イベント
[TGS 2014]PS4専用タイトル「The Order:1886」プレイレポート。“If”の科学力で戦う騎士団たちの斬新な戦いを体験しよう
SCEJAブースでは,日本語ローカライズ済みのバージョンをプレイすることができたので,その内容をお届けしてみたい。
例年どおり,SCEJAは試遊のためのチケットを配布している。対応ゲームのチケットをもらったうえで,所定の場所に並ぶ形式である |
The Order:1886の試遊コーナー。本作はCEROレーティング審査予定だが,プレイ対象は18歳以上となっている。入場には身分証の提示が必要だ |
試遊コーナーに入ると,まずは中央のスクリーンで,バックストーリーや基本操作を確認すべく,ビデオによるチュートリアルを受けることになる。
プレイヤーとなる主人公のガラハッド卿は「オーダー」と呼ばれるエリート騎士団の1人で,人類の天敵として古くから存在する「半獣」との戦いを続けている。人々を守るために組織されたオーダーだったが,産業革命がもたらした貧困が反乱を呼び,半獣から守るべき人々が,半獣と同様に敵として彼らに襲いかかってくるのである。
ゲームはプレイヤーキャラの後方の視点からプレイするTPSのスタイルで,左スティックで移動,右スティックでカメラ操作,[L2]ボタンで武器を構え,[R1]と[R2]で武器を使うという,比較的オーソドックスな操作系となっている。
[R2]ボタンで撃てるのは「サーマイト弾」という,ショットガンの弾のような散弾で,これ自体にはほとんどほとんど攻撃力がない。このサーマイト弾を撃ったあとに,[R1]ボタンで発射する「発火弾」を撃ち込むことで,散布したサーマイト弾を爆発させるのである(※撃ち出す順番を逆にしても同じ効果は得られた)。
2種類ある弾のコンビネーションで攻撃を行う前提なので,いわゆるグレネード系の爆発武器とはまた違った戦術も成り立ちそうな印象だ。
プレイしていてもう1つ注目すべきだと感じたのは,騎士団だけが使える特殊能力「ブラックサイト」だ。「ブラックウォーター」という特殊な液体を飲むことで騎士団たちに驚異的な力を与える効果は,[L1]ボタンで発動できるのだが,発動させると周囲の時間経過がゆっくりになり,敵を格段に狙いやすくなる。いわゆるバレットタイム機能というわけである。
体験版では,「負傷した仲間を助けている最中に敵がこちらを狙ってくる」というピンチにおいてブラックサイトを発動させると,比較的容易に切り抜けられるようになっていた。
E3 2014版と基本的に同じ体験版ということで,最後まで半獣と戦うシーンは体験できなかったのは残念だが,産業革命によって史実とは異なる科学が進んだ19世紀末という世界観は興味深く,前後のストーリーや,手にする装備の使い勝手などがとにかく気になってくる。
個人的にはもう少しいろいろと遊んでみたかったが,それは製品版まで我慢することにしよう。一般日に東京ゲームショウへ出かける予定がある人は,PS4でしかプレイすることのできない斬新なアクションを,ぜひ体験してみてほしい。
「The Order: 1866」公式Webページ
4Gamer「東京ゲームショウ2014」特設サイト
- 関連タイトル:
The Order:1886
- この記事のURL:
キーワード
(C)Sony Computer Entertainment America LLC. Created and developed by Ready At Dawn Studios LLC.
- The Order: 1886 (初回生産限定 コスチューム3種、武器2種、戦闘アイテム2種をダウンロードできるプロダクトコード 同梱)
- ビデオゲーム
- 発売日:2015/02/20
- 価格:¥4,122円(Amazon) / 3480円(Yahoo)