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[Gamescom]「Army of Two: The Devil's Cartel」のプレイアブルデモをEAブースで体験。Overkillモードで,バディと共に敵を制圧しよう
奇妙なプロテクターを付けた,独特の風貌のキャラクターでお馴染みの「Army of Two」シリーズだが,最新作となる本作では,前作「アーミー オブ ツー:The 40th Day」(PlayStation 3 / Xbox 360)の開発元であるEA Montrealに加え,新たにVisceral Gamesがデベロッパとして加わっている。さらにグラフィックスエンジンにはEA DICEのFrostbite 2.0 Engineが使用され,見た目の雰囲気も一新されている。公式にアナウンスされているわけではないが,つまりシリーズとしては仕切り直しの作品ということになるわけだ。
ストーリーなどの詳細は明らかにされていないが,公開されているムービーによれば,たった2人の傭兵部隊T.W.O.(Trans World Operations)に所属する主人公が,メキシコの麻薬密売組織を殲滅するために活躍するようだ。
ただしプレイヤーが操作するのは,前作の主人公だったTyson RiosとElliot Salemではなく,この2人に見出された新新しい熱血コンビ。彼らが新たな主人公となるようで,筆者が今回体験したプレイアブルデモでも,AlphaとBravoというコードネームの2人組になっていた。
実際にプレイを開始してみると,まず目を引くのは,Frostbite 2.0 Engineによって進化したグラフィックスだ。「Battlefield 3」でお馴染みの同エンジンだが,本作においてもその威力はなかなかのもの。デモに登場した狭い工場のような建物には,細かいオブジェクトがぎっしり詰め込まれているのだが,金網からトタンに至るまでの細かいテクスチャが美しい。
また本作では,破壊表現においてFrostbite 2.0 Engineの本領が発揮されている。銃撃によって破壊されていくオブジェクトや,グレネードの被弾で木っ端微塵になる,敵の肉体のゴア表現なども見どころだろう。
ゲームプレイでは,例えば高い場所に登るために,バディと協力して引っ張りあげたりなど,カバーや協力プレイ(Co-op)が前作以上に重要視されている模様。途中で床が崩れ落ち,バディと離れ離れになることもあったが,役割分担して左右の敵を効率良く仕留めていくなど,Co-opならではの戦略が随所で求められる。
もちろん,バディをAIに任せ,一人でゲームを進めていくことも可能だが,オフラインでも画面分割による協力プレイが楽しめるし,もちろんオンラインモードも用意されている。マイク越しにコミュニケーションを取りながら進めていくのが,やはり楽しそうである。
さらに本作では,新たにOverkillというゲームモードが追加されている。これはヘッドショットなどを繰り返してゲージを溜めることで,いわゆるバレットタイムが発動できるようになる,というもの。敵の動きがスローモーションになるので狙いやすくなり,大勢の敵を前に,迫力のある“殺陣”を満喫することができるのだ。
デモのラストシーンでは,ビルの屋上から落ちかける筆者に,相方のプレイヤー(一緒にプレイすることになった知らない人)が手を差し伸べて,2人とも片手がふさがった状態で戦闘に突入。来襲したヘリコプターにピストルで応戦するという,なんとも映画みたいな展開に苦笑してしまったが,見事ヘリを墜落させた後は,思わず相方とハイタッチしてしまった。こうしたハリウッドばりのアクションが,本作の大きな魅力だろう。
「Army of Two: The Devil's Cartel」は,PlayStation 3とXbox 360に向け,2013年3月のリリースが予定されている。今後の続報にも,期待したいところだ。
「Army of Two」シリーズ公式サイト(英語)
- 関連タイトル:
Army of Two ザ・デビルズカーテル
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(C)2013 Electronic Arts Inc. EA, the EA logo and Army of TWO are trademarks of Electronic Arts Inc. All other trademarks are the property of their respective owners.
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