頃から演技に興味を持ち、ネプチューン・シアター・スクールに出席。『X-MEN ファイナル・ディシジョン』(2006)で注目を集め、『JUNO/ジュノ』(2007)で妊娠してしまった高校生役を演じアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、スター女優に。その後も『ローラーガールズ・ダイアリー』(2009)で主演を務めたほか、『インセプション』(2010)など話題作への出演が続いている。
●ネイサン・ドーキンス役
ウィレム・デフォー (Willem Dafoe)
1955年生まれ。前衛劇団“シアターX”に参加しNYやヨーロッパ各地を回り、その後はアングラ劇団で実力を付ける。『プラトーン』(1986)、『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』(2000)でアカデミー賞最優秀主演男優賞にノミネート。『スパイダーマン』(2002)といったメジャー作品だけでなく、あまりに衝撃的な内容で物議をかもした『アンチクライスト』(2009)など、その多彩な才能と強烈な存在感を活かして幅広い役柄で活躍を続けている。
幼少記のジョディ。様々な年齢のシーンをプレイしながらゲームは進んでいく |
ジョディを研究対象とするネイサン(ウィレム・デフォー)。研究施設に預けられたジョディと親子のような絆を深めていく |
髪を短く切ったジョディ。プレイするシーンによってその印象は大きく変わるはずだ |
追手を絞め殺す霊体・エイデン。相手に憑依して思いのままに操ることもできる |
霊体を操れる特殊な能力故に、CIAから追われることに |
公衆電話の受話器を手に涙を流すジョディ。流れた涙の感覚がプレイヤーの頬に残るはずだ |
◆Quantic Dream代表 David Cage氏から日本のファンに向けたメッセージ
日本は私にとって、とても特別な国です。初めてプレイしたゲームは日本のゲームでしたし、多くの日本のクリエイターの皆さんには、常に何か通じるものを感じています。彼らは西洋のクリエイターとは違う考え方を持ち、感情や情熱、独創性を表現しています。そしてアドレナリンを与えるだけでなく、もっと深い何かを伝えようとしています。
また『HEAVY RAIN -心の軋むとき-』が多くの日本人ゲーマーやクリエイターに支えてもらえたことに感謝しています。それ以上に本作を楽しんでもらえるとうれしいです。
David Cage