パッケージ
ドラゴンエイジ:インクイジション公式サイトへ
  • エレクトロニック・アーツ
  • BioWare
  • 発売日:2014/11/20
  • 価格:パッケージ版:7300円(税抜)
    Origin 通常版:6600円(税込)
    Origin デラックス エディション:7600円(税抜)
  • Amazonで買う
  • Yahoo!で買う
読者の評価
78
投稿数:10
レビューを投稿する
準備中
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
[PAX 2013]「Dragon Age: Inquisition」ではクナリ族もプレイアブルキャラに。同作初のライブデモがPAX Primeで公開
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2013/09/02 20:56

イベント

[PAX 2013]「Dragon Age: Inquisition」ではクナリ族もプレイアブルキャラに。同作初のライブデモがPAX Primeで公開

リードデザイナーのMike Laidlaw(マイク・レイドロウ)氏
画像集#003のサムネイル/[PAX 2013]「Dragon Age: Inquisition」ではクナリ族もプレイアブルキャラに。同作初のライブデモがPAX Primeで公開
 BioWareは,シアトルで開催中のゲームイベントPAX Primeにおいて,同社のファンタジーRPGシリーズ最新作「Dragon Age: Inquisition」初のライブデモを,40分にわたって公開した。まず壇上に上がったのは,エグゼクティブプロデューサーのMark Darrah(マーク・ダラ)氏と,リードデザイナーのMike Laidlaw(マイク・レイドロウ)氏の2人だ。

 レイドロウ氏によると,今回のデモはPAX Prime専用に用意したものであり,今後ほかのイベントなどで公開する予定はないそうだ。しかし,会場で撮影した写真やムービーは自由にしていいとのことなので,熱心なシリーズファンは,拡散された情報をあれこれチェックしてみるといいだろう。

画像集#005のサムネイル/[PAX 2013]「Dragon Age: Inquisition」ではクナリ族もプレイアブルキャラに。同作初のライブデモがPAX Primeで公開
画像集#006のサムネイル/[PAX 2013]「Dragon Age: Inquisition」ではクナリ族もプレイアブルキャラに。同作初のライブデモがPAX Primeで公開 画像集#007のサムネイル/[PAX 2013]「Dragon Age: Inquisition」ではクナリ族もプレイアブルキャラに。同作初のライブデモがPAX Primeで公開

「Dragon Age: Inquisition」公式サイト


エグゼクティブプロデューサーのMark Darrah(マーク・ダラ)氏
画像集#004のサムネイル/[PAX 2013]「Dragon Age: Inquisition」ではクナリ族もプレイアブルキャラに。同作初のライブデモがPAX Primeで公開
 実際のデモを始める前にダラ氏が説明したところによると,Dragon Age: Inquisitionでは,主人公となるプレイアブル種族が複数用意されるそうだ。しかもエルフやドワーフだけでなく,今回はクナリ族の主人公も作れることが発表された。クナリは,セダス大陸の北方に住む,強靭な体と山羊のような2本角を特徴とする種族だ。「Dragon Age: Origin」でパーティメンバーになった(角のない)ステンが,クナリ族の代表的なキャラクターと言えるだろう。

 ただ,今回のデモではクナリ族は使用されず,「Inquisitor」と名付けられたヒューマン/ウォーリアーを主人公に,シリーズではお馴染みのドワーフVarric(ローグ),ヒューマンのCassandra(ウォーリアー)に加えて,同じくヒューマンの新キャラVivienne(メイジ)というパーティ構成で冒険が行われた。
 デモプレイで選択されたミッションは,フェレルデン郊外にある城塞都市Crestwoodが,本作での敵勢力の1つだと思われるRed Templarに襲われているところからスタート。街の近くには地獄へと通じるRiftも開きつつあるような状態だ。

画像集#010のサムネイル/[PAX 2013]「Dragon Age: Inquisition」ではクナリ族もプレイアブルキャラに。同作初のライブデモがPAX Primeで公開

 従来作では,プレイヤーの選択によって,ゲームのストーリー展開が大きく変化していたが,BioWareによると,今回はさらにその傾向を強くしているという。デモプレイされたCrestwoodでのミッションも,都市を守るための反撃に協力するか,無視して通り過ぎるかはプレイヤーの自由。たとえ領主が死んでしまっても,プレイヤーが良しとするなら,そのままプレイし続けることができるのだという。

画像集#008のサムネイル/[PAX 2013]「Dragon Age: Inquisition」ではクナリ族もプレイアブルキャラに。同作初のライブデモがPAX Primeで公開
画像集#009のサムネイル/[PAX 2013]「Dragon Age: Inquisition」ではクナリ族もプレイアブルキャラに。同作初のライブデモがPAX Primeで公開
 とはいえ,CrestwoodをRed Templarの攻撃から守り抜くのがInquisitorというキャラクターの関心事とのことで,今回のデモでは反撃に加わる方向でプレイが進められた。道中,Crestwoodの兵士の一団がかなり疲れた様子で待機している場面に出くわし,傷付いた兵士だけを置き去りにするか,元気な兵士に負傷者を警護させ,自分達だけで戦うか,それとも皆で一緒に城に戻るか……という選択肢が会話ダイヤルとして提示されていた。

 ゲーム世界の広大さはもちろん,緻密さに関しても,本作は従来作から大きくパワーアップしているという。Red Templarが投石器を使って城を攻めている様子も,かなり遠くから確認することができた。Frsotbite 3エンジンが採用されているだけあり,オブジェクトの緻密さだけでなく,破壊表現にも磨きがかかっているようだ。
 プレイヤーキャラの足がぬかるみにハマってしまい,歩きづらそうに進んでいくような細かいアニメーション描写も見事だ。これは,「Battlefield 3」でも使用されていたANT Animation Technology(「FIFA 11」などのスポーツゲームで使用されているキャラクターアニメーション技術)で実現されているものだという。このロケーションには,Red Templarの輸送船が何艘もつながれていたが,レイドロウ氏は「あとあと退却させないため」に,火炎系の魔法を使って船を焼きまわっていた。ミッションでただ勝利するのではなく,退却の進路を断ち切って全滅させることにも,何らかの意味があるのだろうか。

フック付きの鎖で相手を引き寄せる新しいスキル
画像集#011のサムネイル/[PAX 2013]「Dragon Age: Inquisition」ではクナリ族もプレイアブルキャラに。同作初のライブデモがPAX Primeで公開
 その後,主人公パーティだけが迂回し,抜け道でもある洞窟を伝ってCrestwood内部への侵入を試みた。ここでは,鉤付きの鎖で遠くの敵を引き寄せ,右手の刀で両断するという派手な戦い方も確認できた。Red Templar Behemothという巨大なモンスターとのバトルでは,タンクとして攻撃を食い止めるCassandraにVivienneがハードスキンの魔法をかけ,Cassandraが防御力を下げるデバフをかけるというコンビプレイも紹介された。
 ちなみに,Dragon Age: Inquisitionにはヘルスの自動回復はなく,ヘルスポーションの残り本数を意識しつつ,なるべくダメージを受けないよう工夫する必要がある。かなりスリリングな冒険が楽しめそうだが,街などの拠点に戻れば,ヘルスは最大値まで回復するようだ。

 さて,次なるデモのロケーションは,Orlaisの西側にあるというThe Western Approach地域の,Death Drink Springsという高山砂漠地域だ。この一帯には第2次ブライトの際にグレイ・ウォーデンが築いたという要塞「Gryphon Wing Keep」があるのだが,今はDenatoriというカルト集団に占拠されてしまっているという。Death Drink Springsという,なんとも危なっかしい名称からも分かるだろうが,渓谷の中央には黄緑色のガスが溜まっている。その反対側で意味ありげに光を放つ洞窟は,サイドクエストか何かで利用できそうだが,このガスを何とか取り除かないと到達できそうにない。

画像集#012のサムネイル/[PAX 2013]「Dragon Age: Inquisition」ではクナリ族もプレイアブルキャラに。同作初のライブデモがPAX Primeで公開
本作では,パーティメンバーの装備や武器をプレイヤーが設定できる
画像集#013のサムネイル/[PAX 2013]「Dragon Age: Inquisition」ではクナリ族もプレイアブルキャラに。同作初のライブデモがPAX Primeで公開
正式名称は分からないものの,「Pause & Play」などと呼ばれる戦略的なコマンドが可能なゲームモードを,すべての対応プラットフォームで採用するという

 Gryphon Wing KeepにおけるDenatoriとの戦闘では,俯瞰視点での,より戦術的なバトルだ。前作ではPC版でフィーチャーされていたオプション機能で,プレイヤーはゲームを一時的に止めて,それぞれのキャラクターに攻撃や移動,魔法などの指示を出せる。ダラ氏によると,Dragon Age: Inquisitionでは,すべてのプラットフォームでこの機能を採用するという。

画像集#014のサムネイル/[PAX 2013]「Dragon Age: Inquisition」ではクナリ族もプレイアブルキャラに。同作初のライブデモがPAX Primeで公開
画像集#015のサムネイル/[PAX 2013]「Dragon Age: Inquisition」ではクナリ族もプレイアブルキャラに。同作初のライブデモがPAX Primeで公開
 Dragon Age: Inquisitionには,Gryphon Wing Keepのような要塞がさまざまな場所に存在し,それを取り返してInquisitorの支配地域にするというシステムが採用されている。本作では,制圧した要塞を,プレイヤーの好みに応じた施設に設定することができ,調略や商業,軍事などに特化させることで,それぞれのエージェントが暗躍してくれるのだという。
 また,レイドロウ氏によると,それぞれの要塞にはいくつかのミッションが用意されているそうだ。Gryphon Wing Keepでは,近隣にある「Steel Colossus」を再建したり,渓谷に溜まっているガスを蒸留してポーションを作ったりというミッションが用意されているという。

 デモの最後は,ガスが抜けたあとの渓谷を4人組が歩いているところに,(デモの開始時にちらっと見えた)ドラゴンが襲ってくるという場面で終わった。本作には相当数のドラゴンが登場するそうだが,各ドラゴンはアーティストによって異なる容姿をデザインされており,攻略法も異なるとのこと。

 今回紹介された情報だけを見ても,シリーズ最大規模の作品に仕上がりそうな「Dragon Age: Inquisition」。対応プラットフォームを含め,今後の情報公開にも注目したいところだ。

「Dragon Age: Inquisition」公式サイト

  • 関連タイトル:

    ドラゴンエイジ:インクイジション

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:12月18日〜12月19日