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「麦わらの一味VS.10万人の戦いを再現したかった」「ワンピース 海賊無双2」スペシャルトークショウレポート
前作「ワンピース 海賊無双」の発売直前にも同じ場所でトークショウが行われていたのだが,引き続いてプロデューサーを務めるコーエーテクモゲームスの鯉沼久史氏とバンダイナムコゲームスの中島光司氏は「前作の発売からあっという間だった」と制作の日々を振り返った。
前作も力が入ったゲームだったものの,「ワンピース」好きが揃った制作スタッフには,まだいろいろと実現したかったことがあったのだそうだ。
コンセプトは強さの体感,そして「麦わらの一味VS.10万人」の再現
海賊無双2は,前作の制作経験を踏まえたうえで,“原作の「魚人島」編のクライマックスである「麦わらの一味VS.10万人」の戦いを再現したい”というコンセプトのもとで制作されたという。
今回の参戦キャラクターたちは人気だけでなくアクションゲームとなったときの面白さも踏まえて選択が行われ,ルフィの祖父にあたるモンキー・D・ガープが拳骨や頭突きで大暴れするなど,ゲームとしての手触りや個性も重視したキャラクターが誕生したそうだ。
原作には“雷人間”のエネルや“マグマ人間”の赤犬など個性豊かなキャラクターらが登場するが,彼らをゲームに出すに当たっては「作り手の側も彼らが動くのを見たかった。いい意味でやりすぎた」と鯉沼氏が語るほどノリにノっての制作が行われたという。
なかでも,自然(ロギア)系悪魔の実の能力を再現することには力が入れられているそうで,エネルなどは思い入れのあまりか「一度,中島さんに怒られるくらいに思い切り強くしてみる」ことが制作コンセプトになるほどだったと鯉沼氏は制作現場を振り返った。
氏によれば,全キャラクターを出現させるだけで20〜30時間,さらに彼らを成長させる分まで含めれば100時間はプレイし続けることが可能だという。
このように,原作に登場するキャラクターの強さをプレイヤーが体感できることが,海賊無双2の見どころであると同時にゲームの醍醐味であると中島氏は語る。
実際に彼らをゲーム内で使ってみて,「そのときに感じた強さをイメージしたうえで原作やアニメを観れば,よりワンピースが好きになる」と,ゲームならではの観点をアピールしてイベントを締めくくった。
「ワンピース 海賊無双2」公式サイト
- 関連タイトル:
ワンピース 海賊無双2
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(c)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション(c)2013 NBGI
開発:コーエーテクモゲームス
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