このゲームの読者の評価
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うつわの大小 65 - 投稿者:災厄狼(男性/40代)
- 投稿日:2017/09/19
- 良い点
- 3Dアクション レースゲームといった感じで独自性がある。
1人用のモードでは排気量ごとに難易度が分かれたグランプリに挑戦することができます。
1つのレース(キノコカップなどの名称)では4つのコースの総合ポイントで順位を競います。
8つのレースを排気量別に挑戦していくことになるので、ボリュームは多めに・・見えはする。50cc・100cc・150cc・ミラーコース・200ccがあります。
コース上にはアイテムボックスが置かれ、マシンが当たることでランダムでアイテムを入手。
遅いプレイヤーになるほど有利なアイテムがとれるので、初心者でも上位にくいこめるという仕様になっている。ここが一番の魅力かと。
アイテムの例としては、キノコが加速・あかこうら(カメの赤いこうら)が投げつけ攻撃&装備でガード・サンダーが自分以外の全員に攻撃という感じ。前後に投げ分けられるものも。数はだいたい20種類くらいあります。
アクションの部分はドリフトからの2種類のミニターボ・ジャンプ台&小さな起伏からのジャンプでボーナス加速・反重力エリア(壁などを走れる)でのぶつかりあいで加速、独自要素ではないがスタートダッシュ・スリップストリーム利用など、わりとかんたんな操作でプレイが可能。
コース上に置いてあるコインを取得することでマシン速度が上がるようになっている。ミスするとコインを減らされたり、敵に拾われてしまったり。これはとても良いアイデアだと思った。
過去作のコースも登場。マリオカート8仕様になっているので新鮮な気分でプレイできる・・気がする。
コースアウトからの復帰が早い。
裏ワザに近い大幅ショートカットはできなくなっている。
マリオカートTVというモードでは、自分の走り(ハイライトのこと)をYouTubeに投稿することができる。ただ最大60秒しか投稿できない&バックグラウンドで投稿できないと残念仕様。
インターネット対戦可能。オンラインマルチプレイのレースの他に風船わりも楽しめる。大会を開いたりもできます。
インターネットを使い、上手い人のゴースト(当たり判定なしの半透明キャラ。目標にできる)をダウンロード可能。
フレンド対戦時ロビーでボイスチャットができるらしい。
Wiiリモコン(+ヌンチャクorクラシックコントローラーも)、WiiU PROコントローラーが使用可能。Wiiハンドル使用可能。
- 悪い点
- 演出が強引。酔いを引き起こさないギリギリを狙っているのかも。見た目だけ新しくても意味はない気が。当然すぐに飽きもきます。任天堂さんのゲームが好きな人ほど、小手先の技術では騙せない気がします。
感情と衝動を分けて考えないと、過ちのもとに。プレイヤーはゲームから感情をもらっているのではなくて、自ら生み出しているということでもあるかなと。
チーターがいる。これも早く飽きる原因にもなる。
キャラが多い、カスタマイズ要素が多い。パラメーターが表示されない為、まったく長所・短所がわからない。
テレビ画面にコースが表示されない。Wii Uゲームパッドの+ボタンをレース中に押すことで以後も表示できるようになるが、説明なし。
スタートダッシュの機能があるが、これも説明なし。
ゲーム中に表示される文言も意味が伝わりにくいものがある。
とにかく、わかりにくさがあるなと。
バイクで走れる。これは違和感。
音楽関連はまぁまぁだと感じた。しかし、音量が小さすぎる。
この音量ですが、経験則として、ゲームバランスが悪いゲームにありがち。プレイヤーの視点が欠けているということかなと思います。
コースがアクションゲームとして面白くない。素人考えですが、アクションの面白さをしっかり創ってからレースゲームに反映させた方がよい気がする。
もう少しやってみたいって感じがしない。
ちなみに一番良いと感じたコースは、ワリオスノーマウンテン。周回コースではなく雪山を超スピードで滑降する一方通行のコース。かんたんで単純に見えますが、ギミックがよく考えられていて細かい小技も活かす事ができるコース。冬季オリンピックを思わせる仕様です。
爽快感があって、早く走るための工夫が思いつきやすい感じです。
DLCのコースでは、ベビィパークのぐちゃぐちゃ感とミュートシティのシュッとしたトコがいい感じ。
ミーバース投稿用のハンコ集めは私には苦痛だった。
1人モードではプレイヤーが不利に。理不尽さがある仕様。 - 総評
- 浅さが目立つ。マリオカートはもっと面白いゲームだと思ってました。面白いコースが少なく、再チャレンジしよう!と思えなかったです。個人差はあるんでしょうが、数日で飽きます。工夫して走りこめば早く走ることができるようにはなっていますが、何回も走るのが苦痛。
追加ダウンロードコンテンツが販売中。キャラとレースの組み合わせ800円が2種類。2種セットは1200円。キャラは多すぎるくらいなので要らなかったが、1種類にレースが2つ(8コース)入っていたのでセット価格に関してはだけは妥当かなと。ただ商品としてはアリだけど、差も生まれるし、本当は無い方が気持ちいいとは思います。私は気軽にセットを買っちゃったんですけど、もやもやしてます・・。
アミーボへの対応は、Miiキャラ(自分のアカウントキャラ。ドライバーにできる)のコスチューム。
あとは・・まぁまぁ、そこそこの作品になってしまっているなと感じました。次のマリオカート9あたりは任天堂さんの作品として期待したいです。
- プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 4 3 3 5 -
バトル以外は最高のマリカー 85 - 投稿者:ウェッセン(男性/30代)
- 投稿日:2015/03/12
- 良い点
- ・素晴らしいBGM
・懐かしいステージ
・バージョンアップにてアイテム表示とコース表示ができるようになった
・ネットワーク対戦が快適
・DLCなしでも十分なコースの多さ、そしてDLCでコースが増える事 - 悪い点
- ・風船バトルがなぜかレース上を使ったバトル
- 総評
- アイテムの出方、コース、マシン、全体的に素晴らしいのですが風船バトルだけは残念な仕様でした。
まぁそれはさておき、曲が素晴らしい、ステージによっては状態によって音楽が変化するのも楽しさの一つ。
ネットワークは快適だけど、たまにラグが発生して謎の攻撃を受けるがそれを差し引いても十分な快適さだと思う。
昔はレース中にモニタにコース表示ができなかったみたいですが今はコース表示のONOFFができるようになりました。正直最初から欲しかったですがまぁ実装されてよかったです。
- プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 4 4 -
マリオカートはスーファミ以来ですが 85 - 投稿者:asas1016(男性/40代)
- 投稿日:2014/09/05
- 良い点
- グラフィックが格段に綺麗
ゲームのテンポが早い
サクサクレースが進む
インターネット対戦がおもしろい
ぼっちでも毎日熱く遊べる
マップがなくても
コースの見通しがいいので
言うほど困らない - 悪い点
- 対戦時においては
マップ表示があった方が盛り上がるかもしれない
風船バトルは以前の方が良かった - 総評
- いやはや、マリオカートをなめていた。
スーファミ以来
ぼっちプレイヤーなので
対戦の熱いゲームは避けていたが
インターネット対戦がおもしろいです。
負けてくやしいというより
上位に入れたら単純に嬉しいと思う世界が
本物のレーサーになったようで嬉しい(笑)
さらに
コースを知り尽くして
インターネット対戦に挑みたくなる
だからといって上位に入れるかというと敵の
アイテム使用で撃沈するところがまたおもしろい
個人的にはマップ表示については
テレビ画面に無くても気にならない。
むしろ対戦時には
敵の様子がわからない分
リアルなドキドキ感がある - プレイ時間
- 60〜100時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 5 5 5 -
wi-Fiはいいのだが… 80 - 投稿者:カービィLv.99(男性/20代)
- 投稿日:2014/07/14
- 良い点
- □HDなので当然ですが、グラフィックがとてもキレイ。特に、草が立体的で、地面に緑色の紙を貼り付けただけのような過去作とは全く違う。昔なんて、ブロックも平面の絵なんだったから。また、コースの作りが非常に細かい。マリオカートスタジアムやキノピオハーバーなんて、暇なときにタイムアタックで細かいとこまでに見たいくらいだ。
□グランプリでコンピューターが地味に強い。弱いよりも面白い。
□7ではなかった国内戦が復活。国内戦だと何か緊張感が減る。
□プレイ人数が12人に戻された。
□一人プレイでカスタムルールを設定したモードを出来る。
□wi-fiがかなり快適になった。過去作では待ち時間が非常に多かったが、今回はロードやコース投票のシーンがすんなりとしている。また、グループを抜けるか促すシーンがカットされ、コース投票のシーンに加えられた。そして、私が見たところでは回線落ちやチートも無い。
- 悪い点
- □風船バトルが壊滅的。専用ステージでの戦いだった過去作とは違い、レースと同じコースである。しかも、全32コースのうちの8コースのみ。コースなので、攻撃が絶えなかった過去作とは違い、敵を探さないといけない。もはや、戦いではなく鬼ごっこである。
□キャラクターを選ぶ画面で処理の遅れがある。
□ハイライトをリメイク出来るが、コンピューターが勝手に編集してしまう。長さや優先イベント等を変えられるが、それでも思った通りにならないことも多い。自分で全て編集出来たらなぁ。
□ハイライトを6個しか保存できない。
□Wiiにあった記録表のようなものが復活しなかった。一定数コインを集めたらもらえるゴールドカイトがあと何枚でもらえるかがわからないうえ、ジャンプアクションの回数などが残らない。
□☆を取るのが容易になった。過去作ではコースアウト等でも評価が変動したが、今作では順位のみ☆に関わる。だが、人によってはいい点とも取れるだろう。
□レートが7仕様に近い。変動が少ないのは7と同じだが、レート最大が99999から9999に下がっているため、最大まであげるのは7より容易。だが、そうするくらいならレートアップ量を増やしつつ最大を99999にすることで、レート幅を増やす方が良かったのではないか。
□アイテムが出る順位の幅が広くなり、順位ではなく1位との距離によって出るアイテムが変わるようになった。その為、1位とビリの距離が小さい上級者グループでは後ろの方のプレイヤーが追い上げしにくくなった。
□皆さん言っていますが、マップをテレビに表示してほしかった。
□個人的には一番の不満。グランプリで出る☆マークが、名前の横等に付かない。苦労して取った☆☆☆はなんだったのか。でも、今作では☆☆☆を取るのが簡単なので、付いていてもあまり強さをアピールするには至らないかな? - 総評
- いい点が少ないが、その点が大きめなので評価はいい。嬉しかったのはwi-fiで、Wiiと7で一進一退だったところがまとめてやって来た。しかし、風船バトルや☆など、なんかもやもやするところも多く、上級者ややりこむ人にとってはちょっと微妙だと思う人も多いかもしれない。風船バトルは更新データの配信をしてほしいくらいなので、次作まで楽しみに待っていよう。
- プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 3 4 4 -
やや"ガチ寄り"になったマリオカート 95 - 投稿者:まるとび(男性/30代)
- 投稿日:2014/06/26
- 良い点
- ■7で不満だったタイムアタックがWii仕様に戻る
■細部まで作りこまれたステージやサウンド
■全体的なアイテム(特にトゲゾー)の弱体化 - 悪い点
- ■やはりモニタにもマップ、所持アイテムを表示して欲しい
■レートが7仕様でしばらくやったらやっただけ増える
更に上下幅が非常に狭い
■モニタとゲームパッドで2人が全画面でできるようにすべき - 総評
- 前提として自分は格闘ゲームやMOBA等の対人ゲームを好んでプレイしており
ガチ寄りな意見なのでエンジョイ勢の方々とは意見が違うかもしれません。
ゲームでも人に勝つために努力するという方向けになります。
自分はWii,7とタイムアタックでWRを狙っていたプレイヤーなので
8で仕様が戻ったのは非常に嬉しかったしモチベが上がりました。
ゲームの仕様としてトゲゾーの出現率が激減し、威力も弱体化されました。
64からありますが正直このアイテムはなんのために存在してるか理解できず
この調整は大賛成です。
その影響でちゃんと走ればちゃんと1位になりやすいゲームになりました。
もちろんマリオカートなので運だけで負ける事もありますが
その確率が下がり、ちゃんとベストを尽くしたかどうかを振り返る事ができます。
アイテムテーブルは今まで順位依存でしたが今回は1位との距離依存になります。
個人的にはトゲゾーさえ無くすか弱くしてくれるなら順位依存で良かったのですが
ここは賛否両論あるんじゃないでしょうか。
10位でキノコ1つなんて事もザラにあり自分の腕が重要です。
オンラインの仕様で気になるのがレートです。
非常に上がるのが遅く、なおかつ7と同じでやるほどレートが上がっていきます。
そのせい?で初心者の方々とマッチングする事も多く独走するレースが多発します。
任天堂からしたらあまりうまくない方のための配慮かもしれませんが
しっかり上下するほうがモチベに繋がる・・・なんてのはガチ勢の思考かもしれませんが結果的に同じくらいの実力の人とマッチングするほうが皆楽しいんじゃないでしょうか。
モニタにマップ、所持アイテムが表示されずその代替案として
「WiiUゲームパッドにマップを表示させモニタの近くに置き自身は別のコントローラーを使う」という方法は取れるものの所持していない人には投資が必要です。
自分は元々Wiiのクラシックコントローラーを所持していたのでいいですが・・・。
また折角WiiUゲームパッドに画面が表示できるのにも関わらず
モニタとパッドで2人プレイができません。
他社が作っている「ゼルダ無双」はできると聞いているのでファーストタイトルができないのは正直体たらくなのではないでしょうか。
どうしても気になる所を書きがちですが素晴らしい作品なのは間違いない。
「マリオカート8をプレイするためにWiiUを購入すべき」とまで言えます。
皆で集まって遊べる方も自分みたいに1人で遊ぶ方も楽しめますし
練習すればそれだけ勝ちやすくしっかり競技性のあるゲームになっています。
それを望まない人もいるかもしれませんが・・・。
4gamerの読者層を考えるとこっちのほうがいいかもしれませんね(笑) - プレイ時間
- 60〜100時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 5 4 -
外見はとても完成度が高いが・・・ 80 - 投稿者:エネメア(男性/20代)
- 投稿日:2014/06/13
- 良い点
- グラフィック質が大幅にアップ。
テンションの上がる力の入ったBGM。
多種多彩なマシンパーツ。
オンラインのマッチング。
パーティーゲームとしてはとても優秀。 - 悪い点
- 個人のプレイした感想だが、オフラインプレイのCPUがファイナルラップに突然アイテムの引きが「それずるいよー」ってなるような感じになる。
おかげでファイナルラップはデスコン炸裂しまくりって感じ。
一位独走系の人でも割りとつまったりする。
よって、運要素が半端ないゲームと認識してます。
オンラインはまぁ普通って感じですがそれでもデスコン率は健在。
ガチ勢はシングルプレイでちょっとイラつくかもしれません。 - 総評
- 全体的には完成度は良く、マリオカートをしている感じですが
それでもおしいところで理不尽な感じになって
変にガチ思考を持つとかなりコケるような作品となっています。
やるならパーティーゲームとしてやるのをオススメします。
ただ任天堂ゲームとしての存在感は変わらずコミュニティーサービスも割りと良い出来です。
買って損はないと思います。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 3 4 3 -
いいゲームなのだが、もう一味足りない 60 - 投稿者:QuickReview(男性/40代)
- 投稿日:2014/06/09
- 良い点
- ・ひさびさのWiiUのソフト
いろいろあるけども、まずはこれでしょう。
実質ドラゴンクエストX専用機になっていたWiiUでようやく魅力的なソフトが用意されたということが一番よかったことではないでしょうか。
・ステージの美しさは素晴らしい。
平面的になりがちなレースゲームでかなりの箇所で立体感を感じられる。
コースが周回ごとに可変する場所もあり、覚えるのも大変だが面白さもある。
・極力不要なものを排除した作り
ボタンにしても画面にしてもシンプル。
スタートして、どのレースをやるか選んで即ゲーム開始。
レース開始後も画面上にはほとんど情報が表示されず、コース全体を見せたいという思いは伝わってくる。
(ただこれはその反対の不便さもあるのだが)
・オンライン対戦の快適さ
オープンになっている大会などに参加すると、かなりの確率でヨーロッパや南米などネットワーク的に遠い地域の人と一緒になることがあるが、不自然な動きは感じられない。
これはかなり驚きました。
・操作が簡単
基本的に必要なボタンがLアイテム、Rジャンプ、Aアクセル、Bブレーキの4つに加えアナログスティック、他の操作はなくてもなんとかなる。
また他のレースゲームだとドリフトはかなり微妙な操作が必要だったりするのだが、「Rボタン押して曲がるだけ」これでだれでもできてしまう。
かなりの低年齢でもプレイができるようになっている。 - 悪い点
- ・コースは美しいのだがショートカットやギミックが少ない
綺麗でよく作りこまれているコースだが、分岐はあれどもショートカットが少なく、マップの装飾止まりのギミックばかりで、リスクを冒せばリードを伸ばせるといったレースに関わる仕掛けが非常に少ない。
・キャラやパーツの種類はあるけども・・・
軽量級や重量級のキャラのように決まっており、同じ系統のキャラならステータスも同じで差が全くなく、もうすこし細かなゆらぎがあってもいいのではないか。
また、パーツにしても性能が全く同じで見た目が違うというものが何種もあり、これなら単純にカラーリングさせてくれた方がうれしかった。
最終的には重量級のキャラが一番早い為、みんな重量級に流れてしまう。これではせっかくのキャラクターのバリエーションが台無しで面白みがない。軽量級キャラでも速度を出せたり重さを与えるような意外なカスタマイズがあってもよかったのではないか。
・説明不足
ダウンロード版を買ったのだが、ゲームを始めても操作方法のチュートリアルがなく、操作方法もゲームが始まって「あれ?どうするんだ?」とポーズを押すと初めて操作方法が見られる。しかし、そこにはゲームに必須なテクニックであるドリフトの方法などの説明が全くなく電子説明書を見る必要がある。
その電子説明書はゲーム内から起動するボタンがなく、Wii本体側のメニューを表示しないと起動ボタンが無い。
さらにその説明書にも書いてないことが多く、例えばカートやバイクのパラメータの説明はさすがに無いと分からないですよ。「すべりやすさ」って何?(ドリフトのしやすさ・・?)(ゲージが多いほうが滑るの・・?少ないほうが滑るの・・?)と結局ネットで調べたら「悪路での走行のしやすさ」だそうである。「すべりやすさ」でこれを連想しろというのはちょっと無理というものである。
・下位グループ同士で潰し合う悲惨な状況が多い
アイテムによって逆転可能という運の要素がマリオカートの最大の特徴であり、また順位が下ほど強力なアイテムが出ることになっているのはずなのだが・・・
下位グループで妨害系アイテムが出すぎて、下位同士で足の引っ張り合い、逆に上位グループはアイテムが出ないため、ただのレースゲームというバカバカしい状況が多々発生する。
下位グループには順位を押し上げる強化アイテムをもっと出し、中位グループには妨害アイテムをというようなバランス調整が必要だと感じた。
・オプションがない
これはどういうことかというとコントローラのカスタマイズや画面レイアウトの調整が一切できない。共通の環境を維持することによって、友達の家などへ行っても同様にプレイできるということを考えているのかもしれない。
しかし、WiiUパッドにマップなどの様々な情報表示が固定になっているため、WiiUパッド以外のWiiリモコンやそれに接続するコントローラなどでのプレイ時には「画面」「WiiUパッド」「コントローラ」の3つを把握しながらのプレイということになりこれはちょっとつらい。
・画面レイアウトや画面遷移の非統一感
レースが終わると「ハイライト」「次のゲーム」というように並んでいるのだが、ハイライトを見たいと思うような状況ってよほど上手なプレイができた時だと思うし、へたくそなプレイをしたときは見たいと思わないでしょう。
だからハイライトはそうそう使わない機能のはず、しかし任天堂のゲームゆえに親切心からそうしているのだと思えなくもない・・・。
しかし、「ゲームをやめる」などを選択したときは、「いいえ」ではなく「はい」にデフォルトカーソルがあったりするのです。
「親切にしたい」のか「迅速にゲームを進めさせたい」のかバラバラで意図がまるで分りません。
・ハンドル操作時のWiiUパッドの傾きセンサーがこのゲーム向きではない
アナログスティックの操作のほかに、専用のハンドルもしくはWiiUパッドの傾きによってハンドル操作が行える。
このWiiUパッドのハンドル操作をやってみたところかなり難ありで・・・まず傾きのニュートラル位置が設定できない為に直線で微妙に曲がっていく、また傾き感度が設定できない為これも曲がり具合が思うようにいかないことが多く、ドリフト時Rボタンと同時に傾けてもドリフトと判定されないことが何度かあって、要するに専用のハンドルでやったほうが無難です。
・風船バトルの意味は?
風船バトルはCPUの攻撃がやさしすぎて、ただのドライブになっている。
普通のレースゲームの時はもっと激しく攻撃してきただろ、どうしたんだよお前たち。 - 総評
- コースや操作体系などレースゲーム全体は綺麗にまとまっているように感じられるのに、いろんなところに不親切な部分や不満点が残っている。
だが、そういう点があったとしても、ネット対戦で友達や見ず知らずの人たちと対戦することは非常に面白い。
WiiUパッドをどうしても絡ませたがるのは他社ハードにはないWiiUパッドの利便性のアピールなのか、販売促進のためなのかは分からないですが、そうでないならいつもの任天堂のように悪いところは改善してもらいたいものです。
ドンキーコングなんかも出演しているし、次回からはスマブラのように任天堂キャラを出すレースゲームにしてもいいのではないでしょうか。 - プレイ時間
- 60〜100時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 2 2 -
全体としては完成度が高いのに細かな不満が多い 75 - 投稿者:栗きんとん大統領(男性/30代)
- 投稿日:2014/06/05
- 良い点
- ・マリオカートである。マリカらしさは健在。
・グラフィック凄いです。PS3のゲームより凄い。正直期待してなかったけど期待以上。
・落下時にジュゲムがつり上げするときに画面切り替えしなくなってテンポが良くなった。
・Wiiのコントローラを使いまわせるのでWii所持者なら友人との対戦のためにコントローラを買い増さなくて良い。
・最初からマシンをフルカスタマイズできる。しかも結構差が出るのでカスタマイズしがいがある。
・壁に張り付いて走行できるのがすごい迫力。これを利用したすごいショートカットがどんどん出てくるでしょう。
・CPUカートが結構速い。
・賛否別れるところだが、強力なアイテムが出にくくなっているよう。方向性としては正しい。(ただし運要素がさらに高まっているともいえる)
・インターネット対戦は人も多くて対戦に困らない。多少不安定なのはご愛嬌。
・現時点ではインターネット対戦でもチートプレイヤーは見当たらない(笑)
・キャラの表情がすごく豊富。首を向けて他のカートをしっかり見るのがすごく印象的。 - 悪い点
- ・アイテムのトゲゾーがリストラされなかった。レースを台無しにするこのアイテムは速くリストラして欲しい。
・さんざん言われているがテレビ画面にマップが表示されない。一言で言って多人数対戦が盛り上がらない。
・表彰式がなくなっている。トロフィー演出もあっさりしていて(トロフィーのグラフィックだけやたら大きいけど)寂しい。
・コイン集めるのめんどくさい。今更復活しなくても。
・グライダーでの滑空は突然発生して戸惑うし空中でのコントロールに限界があるしミスると不利な位置に落ちるしただの初見殺しとしか感じない。
・各レース後にタイムが出ない。は? これレースゲームですよね? さすがに何考えてるのか理解できない。
・分割画面で4人対戦するとフレームレートがすごく下がる。操作感が変わるほどの影響がある。
・分割画面で4人対戦するとゲームパッドの画面も分割。小さすぎてまるで見えない。
・アイテムストックができなくなっている。だから強力アイテムの確立が下がっているのだろうが、結果的にはアイテムの重要度が薄れており、マリオカートとしてのアイデンティティを壊す方向の調整に思えてならない。
・ゲームキューブコントローラには非対応
・タブコン初体験ですがやはりでかくて重すぎです。vitaくらいのサイズのものがほしい。
・ハイライト動画をネットで共有できるが、コンピュータがデタラメに編集したハイライトなんて見るだけ無駄。レースを最初から最後まで全部見せてくれ。
・コクッパとかベビーピーチとかどうでもいいキャラばかり多い。ピンクゴールドピーチって誰の趣味なのかまるで理解できない。
・風船バトルが完全に終わっている。ずっと相手を探してやっと見つけたら正面から撃ち合うだけ。こんなんならモードとして最初から存在してない方がマシ。 - 総評
- 一番の問題点はガチバトル方向なのかファミリー層向けのわいわいレースなのかよくわからない調整がされてることですね。
しっかり運転しないとどうしようもないガチな方向でコース設計されており、ドライビングテクニックは重視されていますが、
一方でマップが見えないためアイテムの処理は運要素強めで、立体構造や滑空や反重力による初見殺しの要素が多く、結果として駆け引きがすごい大味で、でもまれに出るアイテムによる安直な逆転要素はかなり強く、しかし下位からの巻き返しはとても無理という、
ドライビングテクニックが抜群でも勝てるとは限らないが、ドライビングテクニックが下手なら絶対に負けるという、
初心者も上級者もどちらも苦しませるような調整になっちゃってます。
ガチバトル方向で調整して一通り完成した後で、岩田社長あたりからファミリー4人プレイをもっと重視しろと厳命されていろいろ調整し直した結果どっちつかずになったみたいな印象。 - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 4 4 -
良い点も悪い点もたくさん挙げられるタイトル。 85 - 投稿者:ひものて(男性/30代)
- 投稿日:2014/06/03
- 良い点
- ・今までのようにアイテムをおしりにセットしたまま、ほかのアイテムをストックできなくなった。
・Wiiや7で最悪だったゴール前のトゲゾーを本作ではガードできる手段ができた。
・保持コインが10枚なら実質ハズレアイテムとなるコインがアイテムで出現するようになった。
・HD対応のため画質自体がくっきり向上するのは当然。しかし、細かい部分を作りこみ表現するのはHD画質とは直接関係しないため素直に評価できる点。
・マリオ3Dワールドやファミコンリミックスシリーズにあったスタンプ機能が本作でもあり、Miiverseで気軽に表現して投稿できる。
・64レインボーロードのワンワンが手前から突っ込んでくる方式から飛び跳ねて邪魔する方式に変わったので避けやすく突然のクラッシュにも見舞われないため走りやすい。
・後続に追いつかれさえしなければ、CPUによる激しい甲羅攻撃に見舞われることが少なくなった。
・崖に落ちたときジュゲムに釣られるが、フェードアウト&インの画面切り替えがなくなり画面切り替えなく復帰する方式になった。
・トリプルバナナが3連つながりではなくトリプル甲羅と同様にキャラの周囲を回転するようになったため、直接体当たりで確実に相手をスピンさせやすい。
・分かれ道が結構あり、状況に応じて使い分けできる。
・個人差はあるだろうけど、反重力エリアと通常エリアで視点がふわ〜っとではなくカチッと変わるので3Dに酔いづらくなっている印象。(マリオギャラクシーのカチカチ切り替えの酔わないカメラに似ている)
・自分が調べた限りではマリカーWiiにあったバイクのウィリー(最高速度限界突破)が、本作ではできなくなっているみたい。(ロケットスタート成功時の自動ウィリー演出は除く。)本作でウィリーができないことが事実であれば、Wiiでプレイしてみてウィリーでのハンドル操作は難しかったため、ウィリーのできない人は絶対にランキング上位には行けず、トリッキーなハンドルかつ、最高速度限界突破ができるメリットのあるバイクには、何の機能もなくただ走るだけという印象のカートでは敵わないというマリカーWiiでの現実がなくなったことにもなるので、いろいろな人が自分の好きな乗り物を自由に選択して楽しめるようになったと思う。
・右スティックつきのコントローラでプレイする場合、スティックの上下でアクセルとブレーキの強さをアナログ的に調節できる。(グランツーリスモのような感じ。しかしあまり繊細な操作は期待できない。というか個人的にはスティックの傾き具合でアクセルやブレーキの強さが変わっている感じがわからなかったので、もしかすると単なるアクセルやブレーキのオンオフのみ?といった印象が強い。)
・これは、たくさんの人が気軽に楽しめるという点では良いかもしれないが、素直には良いというべきではないと感じる点。グランプリの最終結果でプレイのうまさを表す☆が表示されるが、☆☆☆が今までのシリーズに比べて簡単に取れてしまうということ。GBAは激ムズ、前作でもおいそれとは取れなかったというように、単にオール1位で走っていてもダメだったことがある。しかし、本作ではおそらく単にオール1位さえ取っていれば☆☆☆がもらえる気がした。
・本作でも前車の後ろにくっつき続けるとスリップストリームが発生するが、本作のCPUはスリップストリームをかなり狙ってくる。普段は何気なく走っていることも多いが、ひとたびスリップストリームの体勢に入ると自車の後ろに赤甲羅並みにぴったりくっついてきてかなり怖い。スリップストリームの踏み台にされて追い越されるのを嫌ってハンドルを切ってかわしてもぴったりくっついてくる。余裕がある人は、なんだか後ろにくっつかれているような気がすると思ったらXボタンで後ろを見てみると、実際にCPUが自車のスレスレ真後ろに居た場合、そのしつこさによる怖さがわかる。
このように、CPUはなんとしてでもスリップストリームを狙ってくるため、追いつきを許してしまうとスリップストリームによる追越しを受けるか、緑甲羅などでの猛攻を受けるかしてクラッシュ中に涼しい顔で追い越されてしまうという場面が多い。逆に追いつかれさえしなければそれほど脅威ではないことばかりなので、うまくプレイできる実力があれば運抜きで簡単に1位でグランプリをクリアできる。
・グランプリで上級の排気量をクリアすると上級をクリアできるなら下級でもクリアできるだろう的に、下級の排気量でもトロフィーと星を獲得したことになる飛び級制。(たとえば150ccのキノコカップをクリアすると、50ccと100ccのキノコカップでもトロフィーと星を獲得したことになる)そのため攻略がスピーディー。当然、逆では適用されない。 - 悪い点
- ・細かい点だがマシン選択時、スペック(スピード・かそく・おもさ等)を見たいときは、いちいち+ボタンを押さなければいけない。
・レース終了時、ハイライト(リプレイ)をみるがデフォルトカーソルのため、若干テンポが悪い。
・ライバルの保有アイテムやコースマップがゲームパッドにしか表示されない。特にゲームパッドでのみプレイする場合、実際はそれらを見ることができないと考えてもらってよい。
・通常コースでの風船バトルは好みが分かれる。
・起動時のロードがかなり長く、コース開始時などその後のロードもちょっと長い。DL版かつ、WiiU本体メモリへのインストールでの体感による評価。(しかし、DKトロピカルに比べれば比べ物にならないほどマシ)
・Wiiからのゴール前のトゲゾーや落下の危険がある場面で狙ったように来るサンダーの酷さは緩和されたが、CPUによる緑甲羅の攻撃がキツイ。もたもた走っていてCPU後続追いつかれてしまうとすかさずアタックしてくるため、2連発食らうことがある。さらに悪質な例では1位を走っていてトゲゾーを食らい、復帰間際に赤甲羅を食らい、さらに復帰間際に緑甲羅を食らうこともある。50ccでも普通に起こるため、初心者だと嫌になることも。
・周回ごとにコースに変化が起こる場面をもっと増やしてほしかった。
・どうせ画質の類を作りこむなら、質感も表現してほしいところ。相変わらずマリオの帽子だろうと岩だろうと関係なくツルツルピカピカした表現。さすがに光が反射するとおかしい木の板などはツルツル質感にはしていないけど。(ドーナツへいや3)
・ギミックのあるコースが重視され、ストイックに腕を競い合えるサーキットタイプのコースが減った。
・反重力は初見コースを走った時には驚きがあるが、2回目以降、感動がなくなる。
・バグ?調整不足?正常(反重力エリア内での特性)?どれにあてはまるのか不明だが、赤甲羅に狙われて追っかけられているときに甲羅が当たらないことがさらに多くなった。特に反重力エリア内および甲羅に追いかけられたまま反重力エリアと通常エリア間をまたいだ場合に起こりやすいようで、具体的には甲羅に追われているときに画面下部に現れる赤甲羅警告マークが消えたり再度現れたりという現象が繰り返し起こるので、甲羅が対象を見失っているように感じた。最終的には完全に見失い、当たらないことも多い。主に上位を走ることになりそうな上級者にはうれしい機能かも。一方、アイテム頼みでゲームがあまり上手くなく、長時間後続となる人たちには不満がありそうなシステム。エレクトロドリームなどキツイ連続カーブに何度も左右にハンドルを振らされ、反重力を多用しているコースで起こりやすい?
・二人対戦で片方がゲームパッドでプレイする場合でも、テレビ/ゲームパッドともに画面が必ず二分割される。ゲームパッドとテレビのプレイヤーで自分だけの画面を大きく表示するようにすれば快適だったはず。ワイドテレビ主流になったとはいえ、やはり分割画面というのは見づらい。
・ゲームパッド以外のコントローラで一人プレイする際、ゲームパッドにクラクションボタンを映されても無意味。マリオカート8には使っているコントローラの種類を認識するシステムが備わっているので、ゲームパッドを使わない場合はデフォルトでコースマップ画面の表示になればよいのにと感じる。しかし、一度コースマップ表示にしてしまえば、マリオカート8のソフトを終了するまで次回以降プレイする際もコースマップ画面がはじめから表示されるので特段わずらわしいというほどでもない。
・本作のレインボーロード(64ではないほうの)に面白みがない。
・新マシンスタンダードATVに特筆すべき特徴がないこと。マシンに滑りにくさというパラメータがあるが、それほど体感できない。以前あった、ドリフトのし過ぎでスピンする要素なども本作にはない。マシンの見た目は力が強そうだが、オフロードに出てしまうとカートやバイク同様、やはりガクンとスピードが落ちる。
・Wiiリモコンでプレイする際、十字キーでハンドルを切るように設定(傾きセンサーオフ)すると背面のBボタンではジャンプできなくなる。この場合、2ボタンでアクセルを踏んでいる状態でのみ同時に1ボタンを押すとジャンプする。これがかなり操作しづらい。(Wiiハンドルが無い場合にリモコン横もちでBボタンを押すのも苦痛だが。だからWii版では可能だったものの本作では完全廃止された?)
リモコンでプレイしたい人はWiiハンドルの使用がいうまでもなくおすすめ。リモコン単体だと操作だけで非常にストレス。 - 総評
- さまざまなレビューで批判や残念だという意見多数ですが、アイテムをセットしたままほかのアイテムをストックできなくなったことについて。
人間同士の対戦ならこのルールはありだと思う。
うまい人になるとバナナXバナナの二重ガード多用で、後続が赤甲羅で攻撃しても2回は効かなくなってしまうわけですから。
また、主に1位を走行中、アイテムでコインが手に入るようになったことも良いと思う。
うまい人の場合、今までだと1位でアイテムボックスエリア通過時に頻繁に出るバナナや緑甲羅でガッチリガードを多用しますが、うまい人は常にコイン10枚で走るだろうからコインという実質ハズレのアイテムがあることによって次のアイテムボックスエリアまでの間で隙ができて後続にも攻撃のチャンスが出る。
もっとこれについて突っ込んで書くと、1位がバナナや甲羅をおしりにセットすると後続の攻撃のチャンスは半減しますが、こうして走っているとアイテムセット・ストック同時使用不可の新ルールにより、後続からトゲゾーで攻撃される危険性もある。(ご存知のとおり甲羅やバナナではトゲゾーはガードできないため。)
それとは逆にバナナや緑甲羅を捨て続けて非常にまれにしか出ない超音波アイテムを手に入れることを重視し、突然やってくるトゲゾーにも備えるとするなら隙が大きくなり、攻撃される危険が高くなる。
そのため、トゲゾーを覚悟でバナナや緑甲羅を常にセットしてガッチリガードし、後続のアイテムとしてよく出る赤甲羅をガードすることを重視するか、超音波アイテムが出るまでほかのアイテムを捨て続けるかを選択する必要があり、1位に与えるギャンブル性や取捨選択の迫り・プレッシャーが高くてよい。
これらの方式によって、1位と後続の有利・不利のバランスがある程度取れていると感じます。
細かい部分ですがコース外に落下したときの復活がすばやいのでゲームテンポが良いことも良い部分。今までどおりコース外に落下するとジュゲムに釣られますが、今までのように画面が暗転して再開するのではなく、画面切り替えなくコースに復帰するので位置などもつかみやすい。(感覚的にはドボン、パッと釣られ、その後1秒程度でジュゲムがコースに連れて行ってくれるといった感じに復帰します。)
画質もHD画質であることを評価に入れなくとも作りこみのよさで好感が持てる。色の濃さがスマブラみたいに若干色が抑えられており、シブく、実写寄りの印象。ただ、なんでもかんでも相変わらずツルツル質感なのはマイナス。せっかくマリカー史上最高に作りこんだのに、スマブラみたいに質感までこだわらなかったのは残念。
あと、有料でもいいので、もっと反重力を活かしたコースをたくさん配信してほしい。反重力の表現は初見こそ感動したものの、2回目以降はそうでもないんですよね。現実のレーサーみたいにストイックに同じコースを何度も走ってタイムを縮めることをよしとする人もいれば、自分のように新しいコースにどんどんチャレンジしたい人もいると思うので。
全体的に反重力を活かしきっていて超すごいと感じられるコースって見当たらない。
本作のレインボーロードすらも単にコースを反重力で視点がやや斜めの状態で延々と走るだけ。マリカー64のスタート直後にいきなり来るレインボーロードの高低差のすごさにも驚いたし、Wiiでの常に落下の危険が付きまとってヒヤヒヤするダイナミックなレインボーロードにも驚きを感じていた。
それらと比べると本作のレインボーロードってどうにもフツー。見どころもないし、かなり構成がおとなしいです。
レインボーロードって、もっとほかのコースとギミックからしてぜんぜん違うというものだった気がする。アクションのマリオで言えば、ほかコースとクッパ城みたいなイメージ。
反重力というテーマをガンガン使い、驚きや見た目重視でむちゃくちゃなコース構成にしてもよかったのではないかと感じる。
問題になっている3D酔い現象を防止するために、ダイナミックな表現ってもう難しいのでしょうかね。どうにも任天堂内でそうした内容の制作が禁止されているような感じを受けます。
新マシンのスタンダードATVは、もっと今までのマシンとぜんぜん違うという特徴にしてもよかったのではないかと感じる。見た目的に力が強いイメージなので、オフロードをゲームバランスを崩さない程度でガンガン走って行ける(たとえば短時間のオフロード進入ならスピードがあまり落ちない)などの要素があっても楽しかったのではないかと思う。 - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 4 3 2 -
安定した面白さ 85 - 投稿者:メロンパン(男性/40代)
- 投稿日:2014/06/05
- 良い点
- ・手軽にプレイできる
コースレイアウトが短いのが多い&コースアウトしても復帰が早くなったおかげで、1レースが非常に短く感じる。その分、手軽にプレイできる
・ワイワイ楽しめるネットプレイ
みんなでプレイすればより一層面白いマリオカートシリーズ。ネットに接続すれば1人でもワイワイできるのがいい。プレイ方法もこまかく設定できる。中には、こんな遊び方もあるのかといった縛りプレイなども見受けられ面白い。気がつけば、かなりな時間が経過している事もしばしば
・世界中のうまいプレイヤーの走り方をゴーストとしてダウンロードできる
もっとうまく走りたい!という人には、手本となるゴーストをダウンロードできる。自分の走りとどう違うのか、とことん追求できる
・画面が奇麗でなめらか
なので、色々な事を目視しやすい - 悪い点
- ・初心者にはどうか、、、
今作は、走りを重視した作りが見受けられる。良いアイテムも控えめで、最下位からアイテム使って大逆転!というような初心者にありがちなドラマは生まれにくい
・パッド画面の利用が、、、
パッドにコースなどが表示されるが、見る余裕がない。特に自分はコントローラーでプレイしているので、目線の移動が激しくとても見る事が出来ない。オプションでテレビ画面に表示などの設定がほしかった
・フーセンバトルの箱庭ステージが、、、
フーセンバトルの専用ステージであった箱庭が今作はなくなって、今までと同じステージになってしまった。結構この箱庭ステージでの戦いが好きだったので残念
・軽量級キャラの利点が、、、
アイテムがでにくいのもあって、スタート直後に重量級に抜かれてしまうと最高速の低い軽量級はきつい。また混戦では軽いので弾かれてしまう。もうちょっと利点を感じられる何かがほしかった - 総評
- 今作は、上級者向けなマリオカートという感じがする。走りこんでいる人に初心者が勝つという事は今まで以上に難しいと思う。
なんで勝てないのか?という上を目指す要素として、うまい人の走りを見る事ができるので、それにはまる事ができれば、かなり面白いシリーズになるのではないか?と思う
また、昔みたいにワイワイやりたい、という人はダイナミックモードの選択という手段もあるので、そこまで悪い点ではないかな?
ただしネットに接続しないのであれば、面白さが半減してしまう。ぜひネットに接続してプレイしてほしい - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 5 4
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