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高所恐怖症の人は身がすくむかも。iOS向け玉転がしアクション「Aerox」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホアプリ通信」第30回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
「Aerox」は,端末のジャイロセンサーを使うタイプのiOS向けアクションゲーム。空中に浮かんでいる,人工的な立体迷路が本作のコースとなっており,ゴールとなる光の柱のような場所を目指し,端末を前後左右に傾けてボールを転がしていくのだ。
「Aerox」ダウンロードページ
コース(レベル)は全部で30ステージ。序盤は簡単にクリアできると思うが,ステージを進めていくうちにどんどん難度が上昇する。足場が極細になったり,ボールをジャンプさせないといけなかったりするので,なかなか先へと進めなくなるかもしれない。
そんなときは,画面のタッチ操作で行える3つの機能を使うといい。画面左下のアイコンをホールドで「ブレーキ」,画面右下のアイコンをホールドで「視点の固定」,そして画面上をスワイプで「視点の移動」が行える。
なお,本作では,端末の傾きに合わせて,視点も動くようになっているので,視点の固定や視点の移動といった機能はかなり重要といえる。また,オプション設定から,傾きと視点の追従具合を調整できるので,プレイしやすい設定に変更してみるのがオススメだ。
ボールを転がしてゴールまで導くアクションゲームといえば,「マーブルマッドネス」や「スーパーモンキーボール」などが思い浮かぶ筆者だが,ゲームパッドなどで同ジャンルのゲームするよりも,ジャイロセンサーを利用する本作のほうが遊びやすいと感じた。
無駄な演出を排除し,無機質なグラフィックスとBGMを採用しているあたりも,本作のシンプルなゲーム性にはぴったり合っている気がする。単純だけどハマれる,そんなゲームだ。
「Aerox」ダウンロードページ
著者紹介:トリスター/慈空宇砂利
ゲームやアニメなどの書籍や解説書,そして広告制作などを行う編集プロダクション「トリスター」のライター。1プレイで完結するアーケードスタイルのゲームが好み。フィーチャーフォンからスマートフォンへ移行が進み,そういったタイトルが増えてきたことに喜んでいる。
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